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水稲生産学 | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

水稲生産学担当: 岡田 佳菜子(おかだ かなこ)

開講コース

環境農学 2年次 前期

目的と内容および到達目標

お米は世界38億人の主食であり、エネルギー供給源として重要な役割を果たしている。日本人は、カロリーの25%をお米に頼っている。本講義では、日本のお米の生産地である北海道における水稲栽培体系を、播種から収穫、調整まで各生育時期の水稲の生育特性をしり、どのような管理がなぜ必要かを理解できるよう講義を進める。

到達目標は以下のとおりである。
・水稲の栽培管理の役割を理解する。
・水稲の生育、収量、品質特性を理解する。
・水稲栽培に関わる用語を理解する。

<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
  ②飢餓 ⑨イノベーション

授業計画

[前期]
1.米の生産状況
2.北海道の水稲の特徴
3.水稲の遺伝と品種改良
4.育苗と移植
5.耕起と施肥
6.水管理
7.雑草・病害虫防除
8.収穫・乾燥・脱穀・貯蔵
9.外観品質・食味
10.気象と栽培管理
11.北海道の水田土壌
12.直播栽培
13.田畑輪換
14.糯(もち)品種の特性と栽培
15.加工用米、飼料米の特性と栽培

単位数

2単位、授業回数:15回

講義の進め方

プリント、プロジェクターを使い講義をすすめる。
講義内容の理解度を確認するため、毎回、小テストを行う。

試験と成績評価

成績の評価は、小テスト(20%)、定期試験(80%)から評価する。

担当教員から受講生諸君へ

復習がもっとも大切
・1年次に学んだ農業用語をもう一度見直して受講する。
・新しくならう専門用語は、毎回復習して意味を確認して、次の授業を受講する。
・ノートをとる。
・授業で理解したことは、聞いたことも含め自己流にノートを取り復習に活用する。

使用教材

教科書:使用しない
参考書:適宜紹介する