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身体表現コース1年生が「プチミュージカル学内公演」を行いました(9月29日、10月6日) | 拓殖大学北海道短期大学

身体表現コース1年生が「プチミュージカル学内公演」を行いました(9月29日、10月6日)

身体表現コース1年生「第12回プチミュージカル『心のアンサンブル』学内公演」(9月29日、10月6日)

平成27年9月29日(火)、10月6日(火)本学・クリスタルホールにて、保育学科1年身体表現コースの学生が「第12回プチミュージカル『心のアンサンブル』学内公演」を行いました。9月29日には深川めぐみ幼稚園、10月6日には深川幼稚園・深川西町保育所の子どもたちをご招待し、演技を披露しました。

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今年で12回目を迎えるプチミュージカルの演目は「心のアンサンブル」。脚本も音楽も本学の教員がオリジナルで作成したものです。身体表現コースの学生たちは、入学直後からこの活動に取り組み、学内公演がその集大成です。

ストーリーは、とある家族「筧(かけ)人(ひと)家」(身体表現コースの教員の名前はかつみ・けんご・ひろみ・ともいち。その頭文字をつなげると・・・?)を舞台に進みます。子どもたちはみな甘えん坊、心配症、あっち・こっち・そっちに気ままに飛び出してしまうなど、お父さんとお母さんの心配は尽きません。この子たちが自立するためにはどうすればいいだろう?2人が考えた秘策とは・・・

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色鮮やかな衣装です。学生たちがデザインし型紙を起こし、不織布という布のような紙を使って作ります。

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ドアなどの舞台装置(大道具)やキャストが持っている小道具もすべて手作りです。

公演が始まる前には、舞台とキャストの準備ができるまで、カプラを使って学生が子どもたちと遊びました。

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いよいよ公演開始。子どもたちも真剣に観てくれています。キャストの学生たちは、緊張のためか動きが硬いようにみえますが、徐々に役に入り込んでいきます。

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 お父さんとお母さんがいない間、幾度となくお客さんが訪れます。お客さんはいろいろな頼み事を子どもたちにします。子どもたちは大騒ぎしながらも、きょうだいで協力しながら対応していきます。

 しかしそのお客さんの正体とは…?

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お父さんとお母さんが悪者に誘拐されちゃった!!なんとかして助けないと!!

 大きな槍を持った悪者たちに、会場の子どもたちの表情も真剣(あまりの迫力に泣きそうな子もちらほら)!!

 本学のプチミュージカルのストーリーの特長は、会場のお客さん、つまり子どもたちも一体となって楽しめること!!です。“なぞなぞの答え、知ってる人~!!”“みんなで大きな声を出して悪者を追い払おう!!”さまざまな課題が出されます。ミュージカルを観てくれている子どもたちの力を借りて、ひとつひとつクリアしていきます。

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 最後の難題は、悪者の指揮に合わせて3つの動物の鳴き声を大きな声で鳴き、アンサンブルを奏でること。学生キャスト、会場の子どもたちの声と気持ちをひとつにすることで、悪者たちも満足のアンサンブルが完成しました。よかった…お父さんとお母さんが助かった…

 でもこの悪者…なんだか様子がおかしい…

 悪者は実は子どもたちの新しい先生でした。そう、これらの“試練”はみな、お父さんとお母さんが仕組んだもの。子どもたちがきょうだいや周りの人々と協力して物事を解決に向かわせることを学ぶためにお父さんとお母さんが考えたものでした。

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 公演の最後は、「ありがとう」という歌を手話つきでみんなで歌いました。とても心が温まる、やさしい歌です。学生たちの表情も、達成感に満ちています。

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 公演後は学生がトンネルをつくって子どもたちを送り出します。あんなに怖かった悪者役の学生も笑顔でバイバイ!!子どもたちもニコニコ顔で帰っていきます。

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 ご来場いただいた深川めぐみ幼稚園・深川幼稚園・深川西町保育所の先生方と子どもたちに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。