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令和2年度 第3回深川市民公開講座が本学で開催されました。(10月10日) | 拓殖大学北海道短期大学

令和2年度 第3回深川市民公開講座が本学で開催されました。(10月10日)

令和2年度 深川市民公開講座

 9月19日の第1回講座、10月3日の第2回目の講座に続き本年度最後の第3回講座が開催されました。本学農学ビジネス学科地域振興ビジネスコースの畠田英夫教授による「経済学あれこれ2〜拓大の授業から」で、約15名の市民の方々が参加されました。
 最初に、市民の方にお忙しい中講演に来ていただきありがとうございました。経済学は選択の科学とも言われており「機会費用」がなるべく小さい講演となるように努めたい、と挨拶されました。
 その後3部構成で「1 経済学とのつきあい方 その後」、「2 「経済学」の洗礼」、「3 有効需要で経済全体が見える」についてご講演されました。
 1では、前回の講演「「経済学あれこれ」で取り扱った内容後の、主に21世紀の経済学の動向をご紹介され、行動経済学やデータ分析といった新しい経済学の概要を易しく説明されました。
 2では、初めて経済学を学ぶ学生に対しての教授方法の工夫を説明されました。グーグルアースを使い、畠田先生の生い立ちから、本学の教壇に立たれるまでの経緯、趣味や学生との地域活動について触れられました。
 3では、有効需要の原理の考え方が、経済全体を読み解く基本的な視点となることを説明されました。有効需要の各項目を左右する経済主体の判断と選択を読み解くことが、経済を理解する肝になることを説明され、地域活性化の観点としてどのように反映させるかを学生と共に考えている、と締めくくられました。
 あっという間に時間は過ぎました。参加された市民の皆様ご苦労様でした。
令和元年度の深川市民公開講座は今回で終了ですが、明年度もコロナ対策を立てて開催を目指します。

畠田先生のご挨拶で始まる
21世紀の経済学は・・
経済学の大きな流れについて
ケインズのよう鴻儒用の原理で全てがわかる