5月16-17日にかけて,地域振興ビジネスコース1年は研修旅行を実施しました.この研修は毎年1年生が全員参加し,北海道観光の現状と課題を視察・体験します.
今年度の研修は,然別湖コースと,層雲峡コースで実施しました.
大雪山国立公園内 然別湖コース(小林・庄内・橋本・畠田ゼミ)

然別湖コースの目的は,「体験型観光」を通じて北海道観光の現状と課題を発見することです.一泊二日の間,然別湖ネイチャーセンターのアクティビティを通じた研修を行います.
体験したプログラムは次の通りです.

- 自然の動植物の気分で森を滑走する「エアトリップ」
- 人工の灯りのない闇を体験する「ナイトウォッチング」
- 然別湖にくり出す「カナディアンカヌー」
- 自然の中で全ゼミの仲間と交流するバーベキュー
地域振興ビジネスコースは,国内は北海道から沖縄まで,海外からの留学生含んだ多様な学生が集まっていますが,どの学生たちも初めての体験に感動を覚えていたようです.

学生はこの体験をもとに,経済学や経営学,地域や観光産業振興などを考える糧としていきます.まずは,この体験をレポートという形でまとめることが課題となります.研修旅行の様子や学生たちが作成したレポートは,大学祭の「地域振興ビジネスコース」のブースで閲覧することが出来ます.
層雲峡コース(高橋・平尾・藤田ゼミ)

層雲峡方面の研修旅行では、5月16日に上川方面の観光施設「アイスパビリオン」(氷点下の温度の体験施設)、「クマ牧場」を視察し、層雲峡の自然史博物館「層雲峡ビジターズセンター」、上川・空知地域の水道源「大雪ダム」、層雲峡の滝の名所「大函」「銀河・流星の滝」を巡り、ロープウェイに乗り黒岳の自然美を鑑賞しました5月17日には、当麻町の当麻鍾乳洞、旭川市の北鎮記念館に行きました。

初日にはホテル大雪営業担当者から層雲峡の観光業の現状と今後の取り組みについて、層雲峡観光業の歴史・町の現状・温泉地の現状・PR戦略・求める人材像などに関する講義を受講しました。また、二日目は、第3セクター運営施設の現状と課題、旭川市の歴史と自衛隊活動による地域貢献について、それぞれの担当者から話を伺いました。

参加学生からは、「集客に関する現状と課題を聞くことができ事前研修ではわからなかった点が発見できた。北海道は移動時間が長い点が今回の研修を通じてわかったため、その点を意識し集客アップを図るための対策案を考案した。その点を研修レポートの中に盛り込みたい」という声が聞かれました。
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農学ビジネス学科 地域振興ビジネスコース 橋本
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