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令和3年度 第5回地域振興特別講座を開催しました。(10月14日) | 拓殖大学北海道短期大学

令和3年度 第5回地域振興特別講座を開催しました。(10月14日)

地域振興特別講座「地域と産業」

令和3年度 第5回地域振興特別講座を開催しました。

講 師:拓殖大学北海道短期大学 客員教授 廣野 勝利 氏
   (ヒロノ株式会社 代表取締役)
講演題:地域と産業『未来を創りましょう』

 令和3年10月14日(木)に本学101教室において、第5回地域振興特別講座を開催しました。
 講師の廣野勝利氏より、『未来を創りましょう』と題して、本学が深川に開校した歴史を冒頭に、日常大切にしている事などをご経験をもとに力強く、お話し頂きました。
 大工職人を辞めスキー製造で起業した父親からの教え。そしてヒロノグループ(9社、26事業所)が形成させた経緯と事業拡大の中で大事にしてきた「人と会う・・人を好きに、大切にする」「過去の歩みを検証する・・10年、20年後を見据えた歩き方」「地域を大切にする・・迎える側の期待像」の3つのことがら。これらが、冬の「スキー」から夏の「野球」や様々なスポーツ用品販売。「買う」から「借りる」。「見る」から「体験的観光(農業)」。「スイミングプールや宿泊施設と食事」。「スポーツ体験や研修事業」までに広がり続ける事業の根幹。人と地域の声に応える信念と行動力。「やる気」を「できる」に。今も先を見続けることを止めない姿に圧倒されました。
 「商いをやり続けると、儲けが少ないと雑になる。苦情で耳が痛くなる。」ではなく「ありがたさ」への喜び、「顧客の確かな目」に感謝する気持ちが大事。「大企業は安心」は「頼ろうとする自分」がいる。「社会や経営の変化のスピード」と「社員の対応力・伸び幅」とに差がある企業は失敗する。「やる気」、「努力」の言動には支援。「小さいこと」を甘く見ず、語りかける。丁寧には応えが返る。「人」「検証」「地域」の3つを大事にすることで、次の目標へと大きくなる。事業も、夢も同じ。「出来ると信じる」。「頼るのではなく、自らの行動。人とのつながり・・・」。最後は学生といっしょに「出来る 出来る 必ず出来る」と力強く唱和しました。