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第5回地域振興特別講座を開催しました。(令和元年9月19日) | 拓殖大学北海道短期大学

第5回地域振興特別講座を開催しました。(令和元年9月19日)

地域振興特別講座「地域と産業」

令和元年度 第5回地域振興特別講座を開催しました。

講 師:拓殖大学商学部 准教授 松橋 崇史 氏
講演題:『スタジアムを核としたプロスポーツビジネスの新展開』

令和元年9月19日(木)に、本年度第5回地域振興特別講座が開催されました。講師の松橋崇史氏は、慶應義塾大学総合政策部を卒業し、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究課・メディア研究科博士課程単位取得、東京工科大学メディア学部助教を経て、2016年より拓殖大学商学部で勤務しています。その他、一般社団法人スポーツによる地方創生推進会議代表理事を務め、現在は、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局の協力を得て、ホストタウン自治体の調査を行っています。
本講では、プロスポーツビジネスのビジネスモデル、球界の危機を契機としたイノベーション、都市の価値を高めるスタジアムについて分かりやすく説明していただきました。松橋氏の講演の概要は次のとおりです。
「プロクラブの従来のビジネスモデル」では、入場料収入(チケット収入)、スポンサー収入、マーチャンダイジング収入(グッズ販売料)、放映権料収入、親会社を持つ場合の赤字補填について、プロ野球球団を例示しながら具体的に説明をされました。また、「都市の価値を高めるスタジアム」について日本ハムファイターズと北広島市の取り組みや長崎・V・ファーレンの新スタジアム構想を紹介していただきました。
学生からは、日本でのeスポーツの今後やオリンピック後の国立競技場の在り方についての質問があり、松橋氏は海外でのeスポーツの背景や今後の国立競技場の運営の将来像について説明されましたが、学生は、スポーツによるまちづくりの方法についてイメージしたと思います。