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永野義典氏からのお話し

水稲実習で視察に行きました。(10月18日)

農学ビジネス学科[水稲実習]

 1件目は雨竜町の水稲農家永野農場を訪問しました。ご夫婦とも本学環境農学科の社会人卒業生で、現在は雨竜町に新規就農して水稲20haとヒマワリを栽培しています。関東でサラリーマンをしていた永野義典さんは、農業の魅力にきづき北海道で農業を志したということでした。土地利用型農業は自然を相手に体と頭を動かして働くところがおもしろいと感じており、農家後継者の学生たちには新鮮な視点でした。就農する前に必要なことは何ですかという学生の質問に対して、農業の知識に加え同じくらいコミュニケーション能力が重要だと教えていただきました。
 つぎに妹背牛町水稲直播研究会を訪問し、会長の長谷浩幸さん(拓殖短大卒業生)と顧問の熊谷勝さんからお話をお聞きすることができました。研究会は平成5年に当時はマイナーであった直播栽培の技術向上を目指し地元の水稲農家が中心となって立ち上げたものです。お二人からは近年はスマート技術が普及しているが、水田の稲をみることは農家の基本であること、そして周囲のいろいろな人を農業にとりこむこともこれからは大切になってくることをお話しいただきました。
 農作業のお忙しい時期に貴重なお話をしていただき視察にご協力いただいたみなさまに深謝申し上げます。

永野義典氏からのお話し
永野義典氏からのお話し
自宅からの眺望は最高です
自宅からの眺望は最高です
長谷会長(右)と熊谷顧問(左)
長谷会長(右)と熊谷顧問(左)
昔の播種機「たこあし」
昔の播種機「たこあし」
視察中の学生たち
視察中の学生たち


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「拓殖大学・拓殖大学北海道短期大学出身 北海道首長・議員の集い」を開催いたしました。(10月7日)

拓殖大学・拓殖大学北海道短期大学出身 北海道首長・議員の集い

 10月7日(土)13:30より、本学本館棟2階大会議室において、「拓殖大学・拓殖大学北海道短期大学出身 北海道首長・議員の集い」を開催いたしました。全国比例代表選出の参議院議員鈴木宗男氏(拓大1970年卒業:68期)はじめ、富良野市長の北猛俊氏(北短大1975年卒業:8回)他、北海道議・市町村議員12名が出席され、母校の発展について熱の籠った議論が交わされました。
 当日のプログラムは2部構成で進行し、1部は学長補佐小林秀高農学ビジネス学科教授により、導入として地方行政の観点から北海道の現状分析が多角的になされ、北海道が抱える人口問題や過疎化の課題を参加者全員で共有いたしました。続いて出席者一人ひとりから、政治家を志したきっかけを語って貰い、恩師からの勧めや一度北海道を離れた上で、故郷の振興に尽力することを決め立候補したなどのエピソードが披露されました。
 2部は場所を学生食堂に移し、初めに北猛俊富良野市長の乾杯のご発声で始まりました。7月に包括連携協定を締結した全日本司厨士協会北海道地方本部幹事長舟橋裕司氏と氏の下で修業をされ、深川唯一の西洋式ホテルであるラ・カンパーニュホテル深川の林琢磨総料理長が監修された本学農場収穫作物による料理に舌鼓を打ちながら、久方ぶりの同窓生との再会に学生時代の話に花を咲かせる場面や、少子化により厳しい学生募集状況に置かれている母校の再生をどのように支援していったら良いのかを本学教職員と真剣に意見交換をする姿が見られ、今回の集いの目的のひとつであった、卒業生と本学教職員との連携の一歩を築く機会となりました。
 次は北海道の農業界でご活躍されている卒業生の皆さんにお集まりいただけるように計画を進めてまいります。



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薬物乱用防止講話を開催しました。(10月11日)

10月11日に薬物乱用防止講話を開催しました。講師には深川警察署の生活安全課の方にご協力いただきました。
近年、若年層が関わる薬物事件が増え、違法薬物が遠くの存在でなくなりつつあります。
若年者が薬物に関わるきっかけは「知人からの勧め」が多く、悪い誘いは断ることが大切です。
違法薬物は恐ろしいものであり、社会にとって有害であることを改めて認識する良い機会となりました。

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保育学科向けの合同就職説明会を実施しました。(10月4日・11日)

保育学科向け合同就職説明会

 10月4日と11日の両日に、保育学科向けの合同就職説明会を実施しました。お忙しい中、保育学科に関係する25の企業・法人様にご参加いただき、令和6年度採用の求人情報や勤務内容、園の経営方針など、多岐にわたってのご説明をいただきました。誠にありがとうございます。2年生はこのあと園見学等を行い、希望する保育所や幼稚園、認定こども園、各施設などを決めて応募していきます。今後の本学学生の就職活動につきまして、関係する皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

[10月4日の様子]

[10月11日の様子]

 

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拓殖大学北海道短期大学 地域振興特別奨学生の募集

拓殖大学北海道短期大学 地域振興特別奨学生の募集

 拓殖大学北海道短期大学では、地域の維持・発展に貢献する人材を育成するための地域振興特別奨学生を募集します(他の奨学金制度については「学費・奨学制度」をご覧下さい)。

特典:原則2年間の学費を全額免除します(入学金・諸費を除く)。
  ※2年間の免除額:農学ビジネス学科 201万円、保育学科 191万円

試験日:2023年年11月11日(土)

場所:拓殖大学北海道短期大学

対象:
 深川西高等学校、深川東高等学校、幌加内高等学校、クラーク記念国際高等学校(本校および旭川キャンパス通学生)の卒業見込・既卒者
 深川市在住者の子や孫など(※ 出願条件などの詳細はお問い合わせ下さい)

募集人数:農学ビジネス学科・保育学科あわせて20名

願書受付期間:2023年11月1日(水)~11月4日(土)
  ※受験を希望される方は、本制度専用の入学試験要項をご請求ください。

その他:資料請求などは詳しくはお問い合わせください。
     【拓殖大学北海道短期大学 入試係:0164-23-4111】

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地域振興特別奨学生_募集チラシ[PDF

拓殖大学北海道短期大学 奨学生(第1種・第2種)の募集

拓殖大学北海道短期大学 奨学生(第1種・第2種)の募集

 拓殖大学北海道短期大学では、授業料が減免となる奨学生選抜試験(学校推薦型・一般)興特別奨学生を実施します。(他の奨学金制度については「学費・奨学制度」をご覧下さい)。
 奨学生選抜(学校推薦型・一般)試験において、奨学生として合格すると、第一種奨学生は授業料のうち年額50万円、第二種奨学生は年額30 万円が原則2年間免除されます。 ※ただし、進級時審査あり。

拓殖大学北海道短期大学 奨学生選抜試験(学校推薦型・一般)

特典:入試結果により奨学生合格となった場合には、次のいずれかの種別とする。
 第1種奨学生 授業料のうち年額50万円を免除する
 第2種奨学生 授業料のうち年額30万円を免除する

試験日:[奨学生選抜(学校推薦型)]2023年年11月11日(土)
       [奨学生選抜(一般)]2024年年1月27日(土)

出願資格・募集人数・試験場:2024年度入学者選抜要項をご覧下さい。

その他:資料請求などは詳しくはお問い合わせください。
     【拓殖大学北海道短期大学 入試係:0164-23-4111】

 

障がい者支援施設見学へ行きました (9月25日)

障がい者支援施設見学 (保育学科1年生)

 9月25日、社会福祉法人富良野あさひ郷様のご協力により、障がい者支援施設「北の峯学園」サポートステーション「すきっぷ」等、4施設を見学してきました。
 各施設において、社会福祉施設の社会的役割や機能についてご説明いただいた後、施設内を見学しました。福祉施設についてはこれまで学ぶ機会は少なく、イメージすることも難しい学生も多かったようですが、実際に訪問して職員の方のお話を聴くことにより、福祉施設や施設の生活について知り、理解を深めることができたようです。
 1月~3月にかけて、1年生は約10日間、施設実習へ行きます。昨年度も6割以上の学生が、成人者が利用されている障がい者施設で実習をさせていただいています。今回は、特に「北の峯学園」では施設の環境構成を含めた生活支援のあり方を、「すきっぷ」では利用者さんが働く姿を目にすることができました。こうした学校の授業では得られない学びは、実習に向かう姿勢やモチベーションにもつながるものと思われます。
 富良野あさひ郷の職員のみなさまには、貴重な学びの機会をいただき、学生、教員ともども感謝しております。

北の峯学園の職員によるレクチャー
北の峯学園の職員によるレクチャー
施設内の見学
施設内の見学
サポートステーション_スキップの職員によるレクチャー
サポートステーション_スキップの職員によるレクチャー
北峯舎で食事体験
北峯舎で食事体験

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「日本酒学」公開講座のご案内 (全5回)

一般公開講座「日本酒学」 のご案内

 本学では、昨年度から後期カリキュラムにおいて、農学ビジネス学科の選択科目として「日本酒学」を開講しました。この授業は全15回を学内外の講師陣が毎回交代で講義を担当するオムニバス形式です。酒米生産、醸造技術など日本酒製造技術だけでなく、日本酒の歴史・文化・楽しみ方など日本酒を育む背景を理解するとともに、酒税法、販売戦略、日本酒による地域振興など、日本酒に係る幅広い内容を分野横断的に学ぶことを目的としています。

 今年度は、9月15日(金)に第1回を開講しましたが、学生のみならず、多くの一般市民の皆さまにも日本酒を巡る世界を堪能してもらいたいとの考えから、今後の外部講師による5回の授業について公開講座といたしました。
是非ご参加ください。

令和5年9月29日(金) 開講

時間:13時00分~14時20分
演題:「酒を科学し造り手を支える国税局鑑定官室の取り組み
講師:札幌国税局課税部鑑定官室 松本 健 室長

令和5年10月6日(金) 開講

時間;13時00分~14時20分
演題:「北海道における酒造好適米の生産と販売
講師:ホクレン道央支店 室谷 光紀 支店長

令和5年10月13日(金) 開講

時間:13時00分~14時20分
演題:「北海道における酒造好適米の品種改良と今後の課題
講師:道総研北見農業試験場 田中 一生 主任主査

令和5年11月17日(金) 開講

時間:13時00分~14時20分
演題:「地方創生蔵 上川大雪酒造の酒造り
講師:上川大雪酒造株式会社 川端 慎治 副社長・総杜氏

令和5年12月1日(金) 開講

時間:13時00分~14時20分
演題:「食彩豊かな日本の食卓~料理と酒のハーモニー
講師:札幌グランドホテル・パークホテル 舟橋 裕司 統括総料理長

場所

拓殖大学北海道短期大学 1階101教室

参加申し込み方法等

受講料は無料です。下記のQRコードから申し込み頂くか、別紙の申込用紙に記入してファックスしてください。

公開講座ご案内チラシ[PDF]
公開講座ご案内チラシ[PDF
FAX申込用紙[PDF]
FAX申込用紙[PDF
QRコード[参加申し込みフォーム

 

日本酒学公開講座にあわせて、社会人入学相談会を開催します(公開講座終了後に開催します)。
「社会人選抜制度」の詳細を知っていただき、進路選択の参考にしていただく機会として特別開催いたしますので、ぜひご参加ください。


【社会人選抜入試相談会】
 時間:14:30~15:50(「日本酒学」公開講座終了後に行います)

 場所:拓殖大学北海道短期大学 1階 102教室
 申込方法:「日本酒学」公開講座の申し込みフォームから申し込みをお願いします。(申込フォームでの申込みが難しい場合は、電話でご連絡ください。)

 

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【動画を公開しました】高校生のための“北海道農業の明日を考えるセミナー”農・食・地域のSDGs

高校生のための“北海道農業の明日を考えるセミナー” 農・食・地域のSDGs

~アーカイブ動画(YouTube)を公開しました~

 令和5年7月9日(日)に、札幌パークホテルにて開催した「高校生のための“北海道農業の明日を考えるセミナー”農・食・地域のSDGs」のアーカイブ動画をYouTubeに公開いたしました。是非ご覧ください。

[当日の開催記事はこちらよりご覧ください。]

 

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第4回オープンキャンパスを開催しました!(8月26日)

 2023年8月26日(土)、拓殖大学北海道短期大学において第4回オープンキャンパスを開催し、多くの高校生、保護者の皆様をお迎えしました。全体オープニングでは、横関先生の司会進行で、まずは田中学長が歓迎挨拶。その後、山田克已先生のギター演奏&楽しい「拓大クイズ!」アイスブレイクで、参加者の皆さんの緊張も少しほぐれたようです。オープニング後は、各学科に分かれて模擬授業などを体験しました。当日の模様をお伝えします!

学長挨拶
オープニング~学長挨拶
歓迎・アイスブレイク
オープニング~歓迎・アイスブレイク
オープニング~学生スタッフより「ようこそ!」
オープニング~素敵なギター、指板マークは貝でキラキラ
農学ビジネス学科

(1)授業体験プログラム紹介・参加希望調査
 山黒農学ビジネス学科長の挨拶後、各担当者から午後に実施する授業体験プログラムの概要を紹介しました。
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(2)学科紹介・キャリアイメージ
 小林学長補佐から、来年度の学科改編に伴う学びの特色や2年間でのキャリア形成について紹介しました。
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(3)キャンパス(圃場)見学
 約16万平方メートルの広大な敷地に、機能的に集約された大学施設と設備を見学!
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(4)昼食&在学生フリートーク
 1984年にスタートした本学伝統の拓大ミュージカル「第30回 ホタルの奇跡」のDVDを鑑賞しながらのランチタイムです!昼食後は学生スタッフとたっぷりトーク!!
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(5)授業体験(選択プログラム) 
【農プログラム】『切り花を収穫してみよう!!』
 ヒマワリとスターチスを収穫してアレンジメントを作りました。
 お花を長く楽しめる方法を小林先生が伝授!
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【地域プログラム】『地方都市は最前線:まちづくりと社会科学』
 人口減少社会の中、地域活性化はどの都市でも重要な課題です。まちづくりを最新の社会科学に基づきながら一緒に考えました!
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 (6)授業体験(選択プログラム)

【農プログラム】『のぞいてみよう!土の中の生き物』
 生き物(微生物)の多い土は良い土?悪い土?中庭の庭土を掘り返し、虫や微生物を捕獲して顕微鏡で観察しました。農業における「土」の役割を考察。
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【食プログラム】『食・ビジネス』
 農学ビジネス学科の学生が取り組んでいる様々な食の商品開発や販売活動について紹介しました!
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参加者の声
・拓殖短大は、農業を幅広く詳しく学べるだけでなく、楽しく学べるイメージがあります。実際に参加して先生や学生スタッフが詳しく授業、学校生活について教えてくれました。入学してもっと学んでみたいと思っています!
・農プログラムに参加しました。花、土壌の体験授業を通して、幅広く学べました。今度は野菜について学びたいと思うようになりました。
・体験授業「のぞいてみよう!土の中の生物」では、今回、ライトの光と生物の移動との関係を学ぶことができ、非常に興味深かった。これまで「土」のことについて考えるチャンスがなかったので楽しかった。
・地域プログラムの「地方都市は最前線:まちづくりと社会科学」の授業が一番印象に残りました。身近にあるショッピングモール等の商業施設の構造と集客効果など、社会科学の視点からその理論を学ぶと今まで気が付かないことが見えてきて面白かった!!
・農学ビジネス学科のプログラムは、毎回、違う内容だから、毎回違う発見があり、とても楽しいです。次は、友達と一緒に来たいと思います!

保 育 学 科

1.学生プログラム:子どもを魅了するドキドキ運動遊び体験
 保育学科の最初のプログラムは,4人の学生スタッフによる「子どもを魅了するドキドキ運動遊び体験」です。今回,用意された遊び体験は3つあります。最初の遊びは「キャッチ(指キャッチゲーム)」です。参加者で円になり,キャッチの合図で隣の人の指を握って,自分の指は握られないように素早く引きます。反射神経の強化やアイスブレイクには最適で,初めて会う参加者同士が,あっという間に打ち解け合いました。次は「ケンステップ(けんけんぱ)」です。色の付いたケンステップをグループごとに作戦を立てて並べ,片足,両足で進みます。どのように並べるかなど,各チームでしっかり話し合いが行われていました。最後は「言うこと一緒,やること一緒」です。「言うこと一緒,やること反対」も含めて行い,知らないもの同士が短時間で絆を深めていました。このプログラムのタイトルどおり,子どもを魅了し笑顔があふれる遊びを指導できる保育者を目指して,本学に入学してくれたらと思います。プログラムを進めた学生スタッフの皆さん,お疲れさまでした。

2.保育内容(表現):素敵なハーモニーを味わおう♪
 トーンチャイムをメインの楽器としてハーモニーを体験するという,新川先生の表現のプログラムです。色音符を用いて作成された「きらきら星」の楽譜を使用して,誰もが楽しく一緒に演奏できる工夫を行っています。トーンチャイムを初めて手にした参加者も,学生スタッフのサポートで自信をもって音を奏でることができるようになりました。音の名前をハンドサイン(体を使って音を表す)で表現してしっかりと音を理解し,また,音を出さずに表現する「心唱」を入れてイメージしながら(次の音や次の人のことを考えながら)音楽を奏でる工夫をするなど,みんなで素敵なハーモニーを味わうことができました。

3.昼食
 昼休みの時間では,2014年2月に公演した拓大ミュージカル「ホタルの奇跡」をダイジェスト版で鑑賞しました。鑑賞した「ホタルの奇跡」は第30回の公演でしたが,今年度は記念すべき第40回の公演となります。昼食は,地元深川市にある古民家カフェ「花さんぽ」のお弁当です。ふわふわの卵焼きが好評です。食後は,本学に関する質問,進学の相談などのトークや指スマなどのゲームを行って,参加者と学生スタッフが和気あいあいと交流していました。


4.保育者論:保育者に求められるものとは
 午後の最初は,保育者論の授業でスタートです。保育者のイメージを,担当の横関先生は,参加者に問いかけながら進めていきます。認定こども園では,保育士と幼稚園教諭の両方の資格が必要であること,保育学科が育む「3つの力」から保育者の資質を確認するなど,保育者に求められるものが参加者の中に深く認識されていきました。最後に先輩である学生スタッフから,保育者を目指したきっかけ,出会った保育者,保育者に必要な力を語ってもらいました。参加者の高校生は,自分がこれから選択する進路や職業のこととして,真剣に聞いていました。

5.保育内容(表現):身体表現遊び~リズミカルに遊んでみよう~
 午後の2つ目のプログラムは,山田克已先生による身体表現遊びです。最初に「○○の名前を教えてください」の手遊びで緊張をほぐした後に,声のアンサンブルをメインの活動として行いました。参加者が3チームに分かれ,チームが表現する動物の鳴き声を決めます。そして,リーダーが指示する表情や表現に合わせて、鳴き声の表現に工夫をしていきます,声だけではなく体全身を使って表現するなど,いろいろな工夫を重ねていきました。人に何かを伝えるときは,きちんと相手を見て,動いて話すことが大切だと考えさせられる内容でした。

6.保育内容(環境・表現):環境と造形表現遊びプログラム~草花で染める~
 工夫を凝らした内容で参加者を楽しませてくれる山田英吉先生の今回のプログラムは,大学での授業でも行っている「草花で染める」です。環境は,保育者が大切にしなければならない概念であり,自然への理解や植物のふれあいを通して感じることでもあります。授業のために藍を栽培したり,植物採集をしたりする英吉先生は,まるで「らんまん」の牧野博士のようです。今日の草花は,「藍(タデアイ),キバナコスモス,マリーゴールド,コリウス」です。キャンバス地のバッグに草花をレイアウトして置き,ひたすら叩き続けます。魔法の水をスプレーで吹きかけ,色を鮮やかにしたら出来上がりです。環境に優しい草花染めは,色を自然からいただくという感謝の気持ちにつながるものです。自然と人との関係性まで考えると,環境を意識した活動として大きな意味をもちます。30分のプログラムでしたが,いろいろな発展性や可能性を感じる授業でした。

 参加者の声■■
・保育学科のオープンキャンパスには何度も参加しています。先生たちや学生スタッフが自分の名前を覚えてくれて名前を呼んでもらってうれしかった!
・学生プログラムがとても印象的でした。「子どもの遊び」を楽しく体験できるように工夫されてとてもよかった。
・保育内容(表現・環境)プログラムに参加しました。お花や藍を使って、子どもが楽しく染め物をする工夫を学びました。子どもに教えることをしてみたくなりました。
・保育内容(表現・身体)プログラムに参加しました。子どもに伝わる表現とは何か、なぜ、そうすることが必要なのかを考えて表現遊びをする授業がとても面白かった。また、やりたいことがうまくできない時の子どもの気持ちを考えることや保育者として配慮するべきことの一端を学べた。
・保育内容(表現・音楽)のプログラムに参加しました。子どもにわかりやすくトーンチャイムを指導する方法を学んで、初心者でもみんなで演奏できました!
・毎回、プログラム内容が違うの拓大北短のいろいろな授業を知れて満足しています。『入学したい』気持ちは100%です!!
・次回9月のオープンキャンパスは受験直前。参加してしっかり準備したいと思います!

クロージング

 各学科のプログラムの後、入試説明会、個別相談会が行われ、入学試験に向けて受験生は真剣に聞き入っていました。また、今回は保護者の方向けの深川市内見学バスツアーも行われ、入学後の大学生活の様子を実際に見学しながら紹介しました。
 最後は、農学ビジネス学科の学生スタッフ、保育学科の学生スタッフより、受験生の皆さんに応援のエール!!続いて、保育学科の山田克已先生が作詞作曲したオリジナルソング「声を合わせて」を応援の気持ちを込めて歌いました。会場では、参加者の皆さんの声が少しずづ重なり合い、和やかな雰囲気に包まれました。
また、9月のオープンキャンパスでお会いしましょう!


次回のオープンキャンパスは 9月23日(土) です!
*参加申込み:9月21日(木)まで
*無料送迎バス申込み:9月15日(金)16:00まで

高校生のみなさん、ぜひ拓殖大学北海道短期大学を体験しに来てください!!
学生スタッフ&教職員一同、皆さんのお越しをお待ちしています~♪♪

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