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障害者の演劇「夢公演part2」に学生参画 | 拓殖大学北海道短期大学

障害者の演劇「夢公演part2」に学生参画

11月25日(日)午後2時から深川市民文化交流ホールみ・らいにて、市内の障害者福祉施設「ふれあいの家」の利用者による演劇「夢公演part2」が上演されました。

夢公演は障害児の演劇などを指導する黒田百合氏(石川県)が演出しています。昨年の初回公演に続く第2回を迎えました。出演者は7月から黒田氏の指導のもと稽古を重ね、本番を心待ちにしてきました。当日は雪のなか多くの観客が会場を訪れ、ほぼ満員となりました。上演作品は利用者の方々の真実を織り交ぜた3つのショートストーリーを展開しました。いよいよ終幕、会場にこの日一番の拍手が沸き起こりました。

この演劇活動は 市内の障害者通所施設と芸術鑑賞団体および本学情報関連ゼミを中心とする実行委員会が運営し、本学学生6名も参画しました。利用者の方々のすべてをお客様に見ていただくために、学生は本学地域振興ビジネスコースの仲間とともに利用者の方々と交流したり、学生スタッフを集めたりと、当日まで準備を重ねました。

参加した学生たちは「大学で座って授業を受けているだけでは絶対にできない経験」「一緒にがんばった学生メンバーが卒業してしまうのが寂しいですが、来年も楽しみにしています」などの感想を笑顔で語ってくれました。

 夢公演は来年3回目の上演を目指し、はやくも準備を開始しました。4月以降は新入生が学生スタッフに加わり、さらなる力をつけ活動していきます。

地域のラジオに出演しPRする学生
地域のラジオに出演しPRする学生
開演時間が迫ります
開演時間が迫ります
3つのショートストーリーを展開
3つのショートストーリーを展開
終章、今を懸命に生きる少女が舞う
終章、今を懸命に生きる少女が舞う
全てを出しきり観客と一体
全てを出しきり観客と一体

学生実行委員長より

今年、夢公演学生実行委員長を務めた佐野です。私は、昨年も夢公演にサポートスタッフとして参加させていただきました。今年は2回目となり、昨年よりも様々な面でレベルアップしていて、驚くことばかりでした。稽古の進み具合も早く、公演までの期間があっという間に終わってしまったように感じました。ふれあいの家の方々と一緒にいると、私は私のままでいいんだと思え、自分に少しだけ自信がつきました。来年、参加できないことがとても残念ですが、絶対に見に行こうと決めています。たくさんの人に夢公演を見てもらい、これからもずっと続いてほしいなと思います。

学生実行委員長 佐野季里

お問い合わせ

この記事に関する詳細は次の宛先までお問い合わせ下さい。
 農学ビジネス学科 地域振興ビジネスコース 庄内
TEL: 0164-23-4111(代表)