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令和4年度 第5回深川市民公開講座が開催されました。(10月8日) | 拓殖大学北海道短期大学

令和4年度 第5回深川市民公開講座が開催されました。(10月8日)

令和4年度 深川市民公開講座

 新型コロナ感染症対策(三密、換気、マスク着用)を十分に取りながら、開催されました。
深川市民公開講座は今年で9回目、一昨年前から会場を拓殖大学北海道短期大学に移して開催されています。この日は事前に参加予約をされた12名の深川市民の方が参加されました。
 最初に、深川市教育委員会生涯学習スポーツ課社会教育係小川朋栄主査から、コロナ感染症予防対策へのお願い、開催の経緯等を含めたご挨拶がありました。
 第5回目は本学保育学科の山田英吉教授による「中・北空知の野外彫刻(入門編)」と題し、野外彫刻の目的やその特徴を学びながら、中・北空知で見ることができる野外彫刻に触れる講座でした。また、立体造形「羊のオブジェ」の製作に挑戦しました。
 山田教授自身の若い時代の、ペンキでいたずらされた野外彫刻を修復する過程における制作者の、「野外彫刻は作者の手を離れると、その作品自体の運命による」との言葉。設置場所の環境や気象・季節、地域等にまかせるしかない。作者の思いに触れ、野外彫刻への関心が高まったとか。
 野外彫刻の歴史、彫刻の制作方法、素材に関する基礎的な講義のあと、深川市、沼田町、北竜町、秩父別町、妹背町、滝川市、砂川市、赤平市、芦別市、新十津川町の野外彫刻について、素材、制作年度、作者、作品の背景など、参加者も一緒に歴史や彫刻に込められた様々な思いを考える時間となりました。時折、それぞれの彫刻の現在の様子に触れながら、腐食や野鳥、設置場所への思いなど、野外彫刻への複雑な感情も語られていました。
 終わりは、羊の台紙に毛糸を巻く「羊のオブジェ」づくり。彫刻制作の「モデリング」。手軽でありながら、毛糸の色や種類、巻き方などで、多様な羊ができありました。

深川市教育委員会小川朋栄主査による開会挨拶
講義に熱が入る山田教授
造形制作をする参加者の様子
様々な完成品
 

 今年度の深川市民公開講座全5回を無事終了することができました。
 コロナ感染症対策にご協力いただきながらの開催でしたが、多くの市民の皆さまにご参加いただきありがとうございました。
 次年度(令和5年度)の開催する予定です。詳細が決まりましたら、本学ホームページでもお知らせいたします。


深川市ホームページ→ 深川市民公開講座のお知らせ

 

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