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地域振興論 | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

地域振興論担当: 工藤 遥(くどう はるか)

開講コース

地域振興ビジネス 1年次 前期

目的と内容および到達目標

本講義では、学術的な視点と実践的な視点から地域振興を検討することを目的とする。日本全体で人口が減少し、地域が衰退していく中で、現在、各自治体は地域創生の計画を策定し、実施することが求められている。今後、どの地域で生活する上でも地域の振興を考えることは避けられない。講義とグループワークを通じて地域が抱える課題について考える。

到達目標は以下のとおりである。
・地域とは何かを理解できるようになる。
・各地域が抱える課題について理解できるようになる。
・意見や視点の多様性が問題解決には必要なことが理解できるようになる。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
 ③保健 ⑤ジェンダー ⑧成長・雇用 ⑨イイノベーション ⑪都市 ⑰実施手段 他

授業計画

[前期]
1.授業ガイダンス、地域振興とは
2.人口減少と地域振興
3.少子高齢化と地域生活
4.都市化・過疎化と地域社会
5.地域政策の歴史
6.「地方創生」の概況
7.地域課題とまちづくり
8.中間まとめ、グループワーク
9.地域経済・産業の再生、活性化
10.地域ブランド
11.観光まちづくり
12.雇用、移住政策
13.地域福祉
14.持続可能性・SDGsと地域振興
15.まとめとふりかえり、グループワーク

単位数

2単位、授業回数:15回

講義の進め方

スライドを使って講義をする。教科書は使用せず、適宜プリントを配布する。統計データや新聞記事、映像資料等も教材として使用する。授業の最後に出欠確認も兼ねたリアクションペーパーの提出を求める。意見交換や課題発表などのグループワークも実施する。なお、一部の授業回を遠隔で開講する場合がある。

試験と成績評価

リアクションペーパー(40%)、グループワーク課題(10%)、期末レポート(50%)を総合的に評価する。

担当教員から受講生諸君へ

地域毎に抱える課題は異なることから、自分の出身地や居住地、関心のある地域の情報について、ニュースや新聞記事、文献・資料、統計データなどを実際に調べるなどして普段から情報収集しておくことを推奨する。また、グループワークでは、他の人と協調性を持って課題に取り組む態度が重要になる。

使用教材

教科書 :使用しない(適宜プリントを配布)
参考書 :適時紹介する