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令和4年度 第4回深川市民公開講座が開催されました。(9月17日) | 拓殖大学北海道短期大学

令和4年度 第4回深川市民公開講座が開催されました。(9月17日)

令和4年度 深川市民公開講座

 新型コロナ感染症対策(三密、換気、マスク着用)を十分に取りながら、開催されました。
 深川市民公開講座は今年で9回目、一昨年前から会場を拓殖大学北海道短期大学に移して開催されています。この日は事前に参加予約をされた15名の深川市民の方が参加されました。

 最初に、深川市教育委員会生涯学習スポーツ課社会教育係小川朋栄主査から、コロナ感染症予防対策へのお願い、開催の経緯等を含めたご挨拶がありました。
 第4回目は本学農学ビジネス学科地域振興ビジネスコースの我妻公裕教授による「簿記入門 ビジネス活動における『売上高』とは・・持続可能な社会と企業と生活を考える」と題し、「売上高」の意味と「利益」の算出方法に触れながら、帳簿に記帳する簿記の本質的な役割と大学生が簿記・会計学を学ぶ意味に触れながら、これからの経済活動・消費生活について考える講座でした。
 「簿記」における具体的取引例題による仕訳や記帳等には触れずに、「入門」という位置づけであったため、商いの歴史、簿記の歴史、法規との関係、コーヒーの販売単価をもとに、「利益」の意味と求め方、収益と費用の内容、会社規模と収益や売上の関係、コーヒーの販売単価を例に「利益」を計上する要素。消費生活者としての役割、労働の対価は企業の費用、受け取った給料は企業の売上。
 終わりは、1年生や2年生が実際に学ぶ内容も紹介され、経営、経済の学術的視野からみる会計学の役割、ビジネス活動・ビジネス社会を担う将来の担い手に求められる能力であること、会計基準の国際化など、グローバル社会における簿記の役割にも触れられました。
 複雑、高度化するビジネス活動における簿記会計の役割と学ぶ意味、持続のための利益を求める企業の視点など、簿記の役割を多様な視点から考える時間となりました。

深川市教育委員会小川朋栄主査による開会挨拶
熱心に聞き入る参加者の皆さん
講義に熱が入る我妻教授

次回は10月8日(土)、保育学科 山田 英吉 教授による「中・北空知の野外彫刻(入門編)」です。奮ってのご参加をお待ちしています。

<第5回 深川市民公開講座>

○日時:令和4年10月8日(土曜日)10:00~11:30
○会場:拓殖大学北海道短期大学 101教室
○演題:「中・北空知の野外彫刻(入門編)」
○講師:拓殖大学北海道短期大学 保育学科 教授 山田 英吉(やまだ えいきち)

深川市ホームページ→ 深川市民公開講座のお知らせ

深川市民公開講座チラシ(PDF:723KB)

 

公式Instagram:takushoku.hc.ac.jp

公式Twitter:@Takushoku_hc