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【地域振興ビジネス】ボランティア論はディスカッション中心の授業です

ボランティア論1

地域振興ビジネスコースの科目「ボランティア論」は,ディスカッションを重視した授業になります.

ボランティアは大学に来なくても誰でも行うことが出来ますが,大学の授業で取り組む意味は何でしょうか.授業では様々な事例をもとにグループでの議論を中心とした「ディスカッション編」と実際のボランティアに参加する「実践編」の二つに取り組みます.その中で現代のボランティアがどんな意義を持っているのかを考えます.

今年度グループ・ディスカッションで取り組んだテーマは次の通りです.学生たちは,普段考えていることを共有したり,時には異なる意見にぶつかったりする経験を通じて,ボランティア活動への理解をより深めていきました.

ボランティア論2

  1. ボランティアとは何か
  2. ボランティアの単位化を考える
  3. ボランティアの組織化とNPO
  4. ボランティアと賃金の関係は?
  5. ボランティアに法的責任はあるのか?(福祉ボランティアの裁判事例)
  6. ボランティアは行政の穴埋めか?
  7. 「ボランティア拒否宣言」を考える(障害者ボランティア)
  8. 災害ボランティアを考える

6/8の授業でディスカッションパートは終了し,今後は実践編に入ります.

お問い合わせ

この記事に関する詳細は次の宛先までお問い合わせ下さい.
農学ビジネス学科 地域振興ビジネスコース 小林
Phone: 0164-23-4111(代表)

実験・実習農場公開デー(7月8日)を開催します

第11回実験・実習農場公開デーのご案内

農業経営者の方々、教育機関、農業関係機関、本学OBそして近隣の皆様方との交流を目的に実施する農場公開デーも本年で11回目を数えました。本公開デーでは、本校の学生が自らの実験テーマの目的、これまで得られた結果などを作物などを前に説明します。試食コーナーでは黒米チラシを始め本学産の農産物をご用意しております。是非、ご来場いただき、本学の教育活動に対しましてご指導、ご助言をいただければ幸いに存じます。

 農場公開デー概要

○日時 平成27年7月8日(水) 13:00~15:00
○ 受 付 12:30~
○開会式・圃場案内 13:00~15:00
○公開講演 13:30~14:15
○農産加工・試食 14:15~15:00

公開講演

○演題と内容 「土から考える環境保全型農業」
        人と作物、環境にやさしい、持続的な農業を土づくりから考えます。
○演者     拓殖大学北海道短期大学  東田修司 教授
○会場     受付横特設会場(格納庫)

お申し込み方法

お手数ですが、参加ご希望の方は、下記内容を記入の上FAX(0164-23-4411)にて7月3日(金)までにお申し込み下さい。参加料は無料です。※雨天時には雨具等のご用意をお願いします。

 ●チラシ・申込用紙(PDF)→ 150501農場公開デーチラシ

 

深川国際交流協会のインターナショナルデーに本学学生が16人参加しました。

6月10日(水)にホテル板倉で開催されましたインターナショナルデーには本学の留学生13名と保育学科学生3名が出席しました。

また、深川市内及び近郊町村で英語助手を務めるAET(外国人英語助手教師:アメリカ人、カナダ人、フィリピン人5名)や市立病院で働いているフィリピン人介護福祉研修生も出席し、市内の小中学生、一般参加者とあわせると約60名の大人数の参加でした。

最初の小滝会長(北短名誉教授)から開会のご挨拶で開会しました。テーブル毎に班を分けて、まずは、AETチームが音頭をとり、全員で椅子取りゲームで身体をほぐしました。続いて新聞紙を以下に長く切り裂くかを競う”The longest Newspaper”ゲームです。一人1分の持ち時間で細く長く切り裂いていきます。勝ったチームには得点が与えられます。今年カナダへ留学する市内の中学生チームも絵当てクイズを行いました。そして、テーブルには食べ物が並び楽しい会食時間です。最後に本学留学生チームが設定した”生卵運びゲーム”を行いました。生卵をスプーンに挟んで班全員で運ぶゲームです。落とせば・・・。最後に小滝会長から得点毎に全員に参加賞が贈られ、楽しい2時間はあっという間に過ぎました。

本学から参加した留学生の皆さんご苦労様でした。また、保育学科の3人も大いに国際交流を行うことが出来ました。きっと良い経験になったと思います。

本学は今後も地域との交流を深め深川の国際化に力になりたく考えています。

小滝会長(北短名誉教授)開会挨拶
小滝会長(北短名誉教授)開会挨拶
全員参加の椅子取りゲーム
全員参加の椅子取りゲーム
AETチームのゲームで新聞を長くさきます
AETチームのゲームで新聞を長くさきます
一番長かったのはどのチームでしょうか?
一番長かったのはどのチームでしょうか?
楽しみの軽食タイム
楽しみの軽食タイム
本学留学生も卵運びゲームを説明
本学留学生も卵運びゲームを説明
生卵をスプーンで挟んで競争します
生卵をスプーンで挟んで競争します
Eチームの記念撮影
Eチームの記念撮影

環境農学コースの授業「キャリアスキル」紹介


環境農学コースでは将来のキャリア形成に欠かせない「考える習慣」、「発表力」、「他の人の話」を聞きまとめる能力などを「キャリアスキル」を通じて高めます。

古屋先生の接遇訓練

5月25日と6月1日の両日には古屋先生の指導のもと接遇の練習をしました。まずは形から入りますが、大切なのは中身です。自分の長所を自分自身の経験からアピールしなければなりません。多くの学生は胸を張って主張できる経験の不足を感じたはずです。入学したての、今の時期に接遇をやる意味はそこにあります。現時点で自分をアピールできない学生でも、これから1年間を有為な経験作りに当てることができます。

1 第1印象が大切
第1印象が大切

3 社会人学生が先生
社会人学生が先生

5まだ、ピンと来ていないかもしれない学生達
まだ、ピンと来ていないかもしれない学生達

11 やってみれば穴がわかる
やってみれば穴がわかる

12 社会人を相手に実地練習
社会人を相手に実地練習




岡田先生の入学準備学習レビュー

6月8日の前半は本学入学前に取り組んだ入学準備学習を復習しました。わからないことはメモして調べる習慣をつけることや調べ方の基本などお話ししました。大学で学ぶことは膨大です。全てを覚えることはできません。大学とはむしろ調べる力を養うところです。しかし、準備教育で出題されたような基本用語は知らなければ話にならない、先に進まない! 「当面課題を処理する」態度ではなく、身につける勉強が求められます。

1 入学準備学習を大学での学びに繋げる
入学準備学習を大学での学びに繋げる

2岡田先生の解説
岡田先生の解説



発表力と傾聴力の養成

「キャリアスキル」授業の原点である自分の考えを他の学生の前で発表する授業が本格化します。発表前には原稿の準備が必要。これで文章表現力も養われます。他の学生の発表を理解し、自分の意見を述べることは傾聴力を高めます。相手の話を理解できなければ、面接での回答は的外れ、それでは合格できません。

3少し緊張気味か?
少し緊張気味か?

4 場慣れしてます
場慣れしてます

5余裕の笑み
余裕の笑み

女子バスケットボール部 活動報告

女子バスケットボール部は下記大会に出場しました。1回戦は組み合わせがなく、2回戦も不戦勝となり3回戦からのスタートです。第3シードの北海道教育大学岩見沢校との対戦でしたが、保育学科2年生は実習明けということもあり、自分たちのリズムがなかなか掴めないまま残念ながら敗戦となりました。結果は納得のいくものではありませんでしたが、7月に行われる北海道地区体育大会や8月の全国私立短大大会に向け、チーム状況を自覚できたことはとても良い経験になりました。部員一同、引き続き頑張ります。遠路はるばる応援にお越しいただきましたご家族や関係者の皆様、また、マイクロバスで長距離を運転していただきました中野さんに、この場をおかりして厚く御礼申し上げます。

大会詳細

 第65回北海道大学バスケットボール春季選手権大会 6/5(金)~6/7(日)開催

 主催:北海道大学バスケットボール連盟 場所:帯広市総合体育館

大会結果

 3回戦敗退(ベスト8)

対戦成績

 2回戦 対 國學院大学北海道短期大学部  不戦勝

 3回戦 対 北海道教育大学岩見沢校 39-66  負け

大会の様子(写真)

01
キャプテンが引っ張る

02
どうやって攻めっかな~

03
シュートが決まった

04
マネージャー状況報告

05
自分たちのバスケができるか

06
シュートチャンス!

07
ゴールをねらえ

08
残念、負けて反省会です

09
気を取り直して、また頑張ります

平成27年度深川市民公開講座が開催されました。

5月30日(土)に中央公民館において本年度最初の市民公開講座が本学農学ビジネス学科地域振興コースの高橋教授により開講されました。

当日は約40名の市民の方が集まり、高橋教授の「日本移民の話あれこれ~ブラジルを中心に~」に耳を傾けました。

最初に高橋先生がどうして海外に興味を持ち拓大に入学したか、そして学生時代のブラジルへの留学。横浜港から45日にちをかけての船旅、乗船前に台湾人の子供を預かった話、船中のブラジル移民の花嫁の話など当時のことを話されました。

そして本論の日系移民の話になりました。戦前から戦後にかけて国策として行われてきたことやブラジルでの日本人の信頼を勝ち抜いた話、そして現在ブラジルには日系人が約150万人住んでいて各要職に就いている人びともおり、現代の日本人よりも日本人らしさを保っている話など実際に何回もブラジルに足を運ばれた高橋先生ならではのお話しでした。

市民の皆様も満足された様子で無事第1回目の市民公開講座は修了しました。

高橋先生講演開始
高橋先生講演開始
ブラジルと私について
ブラジルと私について
ブラジルまでの航路、アメリカに港による
ブラジルまでの航路、アメリカに港による
移民船ブラジル丸の写真
移民船ブラジル丸の写真
第2回目は7月18日(土)に本学環境農学コースの東田先生による「土の過去、現在、未来」です。是非、こぞってご参加ください。 

<第2回 深川市民公開講座>
○日時:平成27年7月18日(土曜日)10:00~11:30
○会場:深川市中央公民館
○演題:~土の過去、現在、未来~
○講師:拓殖大学北海道短期大学農学ビジネス学科 教授 東田修司
●深川市ホームページ→ 深川市民公開講座のお知らせ
●深川市民公開講座→ PDFファイルポスター(PDF407KB)

「ひきがえるバスターズ」活動報告(6月3日)


 本年も八谷先生の主導する「ひきがえるバスターズ」活動が4月下旬~5月下旬展開されました。以下に本年の活動概要を報告します。


平成27(2015)年度 アズマヒキガエル駆除活動の結果(概要)

  一昨年、本学の学生を中心に結成した“ひきがえるバスターズ”による国内外来種アズマヒキガエルの駆除活動は、活動地域の重点をグリーンパーク21から郊外の音江町へ拡大して、引き続きカエルの繁殖期に捕獲活動を実施しました。

グリーンパーク21(周辺の緑町東町内会を含む)の概況

  捕獲個体数は、一昨年(短大のみで実施)が472頭、昨年(短大と町内会で実施)が408頭だったのに対し、今年は220頭(短大41頭、市民・町内会179頭)に減少しました。また、これまでより発生時期が早いことや、繁殖年齢に達していない小さいカエル(幼体)が全く見られなかったのが特徴でした。
  グリーンパーク21の池は、ヒキガエル対策として落水ないし浅水状態とし、繁殖を防いていることもあって、駆除活動は成果を挙げ始めていると考えられます。

八谷1
図 グリーンパークにおける捕獲個体数の日別、年次別推移


 

音江町音江神社付近

  この地域は、毎年、多数のカエルが見られ、そこにあるY氏所有の池(略してY池)では夥しいオタマジャクシが発生していながら、全く対策を取っていませんでした。今年、“バスターズ”の最重点場所として、毎夜巡回によるカエル捕獲活動を行うとともに、Y池の周囲に波板を立てて繁殖に来るカエルの障壁にしました。その結果、この地域で5月末までに計1,559頭のカエルを捕獲しました。Y池に到達したカエルや卵塊も捕獲したため、池の中にオタマジャクシは見当たらず、今年の繁殖はかなり防止できたものと考えられます。

八谷2
図 音江神社A池の捕獲個体数


 

音江町向陽

  ここにあるK氏所有の池(略してK池)では、K夫妻が中心になって卵塊の引き上げ(今年で4年目)と繁殖に来襲するヒキガエルの捕獲(今年が3年目)を行っています。ヒキガエルの捕獲頭数は、一昨年が約730頭、昨年が1,216頭でしたが、今年も763頭(K夫妻704頭、短大59頭)を捕獲しました。ヒキガエルは繁殖年齢に達するまで3,4年かかると言われているので、この池では、ヒキガエルの減少傾向がまだ表れていません。

その他の池

  Y池の上流にあるKo氏宅の池、音江神社から約400mの距離にあるS氏所有の2つの池、その上流にあるN氏所有の池、公共の用水池である新橋の池、深川市の北側の丸山公園マスオ沼などでもヒキガエルの発生が見られ、できる範囲で駆除活動を行いましたが、N氏所有の池やマスオ沼等では、5月末現在、夥しい数のオタマジャクシが発生しています。

その他

  今年は、グリーンパーク21に“ひきがえる回収ボックス”を設置しました。まだ知名度は低いですが、市民と町内会が捕獲したヒキガエルの置き場として活用されています。 また、今年は、ヒキガエルの新しい捕獲法として、上述の見取り捕獲とは別に、カゴ式トラップを試験しました。その結果、K池で5頭、T池で68頭、S池で268頭、合計で337頭のヒキガエルを捕獲することができました。使用の仕方や活用場面を正しく認識すれば、十分実用性があるものと考えられます。
                                 文責:ひきがえるバスターズ主宰 八谷和彦

平成27年もよーへーファームに参加します(6月3日 )


  STVラジオで毎週日曜日の午後に放送されている「Yo!Hey!サンデー」のようへいさんがはじめている「ようへいファーム」に平成24年度から本学の大道ゼミで参加しています。平成26年度も1年、2年大道ゼミで6月3日(水)に野菜を定植しました。
「ようへいファーム」はようへいさんの出身地である芦別市のスターライトホテルに隣接する某所にあります。今年はあいにく雷も響く雨天の中で定植作業ができるかと心配されましたが、畑につくと、雨も小降りになり何とか作業が出来ました。本学からのサツマイモとピーマン、トマト、ラッカセイを植えました。拓大の旗もたてました。今後も、次期を見て、作物の管理を行う予定です。

1 ピーマンの苗を植えました。
ピーマンの苗を植えました。

2 サツマイモの苗を植えました。
サツマイモの苗を植えました。

3 作業終了後拓大の旗にゼミ生が集合
作業終了後拓大の旗にゼミ生が集合

地域振興ビジネスコース1年ゼミ 深川産米の米粉を使う米パンづくりを体験

6月1日の月曜日、地域振興ビジネスコース1年生の庄内ゼミが、体験学習もおこなうキャリアスキル科目で、深川産米の米粉を使用する米パンづくりを行いました。

深川では、深川産農畜産物を使う加工品が数多くあり、りんごのシードルや黒米のお菓子など様々な特産品が開発されています。本学には農産加工の様々な試みがありますが、今回の学習は地域体験を通して学ぶことのできる、深川市内の都市農村交流センター「アグリ工房まあぶ」による加工体験に参加しました。

地域交流を通じて学習する学生たちは、各自があらかじめテーマを設定して深川地域にでかけます。今回、体験学習をおこなう学生たちは、食材加工の楽しさや困難、地産池消と産業、原料の粉状という発想の起源、産業の成立する経済的な諸条件といった、様々なテーマに取り組みました。

まあぶインストラクターによる指導のもと、慣れない手つきでありながら、原料の確認や加工に取り組みました。この体験によって、実際に材料を手に取りながら、米粉とその加工品の特徴も理解していくことができました。

 

先ず、米粉を使うシフォンケーキづくり開始
先ず、米粉を使うシフォンケーキづくり開始

 

材料をよく混ぜます。今回は黒米も入っています。
材料をよく混ぜます。今回は黒米も入っています。

 

型に流して
型に流して

 

焼きます
焼きます

 

焼いている間に、今度は米パンづくり開始
焼いている間に、今度は米パンづくり開始

 

原料をよく煉って、テーブルに置きます
原料をよく煉って、テーブルに置きます

 

ひとつひとつ、丁寧に成形します
ひとつひとつ、丁寧に成形します

 

いろいろなかたちができました。これをいよいよ焼きます。
いろいろなかたちができました。これをいよいよ焼きます。

 

そうこうしている間に、お米のシフォンケーキが焼き上がり完成!
そうこうしている間に、お米のシフォンケーキが焼き上がり完成!

 

そして米パンも焼き上がり完成!どれもモチモチ甘みのある味わいです。
そして米パンも焼き上がり完成!どれもモチモチ甘みのある味わいです。

 

お問い合わせ

この記事に関する詳細は次の宛先までお問い合わせ下さい。
農学ビジネス学科 地域振興ビジネスコース 庄内
電話 0164-23-4111(代表)

 

基礎を固めれば何でもできる~環境農学コースの基礎科目を紹介~


 「圃場で作物を育てながら実践的に農業を学ぶ」のは環境農学コースの勉学の一面を表すフレーズですが、それが全てではありません。農業の基礎をしっかり学ぶのも本コースの特徴です。移り変わりの早いこの時代、現在の栽培法や品種、経営などはしばらく経てば時代遅れになりかねません。新しいものに飛びつき、それを我がものとするためには、基礎力が欠かせません。確かな基礎力あってこそ、実践的な応用が可能となるのです。環境農学コースでは基礎力を養うために多くの課目を展開しています。

農業の基礎を学ぶ:作物栽培概論、農業基礎科学、環境科学など 情報を得るため:英語関連科目、コンピューター関連科目など 社会の基盤を学ぶ:地域振興ビジネスコースの豊富な社会科学系科目を履修できます。

岡田先生、作物栽培概論

岡田1

岡田2

岡田3


 

古屋先生、農業基礎科学

古屋1

古屋2

古屋3