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第49回農業セミナーを開催しました(12月16日)。


  12月16日に本学クリスタルホールで農業セミナーを開催しました。今回のテーマは「地域の活性化は北海道農産物の海外輸出から~北海道農業の可能性」です。日本貿易振興機構北海道総括センター長の白石薫氏をはじめ4名の方々にご講演をいただきました。
  今の農業はTPPに始まって、円安による資材価格の高騰、少子高齢化による国内購買力の縮小など様々な課題を抱え、変化を余儀なくされています。本シンポジウムの目的は学生にホットな話題を提供し、将来の農業を自ら思い描くための素材を提供することです。本農業セミナーは今回で49回を数え、毎回、JA、普及センター、生産者など学外からも多くの方々が参加されます。今年も学生を含めて約200名と多くの参加いただきました。

1 開会前全員集合
開会前全員集合

2 開会式
開会式

3 司会の大道先生
司会の大道先生

4 岡崎学科長、開会の辞
岡崎学科長、開会の辞

5 JETRO白石氏
 JETRO白石氏

6 長いも輸出、常田氏
長いも輸出、常田氏

7 サハリンへ輸出、野田氏
サハリンへ輸出、野田氏

8 安孫子さん、学生からも質問
安孫子さん質問

9 地方から世界へ、田中氏
地方から世界へ、田中氏

9.1 田中氏 CHANGE!を強調
田中氏 CHANGE!を強調

9.5 大嶋君、輸出できそうな作物は?
大嶋君、輸出できそうな作物は?

10 国際学部金子君、お米の売り方は?
国際学部金子君、お米の売り方は

11 我々若者は何ができる?高田君
我々若者は何ができる?高田君

12 国際学部佐藤君も論議に参加
国際学部佐藤君も論議に参加


 

お昼、試食会場の部


本セミナーでは拓大農場で取れた収穫物満載の昼食会も開催されます。定番の黒米チラシ寿司、フライドポテトなどに学生手作りの黒米プリン、スイートポテト、干しいもなどが加わり、学外の参加者も講師などを交えて談笑しながら午後の部に備え腹ごしらえしました。

21 学生試食会場
学生試食会場

22 2年本州組
2年本州組

23 学生にちょっかい出す古屋先生
学生にちょっかい出す古屋先生

23 国際学部女子surviver
写真の下のコメント

24 こちらも盛況外来参加者試食会場
こちらも盛況外来参加者試食会場

25 定番の黒米チラシ
定番の黒米チラシ

26 野菜実習栽培&作成の干しいも
野菜実習栽培&作成の干しいも

P検(情報関連資格試験)を実施しました

12月19日(土)、本学パソコン室にて、ICTプロフィシエンシー検定協会主催のICTプロフィシエンシー検定(P験)3級を実施しました。今回は地域振興ビジネスコース1年生から19名が受験しました。
この試験は、コンピュータおよび情報通信ネットワークに関することや、ICTを活用した問題解決などの知識と技能を対象としています。

インターネットの遠隔システムで実施するので、試験結果が試験終了後に直ちに得られます。そのため、試験を終えた学生たちは緊張のほぐれた表情をみせつつも、試験結果の詳細を確認することによって、次の学習に向けての準備を進めることができます。学生たちは今後、さらに上級の資格取得を目指していきます。

P検受験の様子
P検受験の様子

本学では情報関連資格試験を年4回実施する他、受験料助成や試験対策講座等の資格取得支援を行っています。
次回は2月、同じくICTプロフィシエンシー検定試験(P検)および、オフィスソフトの基本的操作能力が問われるCS試験を実施予定です。

 

お問い合わせ

この記事に関する詳細は次の宛先までお問い合わせ下さい。
農学ビジネス学科 地域振興ビジネスコース 庄内
電話 0164-23-4111(代表)

【地域振興ビジネス】2年ゼミナール卒論合宿

合宿1集合

地域振興ビジネスコース小林ゼミでは,12月19~20日にかけて,今年度2回目の2年ゼミナール合宿を行いました.

今回の合宿は音江町にある「まあぶオートキャンプ場」のコテージで行いました.目的は卒業論文と,2月に控えた卒業制作発表会の準備のための合宿になります.

合宿2発表

今年度小林ゼミの卒業論文のタイトル(仮)は以下の通りです.

  1. 1997年韓国における財政破綻とIMFの役割
  2. どのような支援をすると少子化は抑制されるのか―北海道の事例
  3. トヨタ自動車から見る、国内自動車業界に対する消費者の動向と考察
  4. 日本企業で働く女性の採用と待遇
  5. 大学生のボランティア活動への参加が社会に与える影響
  6. SNSの普及による中学校におけるいじめの変化
  7. 東京オリンピックの影響を地方まで反映させるにはどうすればよいか
  8. 北海道における少子化と女性の社会進出の関係
  9. 中国における海外アニメ・映画の規制とその影響

合宿3誕生日

年が明ければ期末試験の時期にも入るので,この冬休みが最後のじっくり取り組めるまとまった時間になります.各自自分の課題を発見してくれたようです.

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農学ビジネス学科 地域振興ビジネスコース 小林
Phone: 0164-23-4111(代表)

古屋ゼミでしめ縄作り(12月15日)


  先生達も走り出すほど忙しいといわれる師走もちょうど中日、環境農学コース古屋ゼミで本学正面玄関に注連(しめ)縄をとりつけました。注連縄は本学で収穫した稲わらを乾燥させ、ゼミ活動の中で作成したものです。使ったわらは餅米品種のものです。「ゆめぴりか」など最近のうるち品種は短稈化し、使いにくくなりました。
  昔、農産物は余すところ無く利用されました。特に稲わらはしなりが良く丈夫で、ゴザ、俵、わらじ、靴などに利用されました。あらためて、わらで作ったこれらのものをながめると、プラスチックの代替え品にはない素朴な良さがあります。古屋ゼミでは、都会にはない農村生活の豊かさ、多様性を再認識し、それらを地域の活性化につなげるため、山菜の採取・栽培、大豆など豆類の栽培と加工、漬け物つくりなどなど様々な調査、研究活動に取り組んでいます。
  翌日は、恒例行事の「農業セミナー」を開催します。来校される学外の方々にも日々近づくお正月を感じとってもらえるはずです。

実習棟で注連縄つくり


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注連縄とりつけ~バランスに気をつけました


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アメリカ研修中の坂本先輩からのおたよりです(12月11日)


 アメリカで農業研修中の坂本先輩からおたよりが届きました。アメリカもとうにクリスマス一色。本場アメリカのクリスマスを堪能しながらの研修のようです。

写真&おたより



 北海道はだいぶ雪が積もったでしょうか?これからますます寒くなると思いますので、みささんにはお身体大事にしてください。
  今月の報告です。ジャガイモの出荷が始まり一ヶ月以上になり毎日同じ仕事の繰り返しですが順調にやっております。先日、日本の会社のカルビーの方々が訪問され、品質検査や見学されていきました。カルビーの品質基準や現在の輸入状況など色々と聞くことができ貴重な時間を過ごせました。なかでも契約しているアメリカの会社で現在私が勤務しているところの品質が良いと好評で、様々なやりとりをさせてもらいとてもありがたかったです。
  あっという間に今年も終わってしまいますが、残りの期間も多くのことを学べるよう努力します。今回は仕事内容もあまり変わらないのでアメリカの街の風景やクリスマスのイルミネーションの写真を送ります。

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【地域振興ビジネス】2015就職活動報告会

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地域振興ビジネスコースでは,在学生を対象とした2015年度の就職活動報告会を実施しました.当日は,就職希望のコース1年生を中心とし,就職活動を支えてきた教職員も多数出席してくれました.

地域振興ビジネスコースでは,道内を中心とした約3割の学生が就職希望ですが,10月1日の内定式までに8割の学生が内定を得ることができました.2年生からは次の内容について報告がありました.

2015-12-07 09.22.42

  1. 就職活動をはじめるまで
  2. 就職活動中の具体的なスケジュールや試験内容
  3. 内定式や内定後の研修などについて
  4. 1年生へのメッセージ

2015年度は複数の企業から内定を得た学生も多く,自分の将来を考えながらじっくりと取り組むことができた学生が多かったようです.

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農学ビジネス学科 地域振興ビジネスコース 小林
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女子バスケットボール部活動報告

今シーズンの締めくくりとして、篠塚学長が慰労会を開催してくれました。チームでは1部リーグ3位(これは自ら持つ短大での最高位4位を更新しました。)、個人ではキャプテン原田の優秀選手賞受賞、2年田辺の3冠受賞(得点王、リバウンド王、アシスト王)を高く評価いただいたものです。篠塚学長の乾杯から始まり、白川部監督の総括、そして部員からシーズンを振り返って、一人ひとりが思いを語りました。また、ご参加いただいた教職員から労いの言葉もいただき、本当に良い区切りとなりました。会を開催いただいた篠塚学長とご参加いただいた教職員の皆様に、改めて御礼申し上げます。拓大の良い伝統を引き継ぎ、来シーズンに向けて頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします。

慰労会の様子(写真)

01
監督の総括と新たな挑戦

02
まずは2年生から一言

03
苦労も終わってみればいい思い出に

04
1年生も胸の内を語りました

05
教職員は暖かく見守ります

06
20歳のハッピーB.D.

07
保育学科長から労いの言葉

08
締めは農学ビジネス学科長

09
参加者全員で記念撮影

第4回深川市民公開講座が開催されました。(11月28日)

第4回深川市民公開講座「地方都市の最前線:街づくりから見える政治学的視点」が開催されました。
 今回で今年度4回目となる深川市民公開講座が雪の多かった様子とは異なり快晴の11月28日土曜日に中央公民館で開催されました。今回は本学准教授の小林秀高先生から「地方都市の最前線:街づくりから見える政治学的視点」と題して行われました。
 当日は快晴ですが寒さも厳しい中30名の市民の方が受講に訪れました。講義の内容は「政治学とはどんな学問でしょうか?」の問いかけから始まり、受講者たちにわかりやすく例やたとえを多く取り入れた講義となりました。アメリカの憲法学ローレンス・レッシグの視点をもとに講義は進められましたが「人の振る舞いを規定するアーキテクチャーなどの4つのパターン」など難しい用語などもわかりやすい事例で説明されました。また、「ショッピングモーライゼーションとアーキテクチャー」については事例の写真を見ながら対話型で講義は進行され、顔を下に向ける受講者は誰一人として居ませんでした。地方都市で実験された手法が今都市の機能維持に使われていこと、地方都市の課題は山積しているが、都市と同じ手法では到底太刀打ちできない。違った視点が必要とのことでした。受講された市民の方々は、色々な事例に納得し、これからの深川のあり方についてきっと考えていただけたようでした。
 次回は平成28年2月13日(土)に庄内慶一准教授による~もし目や耳が不自由になったら~です。

1 小林先生の挨拶と今日の講演内容について
小林先生の挨拶と今日の講演内容について

2 政治学というと政治家になるのかと言われますが違います。
政治学というと政治家になるのかと言われますが違います。

3 政治学とは社会科学の一つで「人間の行動」をその制度と動機から説いていく社会科学です
政治学とは社会科学の一つで「人間の行動」をその制度と動機から説いていく社会科学です

4 ローレンス・レッシング「CODE」は4パターンで人間の行動は規制されるとしました。人の流れのコントロールが今日の視点です。
ローレンス・レッシング「CODE」は4パターンで人間の行動は規制されるとしました。人の流れのコントロールが今日の視点です。

5 ショッピングモーラザイゼーションとアキテクチャーは例えば新千歳空港では
ショッピングモーラザイゼーションとアキテクチャーは例えば新千歳空港では

6 1970年代の地方都市の実験成果が現在都市のコア機能維持に使われている。地方都市の課題は新しい価値観かもしれない・・・>
1970年代の地方都市の実験成果が現在都市のコア機能維持に使われている。地方都市の課題は新しい価値観かもしれない・・・

 

次回は2月13日(土)です。庄内慶一准教授による「もし目や耳が不自由になったら」です。是非、多くの市民の方の参加をお待ちしております。

<第5回 深川市民公開講座>
○日時:平成28年2月13日(土曜日)10:00~11:30
○会場:深川市中央公民館
○演題:「もし目や耳が不自由になったら」
○講師:拓殖大学北海道短期大学農学ビジネス学科 准教授 庄内 慶一
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●深川市ホームページ→ 深川市民公開講座のお知らせ
●深川市民公開講座→ PDFファイルポスター(PDF415KB)

空知農協青年部との意見交換会(11月25日)



  空知農協青年部と環境農学コース&国際学部総合農業コース学生との意見交換会を行いました。この会は今年で11回目を数えます。農業を継ぐ学生とっては、これから所属する青年部の活動内容や若手農業者の考え、行動を学べる良い機会です。機械メーカーや農協など農業にかかわる仕事に就くことを目指す学生にとっても、将来若手農業者との付き合いは欠かせません。
 意見交換会は全員集まっての開会、青年部の活動紹介に始まり、分科会での意見交換を経て、再び集合して分科会の報告と閉会挨拶でおわりました。この間2時間、メインイベントの各分科会は、事前アンケートで聞き取った本学学生の青年部や農家の生活などに関する質問事項に答えるかたちで進行しました。
  「農家は会社によって決められたことをこなすサラリーマンと違って、自分でやることを決める。自己責任だが、そこがやり甲斐」、「青年部では国外、府県、近くの農業関連施設や飲み屋まで一緒に行く機会がたくさんある。青年部が無いとつきあいはご近所、家族主体に限られ、広がりを求めにくい。JAも地域と農家を守るために必要」、「農家は毎年同じことをやっても、作物は同じに育たない。そこが難しくもあり、面白いところだ」など色々な話を聞けました。座り方は円卓方式から分散型まで、進行も笑いの混じる班、少し堅めの班など様々です。質問への答えや話しぶりなどから、農業ばかりでなく、地域を担う農業青年の生活や考えの一端を感じ取れたはずです。

1 1年生&国際学部集合
1年生&国際学部集合

2 JA司会の橋本氏
司会の橋本氏

3須田君開会の挨拶
須田君開会の挨拶

4JA青年部活動紹介
青年部活動紹介

5 花き野菜複合経営a
花き野菜複合経営a

6 花き野菜複合経営b
花き野菜複合経営b

7 花き野菜複合経営c
花き野菜複合経営c

8 まとまって見える円卓方式
まとまって見える円卓方式

9 経営委譲販売戦力a
写真の下のコメント

10 なんとなく対決方式
写真の下のコメント

11 経営委譲販売戦略、分散data 方式
経営委譲販売戦略、分散型

12 分解ごとに概要報告
分解ごとに概要報告

13 本学中田君からお礼の挨拶
本学中田君からお礼の挨拶

ホクレン肥料工場&土壌分析施設の参観(11月27日)


水稲、畑作合同で三笠市のホクレンの肥料工場と併設される土壌分析施設を見学しました。水稲、畑作物はいずれも利益が薄い作目です。生産費に占める肥料の割合も高いため、肥料費の削減は収益増に直結します。肥料費の削減のためには、値段の安い肥料を購入すること、土壌診断に基づいて余分な肥料をやらないことが大切です。そのためには、BB工場や農業現場での土壌診断の仕組みを理解しなければなりません。
到着後、会議室で肥料工場の沿革を伺いました。肥料工場のこれまでの歴史は合併と合理化の連続です。より安い肥料原料の調達をあわせて、肥料を供給する側も激しい価格競争に曝されていることを理解できたはずです。BB工場は壁に覆われて詳しくみることはできません。室内で肥料混合の仕組みを模型を使って説明いただきました。
土壌分析は土の受け入れから拓大の実習とは大違いです。拓大では土の粉砕は手頃な石を使って、石器時代のような手作業です。ここでは乾燥から粉砕まで専用の器具を使ってシステマッティックに行われます。土の秤量、抽出液添加、ろ過などはロボットによる全自動、分析もフローインジェクションとオートサンプラーを組み合わせて全自動です。学生は拓大でも同じ機械を購入して欲しいようでしたが、それはあり得ません。授業を全自動にしてしまうと化学分析の基本操作と原理、原則を学べません。


1肥料の基礎知識の話を聴きながら?
バス移動、肥料の基礎知識の話を聴きながら

2ご挨拶をいただく
ご挨拶をいただく

3工場概要の話を聴く
工場概要の話を聴く

4工場に出発、構内撮影禁止です
工場に出発、構内撮影禁止です

5肥料混合を模型で説明
写肥料混合を模型で説明

6土壌試料受け入れの説明を聞く
土壌試料受け入れの説明を聞く

7 1月に1000点の分析をします
1月に1000点分析します

8 便利な土壌粉砕装置
便利な土壌粉砕装置

9 分析施設内部にて
このメンバーの写真好評でした

10 高額自動分析期を背景に
高額自動分析期を背景に