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キャリアスキル | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

キャリアスキル担当: 萬・横関・秋月

開講コース

保育学科 1年次 前・後期

目的と内容および到達目標

本授業は,保育にかかわる社会問題の考察や社会調査の実践を通して,保育の社会的意義・目的,保育者に求められる資質・能力等について多角的に考え,自らの課題を明確にしたうえで,対人専門職としての将来に向けて必要と考えられる基礎的な資質・力量を得ることを目的とする。その際,本学科で開講されている様々な専門科目との連関を意識して授業を展開する。また同時に,社会生活を送るうえで必要と考えられる一般常識・マナーや文章表現能力を身に付けることを目指す。
 到達目標は以下のとおりである。
・保育という営みについて多角的に考え,自らの課題を明確にし,その興味・関心・適性に合ったライフプランを立てることができる。
・新聞記事や新書等の読解を通し,保育をめぐる問題に対し自ら問題意識を持ち,社会調査の実施等を通して情報を収集し,自分の考えをレポートにまとめることができる。
・保育・教育実習,就職活動の際に必要な文書等を適切に作成することができる。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
  ④教育 ⑧成長・雇用

授業計画

[前期]
1.大学生活ガイダンス①:カリキュラム説明
2.大学生活ガイダンス②:履修指導
3.保育の現場で使用される漢字の学習
4.保育の現場で使用される基礎・専門用語の学習
5.学生生活で役立つパソコンスキル①(Active mail)
6.学生生活で役立つパソコンスキル②(Teams)
7.保育現場で役立つパソコンスキル①(word①)
8.保育現場で役立つパソコンスキル②(word②)
9.保育現場で役立つパソコンスキル③(excel)
10.保育現場で役立つパソコンスキル④(ppt)
11.保育をめぐる問題について考える①:新聞記事
12.保育をめぐる問題について考える②:新書
13.保育・教育実習事前学習①:実習日誌
14.保育・教育実習事前学習②:実習礼状
15.自己課題の総括①
  :前期の反省と後期の学習計画の作成

[後期]
1.保育・教育実習事後学習①:振り返り
2.保育における行事の計画の立案①:資料収集・視察
3. 保育における行事の計画の立案②:計画の作成
4.保育における行事の計画の立案③:計画の発表
5.保育にかかわる資料・文献の検討①:資料収集・読解
6.保育にかかわる資料・文献の検討②:レポート作成
7.保育にかかわる資料・文献の検討③:レポート発表
8.社会調査の実施と結果の分析①:テーマ決定
9. 社会調査の実施と結果の分析②:調査の実施
10.社会調査の実施と結果の分析③:調査結果の分析
11.社会調査の実施と結果の分析④:結果の発表
12.2年次への準備学習①:就職活動について
13.2年次への準備学習②:2年次カリキュラムの説明
14.2年次への準備学習③:学習活動の計画・立案
15.自己課題の総括②
  :1年間の反省と2年次の学習計画の作成

単位数

2単位、授業回数:30回

講義の進め方

前期は,保育・教育実習の際に作成を求められる様々な文書の構成や作法について学ぶとともに,保育について書かれたさまざまな形式の文章を読解することで,保育という営みの社会的な位置づけを理解できるようにする。後期は,資料・文献の検討や社会調査の実施等をとおして,自らの問題意識に迫り,レポートを作成・発表する機会を持つ。これらをとおして,次年度以降の学習活動における自己の課題を明確にする。併せて,就職に向けての情報収集や活動の準備も適宜行う。また、一部の授業回を遠隔で開講する場合がある。

試験と成績評価

・基礎用語・漢字テスト(20%) ・提出物(40%) ・レポートと発表の内容(40%)

担当教員から受講生諸君へ

この授業では,大学での学習全体に共通する基礎的な内容を取り扱う。保育の現場で求められる様々なスキルを身に付けることはもちろんのこと,社会人としての一般常識・マナー・文章表現能力を身に付けることを意識して活動に取り組んでほしい。

使用教材

教科書 :使用しない。
参考書 :使用しない。
必要に応じて資料を配付するが,他の講義で使用した教科書を適宜活用することがある。