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第26回 保育セミナーを開催しました。(10月22日) | 拓殖大学北海道短期大学

第26回 保育セミナーを開催しました。(10月22日)

 令和4年10月22日(土)、拓殖大学北海道短期大学において対面とオンラインのハイブリッドで「子どもが育つ『遊び』と『学び』とは-幼保小接続の現状と課題-」をテーマに保育セミナーを開催いたしました。対面15名、オンライン30名、総勢45名の参加がありました。
 篠塚学長の開会の挨拶に続き、北海道教育庁幼児教育推進局幼児教育推進センター主査 横地康恵氏をお迎えし、「幼保小連携・接続の充実に向けて」講演がありました。「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を手掛かりに、幼児期の遊びを通して育まれた学びを小学校での学びにつないでいくための取組が紹介されました。国の最新動向として「幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会」が設置され、5歳から小学校1学年の2年間が「架け橋期」として位置づけられたことや、道の取組など詳しく解説いただきました。
 ワークショップ「カタリバ」ではグループに分かれ、それぞれの園の幼保小連携・接続の取り組みの工夫や悩み、課題について意見交換しました。すべての子どもの成長の情報を小学校へいかにつなげるか、アイデアが活発に出されました。
 その後、立場の異なるお二人よりコメントをいただきました。滝川第三小学校長 西田篤人先生からは、小学校入学式での子どもの姿や小学校教員の丁寧な対応が紹介され、幼稚園、保育園での育ちの上に小学校の学びが培われていく実際が話されました。本学の山田克已教授からは、幼稚園、保育園から小・中・高等学校・大学まで1人の子どもの学びがつながっていることが話され、卒業後のリカレント教育活用の勧めがありました。
 最後に横地先生より、国が作成した関連動画の紹介や、保育者と小学校教諭が互いに架け橋期の教育現場を参観し合う交流が勧められました。
 長時間にわたる対面およびWebでのご参加、誠にありがとうございました。
       

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