キャリアスキル担当: 大道・田中・二木・畠山
開講コース
環境農学 1年次 前・後期
目的と内容および到達目標
この科目は、就農・農業法人就職、農業関連産業等への就職、四年制大学への編入など、卒業後の進路希望に応じたクラスごとに展開する。
自己の生き方を探求するという観点から、自己啓発的な体験学習や討論などを通して、職業の選択決定に必要な能力・態度やコミュニケーション能力を養う。自己の充実や生き甲斐を目指し、生涯にわたって学習に取り組む意欲や態度を育成しながらビジネススキル(文章力、話す力、論理構築力など社会に出てからの仕事遂行能力)を高める。
到達目標は以下のとおりである。
・自分を知り、社会・職業・学問等を学ぶことで将来の進路を考え、自分の興味・関心・能力・適性にあった進路計画を立てることができる。
・「読む力」「書く力」「聞く力」「話す力」を向上させて、自己のライフプランが形成できる。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
②飢餓 ④教育 ⑧成長・雇用
授業計画
[前期]
1. 大学での授業の受け方、過ごし方、履修指導
2. 進路学習セミナー、資格取得ガイダンス
3. 進路別特別演習
4. 進路学習セミナー、自己紹介発表
5. 自己分析、性格適性検査
6. 英語能力検定
7. 未来の自分探し、進路探し、我が道等自己PR
8. 適性検査(クレペリン)
9. 課題「環境問題と農業」発表、意見交換
10.課題「グローバル化の是非」発表、意見交換
11.課題「果たしたい社会貢献」発表、意見交換
12.進路別特別演習
13.進路別特別演習
14.進路別特別演習
15.夏季休暇中の取組計画発表、意見交換
[後期]
1.夏季休暇中の取組成果発表、意見交換
2.課題「地産地消・地産外商」発表、意見交換
3.進路別特別演習
4.課題「世界の穀物・日本の穀物」発表、意見交換
5.課題「過疎化・高齢化を活かす戦略」発表、意見交換
6.課題「食料は海外依存でよいのか」発表、意見交換
7.課題「日本の食料自給力」発表、意見交換
8.進路別特別演習
9.課題「農産物の付加価値」発表、意見交換
10.課題「6次産業化」発表、意見交換
11.接遇、マナーセミナー
12.課題「農業の体質強化と自己の役割」発表、意見交換
13.冬季休暇中の取組計計画発表、意見交換
14.冬季休暇中の取組成果発表、意見交換
15.2年次に向けた決意表明、意見交換
単位数
2単位、授業回数:30回
講義の進め方
授業形態は、学年一斉、進路希望別等で学生の発表に基づく討論を中心に展開するとともに、進路別の取組課題を中心とした演習(進路別特別演習)を実施する。
試験と成績評価
学生個々の資質を高める取組を積極的に推進できたかを学生個々が行う発表・レポート(90%)及び各種検定試験成績(10%)を基に評価する。なお、発表・レポートについては、自分の興味・関心・能力・適性にあった進路計画を立てることができたか、「読む力」「書く力」「聞く力」「話す力」を向上させて、自己のライフプランが形成できたか、を評価する。
担当教員から受講生諸君へ
本科目では、今後の職業生活を通して社会貢献できるよう自己の資質・能力を研くとともに、正しく自己の意見を伝達する能力や、他者の話を正確に聴く能力を養うことを目的として実施する。本授業を通して、地域社会を維持・発展できる有能な納税者としての基礎・基本の体得に心がけることが大切である。
なお、課題レポートは、図書館で関係資料を調査するなどして作成し、提出期日を遵守すること。
使用教材
参考書は必要に応じ実費で使用する。説明資料は配付する。