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身体表現演習Ⅲ | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

身体表現演習Ⅲ担当: 弦巻 啓太(つるまき けいた)

開講コース

保育学科 2年次 前期

目的と内容および到達目標

ごく基本的な演劇作品を創作し、集団作業を通して自己の身体表現の拡張、また他者の身体表現を繊細に受容す
 る能力を高め、保育に必要とされる視点や環境整備の力を獲得する。プロの俳優を目指す演技演習ではなく、演劇
 作品に現象として表れる演者や創作者の個性、お互いの差異を発見し、上演後対話を通しそれらを認め合う、そう
 した作業が授業の目的である。
 
到達目標は以下のとおりである。
・保育に必要な視点、表現能力を獲得する。
・自己の考えを確固と主張し、同時に他者の考えを同等に尊重できる。

授業計画

[前期]
1.身体表現① 発声、身体を使った表現。前期授業内容の解説。
2.身体表現② 少人数の班ごとに分かれ、身体表現を軸とした演劇の場面を創作。
3.身体表現③ 少人数の班ごとに分かれ、身体表現を軸とした短編演劇作品を創作。
4.身体表現④ 即興を中心に他者の表現と自己の表現を有機的に関連づける。期末発表公演の作品選び⑴。
   ※発表公演の作品は人数に合わせて1作品か2作品行う。1作品の場合上演時間50分。2作品の場合上演時間   
    25分を目安とする。
5.身体表現⑤ 即興を中心に他者の表現と自己の表現を有機的に関連づける。期末発表公演の作品選び⑵
6.読解力① 戯曲の読み合わせ。スタッフ配置、キャスト配役まで行う。
7.読解力② 戯曲に書かれた構造から身体表現④⑤で学んだ有機的なつながりを発見する。立ち稽古⑴。
8.読解力③ 戯曲に書かれた構造、有機的な関連を演者として表現する。立ち稽古⑵。
9.身体表現⑥ ミザンスの整理⑴。読解力①〜③で検討した内容が有効に表れる演技空間、方向性を考える。
10.身体表現⑦ ミザンスの整理⑵。読解力①〜③で検討した内容が有効に表れる演技空間、方向性を考える。
11.身体表現⑧ 通し稽古を行う。スタッフの準備もここまでに完成させる。
12.身体表現⑨ 前回の通し稽古の反省、検証、改善を行う。
13.身体表現⑩ 期末発表公演リハーサル。準備した各パートの検証を行う。
14.身体表現11 期末発表公演を行う。(講義受講生以外の鑑賞も受け付ける)
15.身体表現12 期末発表公演を振り返り、初期にイメージした完成形との差異を検討する。

単位数

1単位、授業回数:15回

講義の進め方

役者として発声練習や身体表現を体験し、同時に演出家として演劇作品づくりを行い、各テーマ、講義の要点を学んでいく。小作品の創作の後には必ず随時感想、検証の時間が設けられる。保育士としての表現能力だけではなく、保育士として必要な「子供達の中で何が生まれているか」を見落とさない『目』を養うために、創造中も観客の視点を重要に扱う。

試験と成績評価

成績評価は講義毎の達成率30%、作品づくりでの協調性・責任感25%、授業への意欲・発表25%、本番、感想のレポート20%で行う。

担当教員から受講生諸君へ

受講にあたっては動きやすい(少々汚れても構わない)服装、上靴、筆記用具、タオルなどを用意すること。
様々な表現方法、舞台に触れるため劇場での観劇や、戯曲に触れることをお勧めする。

使用教材

教科書 :使用せず
参考書 :講義毎に使用する台本、資料は配布する。