農学ビジネス学科 環境農学コース
食は、命の基本です。そして北海道は日本の食の要です。だからこそ、北海道の農業を知り、ここで実践力を身につけることは、日本の未来づくりにつながると思いませんか。先を見据えて さあ、ここから一歩を。
学びの特色
キャンパス内で農業を「実践」
水稲や畑作物、野菜、花卉を栽培する農場や温室を完備しているので、現場に即した知識や技術を、実習により体系的に学ぶことができます。また、土壌や作物の成分を測定する実験室なども充実しており、データに基づく最新の営農技術を身につけることができます。
新しい時代の「農業」「食」「環境」が見えてくる
TPP問題など農業にもグローバル化の波が押し寄せる中、生産現場から付加価値を生み出す取り組みや、農産加工、法人経営等についても学ぶことで農業の新しい姿を感じることができます。将来が展望できることで次のステップアを想定しやすくなります。
一人ひとりの希望に応える進路サポート
家業(農家)の継承、農業機械メーカーや農協など農業に関連した企業への就職など、さまざまな進路希望を応えるよう、一人ひとりの個性や希望に沿った指導を実践。4年制大学への編入希望にも応えられる万全のサポート体制が整っています。
授業ピックアップ
生産から経営まで「農業」を多角的に切り取るカリキュラム
100種を越える作物の栽培管理を実体験
100種以上の作物を実験圃場で栽培し、データを取ることで作物の生育を頭と体で学びながら農業の基礎を習得。土壌診断や病害虫防除法を含めた生産現場での実践力を磨きます。
各種現場見学や研修が充実
2年次には農家・農業法人やファームレストラン、ホームセンターなどで15日間の現場研修を実施。ほかに農業関連施設の見学も充実しており、栽培から市場、加工までの流れを体感することで将来の仕事を広く視る力を養います。
経営感覚を磨く実践的なカリキュラム
生産だけでなく、加工やグリーンツーリズムなど「農業」「食」「環境」に関わる多彩なカリキュラムを用意。農業の世界観を広げてもらうことで進路の幅も広がり、時代への対応力も身につきます。
科目名:農業基礎実験・実習
作物ごとに、種まきから栽培管理、収穫・出荷調整まで体験するほか農業機械についても基礎を学びます。また、作物の計測方法やデータの取り方なども身につけます。
科目名:土壌作物診断実習
土の養分蓄積を把握するための各種分析方法を実験を通じて学ぶほか、作物の栄養状態を判断するための基礎も学び、作物に適量の養分を供給する技術を習得します。
科目名:花卉実習
切り花や鉢花、花壇苗の栽培をはじめ、品質評価から出荷に至るまでの管理の基礎を学ぶほか、生産農家や卸市場等の見物も行い、生産から消費までの流れを理解します。
環境農学コースの全科目一覧
区分 | 科目名 |
---|---|
基礎科目(必修) |
文章表現法、環境科学、哲学、農業基礎科学、作物栽培概論 |
基礎科目(選択) |
日本国憲法、法学、生涯スポーツ演習、総合英語1、英語コミュニケーション1、総合英語2、英語コミュニケーション2、総合英語3、英語コミュニケーション3、総合英語4、英語コミュニケーション4 |
専門科目(必修) |
クリーン農業論、農業基礎実験・実習、農業研修、地域振興論、国際農業論、コンピュータ概論、キャリアスキル、1年ゼミナール、2年ゼミナール |
専門科目(選択) |
水稲生産学、畑作物生産学、野菜生産学、花卉生産学、水稲実習、畑作実習、野菜実習、花卉実習、施設園芸学、土壌管理学、土壌作物診断実習、病害虫管理学、病害虫総合管理実習、農業機械学、農業機械研修、農産物利用学、農産加工実験、生物工学概論、植物資源学概論、植物資源応用実習、作物栄養生理学、食農社会論、グリーン・ツーリズム論、食品・農産物流通論、農業経営概論、キャリア技能1(玉掛け技能)、キャリア技能2(小型クレーン)、キャリア技能3(フォークリフト)、キャリア技能4(車両系建設機)、キャリア技能5(食品衛生責任者)、キャリア技能6(ガス溶接技能)、キャリア技能7(アーク溶接特別教育)、社会統計学、初級簿記、海外研修、卒論演習 |