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令和4年度 第2回深川市民公開講座が開催されました。(7月9日) | 拓殖大学北海道短期大学

令和4年度 第2回深川市民公開講座が開催されました。(7月9日)

令和4年度 深川市民公開講座

 新型コロナ感染症対策(三密、換気、マスク着用)を十分に取りながら、開催されました。深川市民公開講座は今年で9回目、一昨年前から会場を拓殖大学北海道短期大学に移して開催されています。この日は事前に参加予約をされた10名の深川市民の方が参加されました。
 
最初に、深川市教育委員会生涯学習スポーツ課社会教育係小川朋栄主査から、コロナ感染症予防対策へのお願い、開催の経緯等を含めたご挨拶がありました。
 
第2回目は本学農学ビジネス学科環境農学コースの二木浩志教授による「北海道の農業と農業高校の取り組み」と題し、北海道農業の現状と課題、就農者養成を担う農業高校の役割や現状に関する講座でした。
 曾祖父が北海道に移住・開墾した歴史を紐解きながら、北海道の農業全体の近代化への経緯と取り組みについて、「畑作・稲作・酪農」の3つの柱が、北海道を150年で「食糧基地」、「食の王国」としたヨーロッパ型(循環型)農業を展開できた理由(農家、政府、農業試験場、農業協同組合の連携)。北海道農政部(令和4年(2022年)3月)発表の「北海道農業・農村の現状と課題」をもとに説明され、北海道農業の課題も明らかになりました。
 後半は、高校教員、管理職として地域、生徒と関わりについて。「ものづくり」の楽しさから自己肯定感を高める取り組み。農業は地域に長年定着している産業であり、生徒が元気でなければ地域も活性化できないことから、幌加内高校での「全国高校生そば打ち選手権大会:通称そば打ち甲子園」開催や段位検定、帯広農業高校での「銀の匙」や「なつぞら」秘話などもあり、後継者育成に資されてきた経験をもとに、現在の職への思いも語られました。
 会場からは、農政部の資料に関する質問や、今後の活動に期待する声も寄せられました。

深川市教育委員会小川朋栄主査による開会挨拶
熱心に聞き入る参加者の皆さん
講義に熱が入る二木教授

次回は8月6日(土)保育学科 穴水 ゆかり 准教授による「子どもはどのように『発達』していくのか -胎児期から思春期まで-」です。奮ってのご参加をお待ちしています。

<第3回 深川市民公開講座>

○日時:令和4年8月6日(土曜日)10:00~11:30
○会場:拓殖大学北海道短期大学 101教室
○演題:「子どもはどのように『発達』していくのか -胎児期から思春期まで-」
○講師:拓殖大学北海道短期大学 保育学科 准教授 穴水 ゆかり(あなみず ゆかり)

深川市ホームページ→ 深川市民公開講座のお知らせ

深川市民公開講座チラシ(PDF:723KB)

 

公式Instagram:takushoku.hc.ac.jp

公式Twitter:@Takushoku_hc