拓殖大学北海道短期大学・吹奏楽部、今年(平成30年)の活動をまとめてお知らせします!!
こんにちは、拓殖大学北海道短期大学吹奏楽部です。しばらくぶりのニュース配信になってしまいましたが、一年を振り返るのにふさわしい歳の瀬ということで、平成最後の今年の活動を一挙にお知らせしたいと思います(手抜きではない)。ちょっと長くなりますが、よかったらお付き合いください。
私たちにとって今年は、部員が一気に増え、活動の内容も演奏のレベルも大いに高まった記念碑的な年となりました。
平成30年度の活動は、現存の戦力に加え、某有名高校吹奏楽部出身者、「本職はギターなんだけど」と言いつつベースに挑戦しようという本学T先生(米博士)、なんだかわからないけど面白そうだから入ってみたという初心者と、例年になくバラエティに富んだメンバーで始動しました。
まず、6/23~24(土・日)の本学大学祭に向けて、私たちはある企画を立ち上げました。それは、自分たち以外のバンドとのコラボレーションをするということでした。コラボのお相手は、札幌市内で活動している吹奏楽バンド「堕天使(仮)」さん。“だてんしかっこかり”が正式名称です。どんな邪悪な人々が深川に降り立ってしまうのだろうかと一抹の不安がよぎりますが、実に善良な人々です。こうして、演者総勢30人余が揃ったものの、大事なことを忘れていました。私たち吹奏楽部には指揮者がいないのです!!最大のピンチです!!
そこで、深川市教育委員会のお力添えをいただき、なんと、昨年本学に指導に来て下さったニューオリンズ・ブラスバンドBLACK BOTTOM BRASS BAND(通称:BBBB)の大嶋 康司氏―通称・ヤッシーさんを招へいする運びとなりました!! つくづく、人と人とのつながりはありがたいものだと感じます。改めてここで御礼申し上げます。
ヤッシーさんの指揮・指導は相変わらずユニークで、それだけでなく、演奏をすることは自分自身が楽しく気持ちいいということを再確認させてくれる、まるでセラピーのようなカウンセリングのようなエステサロンのような温泉旅行のような…とにかく幸せそのものでした。



さて、このご縁はまだまだ続きます。
11/25(日)には、深川市内やその近郊で活躍されているプロ音楽家やアマチュア愛好家の方々が、さまざまな演奏形式で日頃の成果を発表する「ときめきコンサート」@深川市文化交流ホールみ・らい に参加させていただきました。
このときめきコンサートは、今年で19回目を迎え、地域の方々が毎年楽しみにしている演奏会です。私たちも今後、深川市そして北空知を盛り上げる一助となれればと思います。実行委員はじめ関係者の皆様、本当にありがとうございました。


それから1週間後の12/2(日)には、ヤッシーさんはじめBBBBの記念すべき結成25周年記念ステージ&合同演奏「サウンドミュージックフェスティバル」@深川市文化交流ホールみ・らい へ参戦いたしました!! …学生たちは就職活動や卒論・卒研で忙しいなか、本当にがんばりました◎
BBBBのステージを部員みんなで楽しみました。観客全体を沸かせる生楽器による音の力、ギャグセンスの高いMC、どれを取ってもプロフェッショナルです…当たり前ですが…。「私たちはなんてすごい人と知り合いになってしまったのだろう」と愕然としました。

今年の目玉は、「堕天使(仮)」そしてヤッシーさんとのコラボ演奏だったわけですが、それ以外にも年間を通して、新入生向けオリエンテーションでのステージや、オープンキャンパスでの演奏を行ってきました。
そして、私たちにとって一年を締めくくる大事な演奏、それは深川市内の介護老人保健施設エーデルワイスさんのクリスマス会での慰問演奏です。今年はほぼ学生主導で企画をし、楽器ごとのアンサンブルを披露しました。さらに、メインに持ってきたのが「服部良一ヒット曲メドレー」という吹奏楽の古い楽譜です。昭和初期から活躍してきた作曲家・服部良一氏の「銀座カンカン娘」や「蘇州夜曲」そして「青い山脈」等が入ったメドレーです。これらの曲を一切聴いたことのない現在18~20歳の学生たちも、この楽譜に徐々にはまっていきました。こういう曲を名曲というのでしょう。演奏中、利用者さんのなかから、私たちの演奏に合わせて歌う声が聞こえてきました。これは演者冥利に尽きます。

平成という時代ももう終わりを迎えようとしています。最後の年に、本当にいろいろな経験をさせていただきました。企画をしたり、連絡・調整をしたり、練習をしたりサボったり、質の高い演奏を作り上げ、また自分たちが楽しむために、いろいろな面倒を乗り越えました。よい思い出になりました。
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新たに迎える年が、みなさまにとってよい年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。