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現代企業論 | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

現代企業論担当: 村上 良一(むらかみ りょういち)

開講コース

地域振興ビジネス 2年次 後期

目的と内容および到達目標

本講義の前半では、日本経済の変遷と現状も交えながら企業の構造的特徴や企業統治、社会的責任といった今日的課題について、後半では主としてグローバル化の下で国内外の企業が行動する際の特徴や課題について講義を行う。上記項目についてできるだけ事例紹介を交えた講義を行う。

到達目標は以下のとおりである。
・現代企業の特徴と課題について基本的な理解ができるようになる。
・日本企業の海外展開の歴史と現状について基本的な理解ができるようになる。
・グローバル化の下での多国籍企業の新しい行動について基本的な理解ができるようになる。

授業計画

[後期]
1.産業構造の転換と企業
2.企業集団と系列取引
3.系列取引の変貌(トヨタの事例紹介)
4.日本的経営とは何であったのか
5.金融肥大化現象の下での企業経営の変貌
6.企業の社会的責任とコーポレートガバナンス(1)概説
7.企業の社会的責任とコーポレートガバナンス(2)事例紹介
8.企業の構造転換に関する理解を促進するための解説と意見交換
9.多国籍企業の成長理論(1)概説
10.多国籍企業の成長理論(2)各論
11.日本企業のグローバル化対応(家電の事例紹介)
12.多国籍企業の新戦略
13.多国籍企業と国際協定
14.多国籍企業の途上国・新興国進出における課題(事例紹介)
15.多国籍企業における多様性の尊重や異文化理解の意義について

単位数

2単位、授業回数:15回

講義の進め方

配布プリントを中心にスライド、板書等を利用して講義形式で行う。

試験と成績評価

成績評価は小テスト2回で60%、授業レポート40%の点数配分で行う。

担当教員から受講生諸君へ

日本企業のグローバル化といわれて久しいが、そこには引き続き課題は山積している。講義を通じて課題解決にむけたヒントをつかんでもらえることを期待している。そのために、特に企業の海外展開の動向や国際交渉に関するニュースについて関心をもつように心がけてほしい。

使用教材

教科書 :使用しない
参考書 :丸山惠也編著『現代日本の多国籍企業』新日本出版社、末廣 昭『新興アジア経済論』(岩波書店)、浜 矩子『地球経済のまわり方』(筑摩書房)。