【研究発表】「第69代横綱白鵬関研究」の紹介
第69 代横綱白鵬翔関に了解を得て、拓殖大学と本学の合同研究を実施。今回研究内容を公開いたします。
研究に至る経緯
〔研究論文より一部抜粋〕
2012 年10 月にモンゴル原産シーベリーの栽培を契機に第69 代横綱白鵬翔関と拓殖大学北海道短期大学(以下「北短」という)との交流が芽生え、同時期に白鵬関が北短を訪問した際、白鵬関は北短女子バスケットボール部の名誉監督にも就任した。また、白鵬関は2013年6 月に拓殖大学を訪問し客員教授に就任したが、そのときの記者会見において拓殖大学(以下「拓大」という)が北短と共同で「第69 代横綱白鵬関研究」を行うことを承諾した。
白鵬関は北短とのご縁が出来るまでに「平成の大横綱」にふさわしい数々の大記録を打ち立て、その後も相撲史の記録を塗り替える実績を積み重ねている。また、北短の体育館において白鵬関が女子バスケットボール部の学生たちと練習やミニゲームなどに興じている姿が4 回(2012 年10 月、2013 年6 月、同年10 月、2014 年10 月)テレビやネット映像で全国に流れたが、鮮やかにボールを操る身体能力が世人を驚かせている。モンゴルの中学時代にバスケットボールに打ち込んでいたとはいえ、相撲以外のスポーツで見せる白鵬関の運動能力に彼の運動面における潜在性を窺わせている。
上述のように学校法人拓殖大学が白鵬関と濃い関係を結ぶようになって、本学は白鵬関の強さの秘密を学術研究の面から総合的に分析し研究の実を挙げたいと考えるようになり、白鵬関にこの考えを説明して了解を得た。
本研究は拓大と北短との合同研究であり、研究チームの構成員は次の通りである。篠塚徹(北短学長、チーム長)、土門裕之(北短副学長、保育学科教授)、大道雅之(北短、農学ビジネス学科教授)、岡﨑正昭(北短、農学ビジネス学科教授)、近藤真宣(拓大、国際学部教授)、西口茂樹(拓大、国際学部教授)