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【重要】授業の再開にあたって | 拓殖大学北海道短期大学

【重要】授業の再開にあたって

授業の再開にあたって

 5月11日に本学で初めての感染者が確認され、その後、それぞれの行動形態の中で4名の発症が判明いたしました。本学は事態収拾のため所轄保健所の指導に従い、5月11日~5月26日(当初予定5月13日を延長)を休校措置として学外者の構内立ち入りを制限し、授業等で行動を共にした学生を濃厚接触者と指定してPCR検査を行った結果、全員が陰性判定となりました。その後、定められた観察期間を無事に終え、本日5月27日から待望の授業再開の日を迎えることが出来ました。このたびの対処経験を踏まえ、本学における新型コロナウイルス感染症に対する当面の対応を(第10版)に改訂し、これまで以上に感染防止の徹底に努めて参ります。
 この間、感染が拡大するのではと不安を抱かせてしまった地域の方々、本学学生のアルバイト禁止措置により事業運営に支障をきたされた企業の皆様、そして様々な活動制限の中で、本格的に始まるはずであった大型連休明けの授業期間が長期休校となってしまった学生諸君に対しまして、ご心配とご迷惑をお掛けしましたことをお詫びいたします。
 なお、このたびの対応においては、多くの皆様にお力添えを賜りました。関係機関との調整に際してご教示とご連絡にあたっていただきました深川市行政の方々、本学教員を通じてお耳に届いた学生の窮状に対して、支援のための食材をご恵贈くださった旭川市のフードバンクワーカーズ様には、この場をお借りしてご厚情に深く感謝申し上げます。

令和3年5月27日
拓殖大学北海道短期大学
学長 篠塚 徹

拓殖大学北海道短期大学における
新型コロナウイルス感染症に対する当面の対応(第10版)
* 第9版からの修正点を下線で示した。

1.当面の対応
① 5月11日から実施した休校措置は、5月26日をもって解除する。
② 感染者を特定しようとする行為や、誹謗中傷、偏見、差別、いじめなどは、決して許されるものではない。また、不安や誤解を生む内容をSNS等で発信するような軽率な行動は厳に慎み、感染者およびその家族の人権尊重と個人情報保護について、十分に配慮する。
③ 学生・教職員は、感染リスクの高い場所へは絶対に立ち入らないこと、友人のアパートへの出入りは行わないこと、家族以外との飲食を避けることを徹底する。
④ 学生・教職員は、朝晩の体温、体調および日々の行動を「健康観察・行動記録シート」(別紙1)に記録する。異常があれば速やかにゼミ(組)担当教員を通じて事務室に報告する。また、毎月初めに、前月分の「健康観察・行動記録シート」をゼミ担・組担に必ず提出する。
⑤ 駅構内や車内で会話をしないなど、感染防止対策の徹底を前提として、公共交通機関を利用した通学は可とする。
⑥ 学内の学生数をできる限り減少させ、なおかつ教育効果を最大限高めるために、授業はその科目の特性に応じて、遠隔授業、分散登校、感染防止対策に配慮した対面授業、およびこれらの組み合わせから適切に選択して実施する。教員は、遠隔授業を積極的に取り入れる。
⑦ 教室の座席は指定席とし、常時換気する。マスク未着用の学生は、受講を禁止する。
⑧ 食堂は、5月27日から営業を再開する。ただし、感染防止に配慮した座席配置に変更するとともに、黙食を徹底する。
⑨ 北海道が緊急事態宣言の対象地域である間は、クラブ活動と図書館の学外者利用は休止する。
⑩ アルバイトは、5月27日から可とする。ただし、実施内容をゼミ担・組担に報告するとともに、職場における感染防止対策を徹底する。
⑪ 学生及び教職員は、道外への旅行にあたっては、その必要性と安全性を十分検討して実施を判断する。学生が旅行する場合は、ゼミ担・組担の確認を得る。教職員が出張以外で旅行する場合は、学科長・事務部長に報告する。旅行者は、「新型コロナウイルス接触確認アプリ」をスマートフォンにインストールするとともに、旅行期間中は感染防止対策を徹底し、リスクの高い場所への立ち寄りを避ける。帰着後には、旅行期間中の「健康観察・行動記録シート」の写しを速やかにゼミ担・組担・学科長・事務部長に提出する。また、体調に変化が生じた場合には、決して無理をせずに自宅で待機し、現状と経過を逐次報告する。
⑫ 図書館およびパソコン室は、引き続き人数制限などの感染防止措置を講じて運営する。
⑬ 海外から入国した学生は、入国の次の日から起算して14 日間、検疫所長が指定する場所で待機するなど、国の定めに従う。入国地から深川市までの移動に際しては、感染防止対策を徹底する。なお、居住地に到着した翌日から授業に出席できる。
⑭ 学生および教職員は、不要不急の外出は控え、とくに、換気の悪い「密閉」空間、多数が集まる「密集」場所、間近で会話や発声をする「密接」場面、いわゆる「3密」を徹底して避ける。
⑮ 学生とゼミ(組)担当教員の連絡体制を構築し、頻繁に連絡を取り合う。
⑯ 学生および教職員の海外渡航は、禁止する。
⑰ アルコール消毒液と注意喚起のポスターを、学内各所に設置する。
⑱ 清掃業者は、次亜塩素酸ナトリウム水溶液による教室、実験室、会議室、トイレ、階段手すり等の共用部の消毒を日常的に行う。
⑲ 授業の受け方等については、別途作成したマニュアル(別紙2)を遵守する
⑳ 本学ホームページで随時情報を発信する。

2.日常の感染予防について(学生・教職員)
① 十分な睡眠と栄養を摂取して体調を整え、健康観察・行動記録シートにより自らの体調を把握する。
② 手洗い、うがい、アルコール消毒、咳エチケットを励行する。
③ 不要不急の外出を控え、やむを得ず外出する場合は人混みを避け短時間で済ませる。
④ 外出時にはマスクを着用し、手で眼鼻口に触れないよう意識する。
⑤ 非常に備え、日常的に2週間分の食料を確保しておく。
⑥ 厚生労働省のサイトなど信頼できる情報源から最新情報を入手し注意を払う
新型コロナウィルス感染症について
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

3.感染が疑われる場合の対応について
① 風邪の症状や37.0℃以上の発熱がある場合は、自宅待機する。
  ※公的には「37.5℃」以上の発熱とされたが、本学は低めに設定する。
② 次の症状が出た場合は、直ちに公的機関(下記参照)に連絡し指示を仰ぐ。また、大学に連絡する。
  (1)息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合。
  (2)重症化しやすい方(※)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合。
 (※)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方。
  (3)上記以外で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合。
 (症状が4日以上続く場合は必ず相談する。症状には個人差があるので、強い症状と思う場合にはすぐに相談する。解熱剤などを飲み続けなければならない場合も同様とする。)
③ 症状の有無にかかわらず下記に該当する場合は、公的機関(下記参照)に連絡し指示を仰ぐ。また、大学に連絡する。
  (1)感染症と確定した者と接触した場合。
  (2)感染症疑いの者(下記※1参照)の気道分泌液や体液等の汚染物に触ったり、処理作業に携わった場合。
  (3)感染症疑いの者の介護や同席をした場合。
  ※1「感染症疑いの者」の定義は、37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状を有している者。または、海外への渡航歴があるか、「同左渡航歴があり発熱かつ呼吸器症状を有する人」との接触歴がある者。
 連絡先:
  ・深川保健所 TEL 0164-22-1421(平日8時45分~17時30分)
  ・旭川市新型コロナウイルス感染症健康相談窓口 TEL:0166-25-1201(24時間)
  ・北海道新型コロナウイルス感染症健康相談センター TEL:0120-501-507(24時間) 
  ・大学 TEL 0164-23-4111
     メール:学生の対応は学務学生課 gakusei@takushoku-hc.ac.jp
         教職員の対応は総務課  soumu@takushoku-hc.ac.jp

4.感染症の疑いが生じた場合の対応について
 次に該当する場合には、学生の場合はゼミナール担任・組担任が、教職員にあっては本人が、速やかに「感染症の疑いが生じた場合の報告シート(別紙)」により、所属長に報告する。
  ・濃厚接触者に指定された場合
  ・PCR検査等を受検した場合
  ・PCR検査等を受検予定の場合