先生達も走り出すほど忙しいといわれる師走もあとわずか、環境農学コース岡﨑ゼミで本学正面玄関に注連縄(しめなわ)をとりつけました。
この注連縄は本学で収穫した稲わらを使い、ゼミ活動の中で製作しました。
ご来校の際には本学の正面玄関に設置している大きな注連縄に是非ご注目下さい!2018年もよい年でありますように!!













先生達も走り出すほど忙しいといわれる師走もあとわずか、環境農学コース岡﨑ゼミで本学正面玄関に注連縄(しめなわ)をとりつけました。
この注連縄は本学で収穫した稲わらを使い、ゼミ活動の中で製作しました。
ご来校の際には本学の正面玄関に設置している大きな注連縄に是非ご注目下さい!2018年もよい年でありますように!!
12月16日(土)に拓殖大学北海道短期大学クリスタルホールで「日本農業経営大学校と拓殖大学北海道短期大学との連携協定に基づくシンポジウム」を、テーマとして「グローバル化に対抗できる農業経営者を育てるためには?」と題して開催いたしました。小雪の中、一般参加者約50名と学生を加え約160名の参加者でクリスタルホールは埋まりました。
本シンポジウムの目的は多様な農業経営に関する情報を発信するとともに、農学ビジネス学科環境農学コースの学生に将来の農業経営を展望させることにあります。
最初に本学の篠塚学長から、本年7月に日本農業経営大学校と本学の間で連携協定を結びこのシンポジウムを開催した旨ご挨拶がありました。
基調講演として(地独)中央農業試験場生産研究部長 西村直樹氏から「北海道農業に求められる担い手像」と題してご講演いただきました。最初の現在世界が置かれている自由貿易化についてその枠組みや北海道に与える影響については、農産物価格の低下、コスト低減競争、ゴールなき規模拡大、農村地域の崩壊などが考えられるとのことでした。北海道における農家戸数と農家人口の推移について、2030年には北海道の人口も現在の86%に減少し、農家戸数が2025年には現在の59%に減少するとのことです。その中で北海道における担い手は多様化しており、Uターン就農者や新規参入者の割合が増加傾向に有り農作業受託組織、農業生産法人が増加してきており、今後は北海道農業の担い手となり、非農家からの参入が増えてくるときにこそ、地域の生活環境や教育環境を充実していくことが望まれており、行政の役割も大切とのことでした。
次に北海道信用組合連合会経営管理委員会副会長 JAきたそらち会長理事の 早崎優美 氏から「これからの農業経営者にむけて」と題して講話をいただきました。氏は幸せに生きることを人は望んでいるのにどうしてこのような世界になったのか?まずは、身近にいる人をしあわせにすることから始めようと述べられました。2頭のロバの漫画を題材に、協力していくことや反目していると一人だけになってしまうことなど、農業がなければ世界は平和にならないと説かれました。
最後の日本農業経営大学校の堀口賢治校長から「農業者教育が果たすべき大事な要点と内容」について大学校の教育方針や事例を挙げて説明されました。農家に必要なものは何か?利益増大のためには?経営力が必要になる。そのためには十分な記録や分析が必要になること。そのための教育に力を入れている教育方針と今後IT等を使った実践事例について紹介されました。
ご講演の後、3名の講師方と旭川農業高校の廣瀨之彦校長、本学環境農学コースの大道雅之教授をパネリストとして、農学ビジネス学科岡﨑正昭学科長の司会でパネルディスカッションを行いました。
農業情勢は種々の面で厳しくなっているが、反対に見るとチャンスでもあること、自分が何をやるかを決めると道は開けることなどの意見が出されました。また、篠塚学長からは、北海道農業、日本農業が頑張ることが低開発国の援助になることなどの指摘がありました。最後に司会の岡﨑学科長から、世界の情勢を見る目を養うこと、自分で情報の正否を判断できることが必要とまとめられ、短い時間でしたが有益なパネルディスカッションとなりました。
参加した学生には大変将来の農業経営者として、社会人として大いに参考になったものと確信しています。ご参加いただいた一般参加者の方々、ご講演をいただいた先生方に感謝いたします。
拓殖大学北海道短期大学は今後も地域貢献に力を入れ、学生への教育に努めて参ります。
12月16日(土)深川おやこ劇場のみなさんが本学図書館にご来館。館内見学の後、ハンドベルの体験演奏をされました。
この日初めて本学図書館にご来館の方も多く、さっそく本を貸出利用された方も。子どもさん達は、図書館に入ってすぐに、今、話題の本を発見。興味津々の様子でした。
図書館内を見た後は、ハンドベルのワークショップ。本格的なイングリッシュハンドベルを所有している本学ならでは実現する体験です。
みなさん、ハンドベルに触れるのは初めてでしたが、最後は全員で見事な演奏。閉館後の図書館内に荘厳なベルの音が響きました。
みなさんからは「また図書館を利用しに来たい」、「ハンドベル、楽しい」など、嬉しい感想をたくさんいただきました。
この講座は大学近隣の市民を対象に、パソコン関連の資格取得を目指し、10月から12月までの概ね隔週土曜日、全6回、本学パソコン室で行いました。
中央職業能力開発協会主催のコンピュータサービス技能評価試験ワープロ部門3級および、表計算部門3級の取得を目指し、計17名が受講しました。
Windowsパソコンを使用したことのある方を受講可能としました。ワープロや表計算のソフトウェアを使い、仕事に役立つ操作方法を主に演習しました。
eラーニング(インターネットを利用した学習環境)を用いて予習復習にも対応しました。受講生は受講終了後、「楽しかった」、「これを機にパソコンをもっと勉強したい」、「来年はいつ開講しますか」など、学生にとっても励みになる感想を述べてくださいました。
地域振興ビジネスコース1年の情報ゼミに所属する学生は、講座の補助員として、講座時間内外で受講生をサポートしました。開講前の6月には札幌を拠点とした就労支援と情報産業を視察・体験し、9月には教室とeラーニングの実施環境を構築しました。学生はサポートに参加したことで、地域社会で情報利用の活性化に貢献する方策のひとつを理解することができました。
この記事に関する詳細は次の宛先までお問い合わせ下さい。
農学ビジネス学科 地域振興ビジネスコース 庄内
TEL: 0164-23-4111(代表)
今回は,「行事の指導」について 深川西町保育所 さくらんぼ 岡部優里先生 に講義をお願いしました。山田克己先生の2回の講義を受け,クリスマスの行事を想定した内容となりました。まずは,クリスマスの説明です。子どもたちに語りかける口調や問いかけは,プロのなせる技ですね。
このあとは,0~5歳児の各クラスを想定して飾り付けを用意し,本学のクリスマスツリーを装飾するという模擬保育を展開しました。
講義の最後は,なんとサンタクロース(ほんとうは誰かわかりますよね~,はい,高○先生です。当然です!)が登場してプレゼントを配るという演出で,ほんとうに園で行われている行事のようでした。学生の反応もとてもよかった~。
このあとの講義では,行事を企画する意味,担当者の心構え,チームワークの必要性などについて岡部先生の経験からお話がありました。
拓殖大学北海道短期大学 第51回農業セミナー
12月6日(水)に本学クリスタルホールで農業セミナーを開催しました。今回のテーマは「地域の活性化は私たちの手で!?~北海道農業の可能性~」です。深川市の指導農業士 渡邊滋典氏をはじめ5名の方々にご講演をいただきました。
本シンポジウムの目的は学生に身近な話題を提供し、将来の地域での活躍や実践力を高め、自ら思い描いた地域活性化や今後の農業経営の方向性を考える情報を提供することです。本農業セミナーは今回で51回を数え、毎回、JA、普及センター、生産者など学外からも多くの方々が参加されます。今年も学生を含めて約200名と多くの参加いただきました。
最初は本学の篠塚学長から、農業セミナーが第51回を迎えることの意義、そしてこれからも本学は地域とともに歩みを進めるとご挨拶をいただきました。
最初に深川市の渡邊滋典指導農業士から「深川市からの挑戦!継ぎたい、未来への北海道農業」と題してご講演をいただきました。深川市に生まれ一度は関西の会社に就職されましたが、疲れたときに見上げた北の空に、故郷と農業を見つけられ農家のDNAが目覚め、その日のうちに深川で就農することを決められたとか。アメリカでの農業研修のつらい話や経験談に続き、実際に就農した中での地域の方々の暖かさ、それは宝の山だったこと。そして人間として「掴む人と逃がす人がいる」ことを学生に投げかけられました。
続いて北竜町の里海乗る指導農業士から「日本農業のトップランナー」と題して講演をいただきました。「北竜町ひまわりライス生産組合」が第46回日本農業賞に輝きました。その、生い立ちから受賞までの足跡を、農薬の節減への苦労・努力、安全・安心確保のための努力、独自の販売システム構築の努力について話されました。その努力の積み重ねがブランド米として地域経済の活性化を推進しています。
ここでお昼、試食の部に入りました。本セミナーでは拓大農場で取れた収穫物満載の昼食会も開催されます。定番の黒米チラシ寿司、フライドポテトなどに本学農産加工室で作られたスイートポテト、ライスプリン、イチゴジャム、シーベリーゼリー、トマトゼリー、シホンケーキ、フィナッシュ、干しいも、レトルト落花生などが加わり、学外の参加者も講師などを交えて談笑しながら午後の部に備えお腹はいっぱいです。
午後の部は「沼田のカラー(色)を活かした農産物加工のブランド化へのこだわり」と題して沼田町の堀直美指導農業士から地域での奨学生を対象にした体験学習や産直グループの活動を通して地域の活性化に努めているお話を伺いました。
午後の二つ目のご講演は「直播から見えるこれからの北空知の水田農業」と題して妹背牛町の佐藤忠美指導農業士からご講演をいただきました。現在は空知管内の水稲直播研究会会長で、水稲の直播栽培を25年間行ってきており、その実践についてお話をお伺いしました。何事も試行錯誤で実践してきたが、結果を分析するためにはデータが必要であること。原因を明確にして改善していくことの大切さを教えていただきました。
最後に秩父別町の楠本典子指導農業士から「わが町から、わたしの挑戦」と題して、就農直後の経営でのご苦労や、農業経営を知ることになった簿記の大切さや、町からキッカケをいただいた中で直売所の開設、食育ソムリエとしての活動、加工野菜の販売などについてご講演をいただきました。
小休止の後、本学農学ビジネス学科長の岡﨑先生の司会でパネルディスカッションを行いました。会場からは質問や意見が多く出ましたが、最後は実践力と地域力を養うこととの言葉でまとめられました。
ご講演いただきました講師の方々に感謝するとともに来場いただきました参加者の方々にもお礼申し上げます。
本学は地域の方々とともに今後も環境に優しい農業を目指し邁進していきます。どうぞさらなるご支援をお願いいたします。
12月8日(金)午前に野菜実習と花卉実習合同で比布町にある北海道立総合研究機構上川農業試験場で冬野菜の栽培試験の視察を行いました。地域技術グループの担当者から講堂で説明を受けた後、試験ハウスの見学を行いました。
本学には、保育学科にも20代~40代の社会人学生(保育士養成科委託学生)が在学しており、保育士資格と幼稚園教諭2種免許取得を目指し学んでおります。
卒業後は、保育士や幼稚園教諭として保育園や幼稚園、社会福祉施設で活躍しています。
保育士養成科とは、公共職業訓練(緊急再就職訓練)の一環で、保育などの分野への就職希望者のため、厚生労働大臣の指定を受けた養成施設において、保育に関する学科及び実技の訓練を行い、保育の専門職である「保育士」の資格取得(国家試験)を目指す2年間のコースであり、委託学生は、学費(諸費を除く)全額免除で授業を受けております。
・平成24年度 4名
・平成25年度 1名
・平成26年度 4名
・平成27年度 4名
・平成28年度 3名
・平成29年度 5名
私は、高校生の時から保育の道への憧れがありましたが、家庭の事情により、進学を諦めて就職しました。5年間勤務しましたが、やはり保育者への憧れが強く、様々な縁やタイミングが重なったこともあり、進学を決意しました。授業の中でも社会人時代の経験を生かせる場面が多く、自分のやりたかった勉強が出来ているので、毎日充実しています。
社会人入学することは少し勇気のいることですが、私はこの決断ができた自分を褒めてあげたいと思っています(^^)
私は、商業高校に通っていたため、卒業後はなんとなく就職し、2年間働いていました。ですが小さい頃から保育士に憧れていて、自分の夢にチャレンジしようと思い、仕事を辞め、社会人入学することを決めました。
最初は不安な気持ちしかありませんでしたが、元気な子たちと愉快な先生ばかりで、とても楽しい学校生活を送っています。この学校なら、自分の夢に向かって諦めずに頑張れそうです。
働きながら子育てをした経験を活かし、働くお母さんの気持ちを少しでも理解する事ができればと思い、自宅から近い拓大で資格を取得できることを知り、家族とも相談して入学することを決めました。
拓大では、何気ない遊びでも、子どもと一緒になって楽しむことが、子どもの成長・発達のために欠かせないと改めて学ぶことができました。
卒業してからは、市内の保育園で0.1.2歳児クラスの補助保育士として勤務しています。言葉を聞きとるのが難しい時もありますが、なるべく子どもたちの気持ちに寄り添えるよう努力しています。また、”カッコイイ!” ”スゴイ!!” ”ステキ!!!” など、子どもを褒め、子どもと喜びを共感できるよう心掛けながら、毎日楽しく保育をしています。
私は40歳で拓大に社会人入学をしました。
仕事を辞めて学生になることは、不安も沢山ありましたが、今はチャレンジしてみて本当に良かったなと感じています。
拓大の先生たちは学生との距離感が近く、どんな時でも全力でバックアップしてくれました。しかもユーモアたっぷりなので授業も楽しかったし、若い同級生達との関わりも、とても貴重で楽しい時間でした。
私の学年では社会人は4名でしたが、もし迷っている人がいたらぜひチャレンジしてほしいです。
もちろん、大変なこともあるけど、きっとステキな2年間になります!!
今回は,造形表現の講義として 認定こども園妹背牛保育所 吉澤 美玖先生 をお招きしました。山田英吉先生の2回の講義を受け,現場の実際を紹介いただくという企画です。
吉澤先生はお勤めになって三年目,今回の講義をきっかけにご自身の実践を振り返ったとのお話がありました。なんと!図画工作や美術は得意ではなかったとのことですが,勤務してからは苦手だった造形表現の活動が多かったと言われていました。多様な子どもたちの実態をとらえ,最初は誰で楽しめる活動を行い,先生との人間関係を構築するなかで「活動のねらい」を意識することが大事だと強調されていました。印象に残ったのが「まねる」大切さです。その一環で鉄棒する姿を描くお題では,学生たちもみるみる改善していきました。
う~む,いつも講義で同じことを言っているのですが,学生の様子は真剣そのもの…。教室後ろで傍聴していた先生方から「私たちの講義って,理屈っぽいのかな~」とため息がもれていました(笑)。最後は,園で子どもたちが作ったものを紹介され,あっという間の80分でした。
吉澤先生,ありがとうございました!ますますのご活躍をお祈りいたします。
「卒業制作発表会」は地域振興ビジネスコースの学生の学習やこれまでの地域活動などをゼミを通して卒業論文にまとめます。
下記の日程で、2017年度 地域振興ビジネスコース「卒業制作発表会」を開催します。口頭発表形式とポスター発表形式で全学生が成果を発表をします。みなさまのご来場をお待ちしています。
日時:2017年12月22日(金)9:10~17:20
場所:拓殖大学北海道短期大学 101教室
参観・入退場自由/申込不要です
当日のプログラムや詳細等については下記のFacebookページをご覧下さい(facebookに登録していなくてもご覧いただけます)
■ 拓殖大学北海道短期大学「卒業制作発表会」
この記事に関する詳細は次の宛先までお問い合わせ下さい。
農学ビジネス学科 地域振興ビジネスコース 庄内
Phone: 0164-23-4111(代表)