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令和3年度 第6回地域振興特別講座を開催しました。(10月28日) | 拓殖大学北海道短期大学

令和3年度 第6回地域振興特別講座を開催しました。(10月28日)

地域振興特別講座「地域と産業」

令和3年度 第6回地域振興特別講座を開催しました。

講 師:拓殖大学北海道短期大学 客員講師  岡田 康誌 氏
   (深川市 経済・地域振興部地域振興課地域振興係主査)
講演題:『深川市の地域振興に向けた取組について』

 令和3年10月28日(木)に本学101教室において、第6回地域振興特別講座を開催しました。
 講師の岡田康誌氏より深川市の「特産品:シードル」と「ふるさと納税」について、また、同行された同課主事の浅山彰彦氏より「中心市街地活性化事業:街ぶら」についての講話がありました。
 「中心市街地活性化」の目的と意味、役割と、変遷では「行政が主導、商店街が参加ではなく、行政も商店街も同じ熱量で連携すること」、「昨年と同じで良い時代ではなく、“今年は?“と、市民には新しいワクワク感が必要」、「かかわる人すべてが、自分が行動して変えた。この街のために動きたい」という思いが前提になければ、「活性化」はありえないと、次々に話される熱量に、圧倒されました。
 また、深川産リンゴのみでつくられる「シードル」の歴史では、1950(昭和25)年の429戸から2017(平成29)年の13戸に減少した生産農家、その生産農家を第6次産業化(深川市で生産から販売まで)で支援する目的で製品化した「ふかがわシードル」の取り組み、生産量の維持施策、ふるさと納税の仕組みや返礼品の課題など、深川市の取り組みを通して「地域振興」の難しさだけでなく、取り組みの大切さも知ることができました。また、深川市への思いも強くなり、学生からはアイデアの声もあがりました。