第4回深川市民公開講座が開催されました。(11月18日)
<平成29年度 第4回深川市民公開講座で本学の山田克已先生が講演されました。>
11月18日(土)10:00から深川市中央公民館で第4回深川市民公開講座が開催されました。講師は拓殖大学北海道短期大学保育学科の山田克已教授で「遊び心は子ども心」と題して、忙しい中集まっていただいた21名の市民を前に講演されました。
最初に自己紹介を兼ねて歓迎の歌から始まりました。
まずは「子どもの気持ちになってみよう」と言うことで、左右の手のひらを使って、別々の動作を行う遊びを行いました。次にキャッチというこれも同時に2つのことを行うゲームです。受講生は同時に2つのことを行うことの難しさを体験しました。3歳児の子どもは同時に2つのことは出来ない。3歳児になったつもりで子どもに接することが必要と話されました。
「学習」には経験を通じて講堂に持続的な変化を生ずることで、「知った」ことと「学習」は異なることや、模倣力があるかないか、社会性の結びつきが大きいと相手を受け入れられる。また、子どもの頃の食べ物の好き嫌いが人付き合いにも関係するなど優しく説明されました。
子どもの指導で大切なことは?「ほめること」?「しかること」?いいえ「気づかせること」で本人自らが行動を行えるようにしていくことが大切だと述べられました。
「何でもカルタ」を参加者全員で行いました。これは文字や数に関心を持たせたり楽しさを味わいながら学ぶことが出来る手法です。実際に数100枚のカルタがなくなるまで全員で楽しみました。
あっという間に1時間30分が経過し、参加者の市民の方は脳の活性化を実感したのではないでしょうか?お忙しい中集積いただいた市民の皆様ありがとうございました。
次回は年を越した平成30年2月3日(土)に保育学科の保坂和貴准教授による『「シンリガク」と「心理学」~心でっかちな現代社会~』と題して行われます。
<第5回 深川市民公開講座>
○日時:平成30年2月3日(土曜日)10:00~11:30
○会場:深川市中央公民館
○演題:「「シンリガク」と「心理学」~心でっかちな現代社会~」
○講師:拓殖大学北海道短期大学 保育学科 准教授 保坂 和貴
●深川市ホームページ→ 深川市民公開講座のお知らせ
●深川市民公開講座→ ポスター(PDF726KB)