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総合英語Ⅱ | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

総合英語Ⅱ担当: 平尾・荻原・白戸・藤岡

開講コース

地域振興ビジネス 1年次 後期

目的と内容および到達目標

後期のこの科目では、語学学習の絶好の機会と考えて受講することが大切である。学生達の中には、前期を終了した時点での自分の語学力がそれほど伸びていないことに気付いてとまどっている学生もいるであろう。この授業で学ぶ文法、講読の力は英語の理解力の向上にとりとても重要な基礎力になることを再認識するべきだ。そしてこれらを利用して英語の雑誌を読むとか小説を読むとか具体的な目標を立てて実行していくことも大切である。「教科書だけができれば満足」でなく、それを生かして楽しみながら実際の英語の理解に取り組むことが大切である。
到達目標は以下のとおりである。
・基本的な英文法である文の種類や不定詞を発展させた文型を修得し英文の基本的構造を理解することができる。
・応用的な英文法である動名詞や分詞を使用した構文を習得し、基礎的な英文を読み理解することができる。
・トランプの絵柄の由来、セクシャル・ハラスメントの定義、人生にとって大切なものなどという文化的な事柄に関する基礎的な英文を和訳することができる。
・リサイクルをテーマとした英文読解を通して、社会における環境問題を理解することができる。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
④教育 ⑫生産・消費 ⑰実施手段  

授業計画

[後期]
1.文の種類(平叙文、疑問文、命令文、感嘆文) : Grammar, Reading(1)(語彙と文法)
2.文の種類(平叙文、疑問文、命令文、感嘆文) : Reading(2)(読解問題), Linstening and Composition
3.不定詞: Grammar, Reading(1)(語彙と文法)
4.不定詞疑問を表す形: Reading(2)(読解問題), Linstening and Composition
5.文の種類(平叙文、疑問文、命令文、感嘆文)と不定詞を表す形を用いた練習問題(筆記と音読を中心とした復習)
6.動名詞 : Grammar, Reading(1)(語彙と文法)
7.動名詞: Reading(2)(読解問題), Linstening and Composition
8.分詞 : Grammar, Reading(1)(語彙と文法)
9.分詞: Reading(2)(読解問題), Linstening and Composition
10.動名詞と分詞を用いた練習問題(筆記と音読を中心とした復習)
11.句と節 : Grammar, Reading(1)(語彙と文法)
12.句と節 : Reading(2)(読解問題), Linstening and Composition
13.前置詞 : Grammar, Reading(1)(語彙と文法)
14.前置詞: Reading(2)(読解問題), Linstening and Composition
15.句と節、前置詞を用いた練習問題(筆記と音読を中心とした復習)

単位数

1単位、授業回数:15回

講義の進め方

クラス別に授業を行う。各クラスには、共通の教科書に加えて、クラス別に教材を使用する。原則的には教科書の内容に準じ授業展開する。使える英語を習得することが目標なので声を出し、練習する。自宅学習も欠かせない。

試験と成績評価

学生の授業参加の度合いが力の向上と関連すると認識しているため、やむを得ない理由以外の欠席や遅刻は、しないこと。成績評価は、共通問題による小テスト(60%)とクラス別の試験やレポート等(40%)により行う。

担当教員から受講生諸君へ

実際に通用する英語を身につけることを目指すわけだから、本人が努力することが基本で、教員はあくまで、その手助けとしかならない。そのことをしっかりと認識すること。

使用教材

教科書 :『Access to Simple English』石井 隆之 他 著(成美堂)
クラス分けを行う。クラスによっては、上記の教科書に加えて更に1冊教科書を追加したりプリントを配布したりすることもある。
参考書 :少なくとも7万語以上の掲載語のある辞書。例えば小西友七(編)「ジ-ニアス英和辞書」㈱大修館。
電子辞書も軽くて便利でよい。積極的に活用すること。辞書を活用すると大きな効果がある。