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造形表現研究Ⅳ | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

造形表現研究Ⅳ担当: 山田 英吉(やまだ えいきち)

開講コース

保育学科 2年次 後期

目的と内容および到達目標

領域「表現」のねらい及び内容を理解するとともに、乳幼児の発達や学びの過程を理解し、領域「表現」に関わる具体的な指導場面を想定した保育を構想する方法を身に付ける。
特に本授業では地域や保育施設内外の環境を活かし、乳幼児の造形表現活動を設定し支援するための資質向上を図る。
到達目標は以下のとおりである。
 ・領域「表現」のねらい及び内容、乳幼児が経験し身に付けていく内容と指導上の留意点並びに全体構造を理解している。
 ・養護及び教育に関わる保育の内容が、それぞれに関連性を持つことを理解し、評価の考え方、小学校の教科等とのつながりを理解している。
 ・乳幼児の心情、認識、思考及び動き等を視野に入れた保育の構想の重要性を理解している。
 ・領域「表現」の特性および乳幼児の体験との関連を考慮した情報機器及び教材の活用方法を理解し、保育構想に活用することができる。
 ・指導案の構想を理解し、具体的な保育を想定した指導案を作成するとともに、模擬保育とその振り返りを通して、保育を改善する視点を身に付けている。
 ・領域「表現」の特性に応じた保育実践の動向を知り、保育構想の向上に取り組むことができる。

授業計画

[後期]
1.麦藁を素材とした造形表現(地域の農産物と造形表現・ヒンメリ)
2.風と空の造形表現(環境と造形表現:凧の歴史・デザイン)
3.風と空の造形表現(連結平面凧)
4.風と空の造形表現(凧揚げ・ICT:記録・安全管理)
5.木を素材とした造形表現(素材と安全な加工法、デザイン)
6.木を素材とした造形表現(組み立て)
7.様々な素材を用いた造形表現(インスタレーション・ICTを活用した構成)
8.様々な素材を用いた造形表現(リース:自然物)
9.様々な素材を用いた造形表現(保育室を飾るリース)
10.様々な素材を用いた造形表現(リースのパーツ)
11.様々な素材を用いた造形表現(リースの組立、展示)
12.様々な素材を用いた造形表現(版画:下図)
13.様々な素材を用いた造形表現(版画:版づくり)
14.様々な素材を用いた造形表現(版画:印刷)
15.まとめ・展示方法、造形表現の幼小接続

単位数

1単位、授業回数:15回

講義の進め方

様々な素材との触れ合いの中で、様々な表現活動が展開される。表現のための基礎能力を高め、創意工夫する力を育てていく。対象としっかり向き合う創作活動によって、指導者としての力も高まる。
創作活動は、個人の取組と集団での取組の両方を取り上げる。

試験と成績評価

授業への参加意欲・態度の評価(30%)
レポートや小課題等の提出物、発表等による知識・理解、技能、創意工夫、完成度の総合的評価(70%)

担当教員から受講生諸君へ

造形作品を見る目を高めることが大切である。よいものをたくさん見る、表現の多様性を知る、そして、自らが作る側に立つことによってより高められる。保育の中で子どもたちに造形の基礎を伝えるが、教える側にもそのための基礎能力が必要である。やむを得ず授業を欠席した場合でも、作品は完成させることが大事である。

使用教材

教科書 :保育所保育指針(平成29年3月告示 厚生労働省)
参考書 :必要に応じて適宜紹介するとともに参考資料等を配布する