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第1回深川市民公開講座が開催されました。(5月13日) | 拓殖大学北海道短期大学

第1回深川市民公開講座が開催されました。(5月13日)

<平成29年度 第1回深川市民公開講座で本学の齋藤隆教授が講演を行いました>

平成29年5月月13日(土)10:00から深川市中央公民館で平成29年度第1回公開講座が開講しました。本学の齋藤隆教授が講演を行い、40名の市民の方が参加されました。演題は「自然科学の法則を身近な実験で体感してみよう!」でした。女性の参加者が多く目立ちました。
 最初に齋藤先生から自己紹介と応援スタッフの紹介がありました。応援スタッフは東京にある拓殖大学国際学部の農業総合コースの学生5名で、現在拓殖大学北海道短期大学で農業の勉強中の学生です。
 様々な自然現象を体験し、その恩恵にあずかっていることやいかに身近に科学があるかを体験していきました。

 最初に「光の分野」では、光のスペクトラムについて光の3原色を蛍光灯とフイルムで虹色を再現しました。「音の分野」では、バーナーで暖めた鉄管から自然に音が鳴る熱サイホン現象を確認し、気柱共鳴を知りました。「大気圧の分野」ではペットボトルの外側を加圧するとゆっくりと沈み出す浮沈子、大きさの違う注射器の圧力の違いについて、アルキメデスの原理とパスカルの原理の応用を体験しました。「電磁気の分野」では、ラジカセのイヤホンの音を束ねた導線による相互誘導の原理で音を聞いたり、電池無しで100個のLEDで作製したメッセージボードを点灯させました。
 その後、参加者が6班に分かれ「クリップモーターを作ってみよう!」に挑戦しました。うまく出来たグループや個人の方、うまくいかない方など学生の応援で多くの参加者が成功しました。
 最後に、「力学分野」では空き缶めがけゴルフボールを打ち出し、必ず当たるモンキーハンティングの実演と実際に人が乗って運動の法則を体感できるホバークラフトに参加者も搭乗し、慣性の法則や作用反作用の法則を実感しておられました。
 あっという間の90分でした。あまりにも多くの科学の原理がいかに身近に応用されているかを体験、実感した90分となりました。

ご参加いただいた市民の方々ありがとうございました。

次回は7月29日(土)岩谷豊教授による「魅力いっぱいの『北海道農業』をもっと知りましょう」です。奮ってのご参加をお待ちしています。

【画像】深川市企画係から開講のご挨拶
深川市企画係から開講のご挨拶
【画像】補助スタッフ紹介。国際学部生も近況気味です。
補助スタッフ紹介。国際学部生も緊張気味です。
【画像】光の分野について齋藤先生の説明
光の分野について齋藤先生の説明
【画像】熱の分野の鉄管の気柱共鳴実験
熱の分野の鉄管の気柱共鳴実験
【画像】クリップモーター作りに悪戦苦闘。できた!
クリップモーター作りに悪戦苦闘。できた!

 

<第2回 深川市民公開講座>

○日時:平成29年7月29日(土曜日)10:00~11:30
○会場:深川市中央公民館
○演題:「魅力いっぱいの『北海道農業』をもっと知りましょう
○講師:拓殖大学北海道短期大学 農学ビジネス学科 教授 岩谷 豊

  ●深川市ホームページ→ 深川市民公開講座のお知らせ
  ●深川市民公開講座→ PDFファイルポスター(PDF835KB)