キャリアスキル担当: 各専任教員
開講コース
地域振興ビジネス 1年次 前・後期
目的と内容および到達目標
自己の生き方を探求させるという観点から、自己啓発的な体験学習や討論などを通して、進路の選択決定に必要な能力・態度やコミュニケーション能力を養うとともに、自己の充実や生き甲斐を目指し、生涯にわたって学習に取り組む意欲や態度を育成しながら、キャリアスキルを高める。
1年間を通じて1年ゼミナールと連動するが、前期は特にゼミナール別演習が重視され、後期は進路別クラス編成による指導を基本とする。
到達目標は以下のとおりである。
・自分を知り、社会・職業・学問等を学ぶことで将来の進路を考え、自分の興味・関心・能力・適性にあった進路計画をたてることができる。
・「読む力」「書く力」「聞く力」「話す力」を向上させて、自己のライフプランを形成することができる。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
④教育 ⑤ジェンダー ⑧成長・雇用 ⑨イノーベーション ⑩不平等
授業計画
[前期]
1 教育課程ガイダンス:教育課程と進級・卒業の履
修の仕方の理解、単位取得方法の理解(合同)
2~5 学業・履修指導:学生生活の基本指導、
授業の受け方指導、進路別履修指導
(合同2、ゼミ別2)
6~10 進路ガイダンス:就職・編入ガイダンス
(合同2、ゼミ別3)
11 自己分析・性格適正検査(ゼミ別)
12 進路演習①(ゼミ別)
13 進路演習②(ゼミ別)
14 夏期休暇中の取組計画発表・意見交換(ゼミ別)
15 進路別クラス編成について(ゼミ別)
[後期]
1 進路別クラスガイダンス(合同)
2~14 進路別演習(クラス別):拓殖大学学部紹介、
他大学紹介、将来の進路と学部・学科選択、
志望理由書作成、編入学英語練習、小論文の作成、
論文の読み方、奨学論文の読解と発表、
論文・レポートの作成の仕方、
業界・企業研究、履歴書作成、面接練習、
プレゼン発表練習
15 2年ゼミナールガイダンス(合同)
単位数
2単位、授業回数:30回
講義の進め方
授業形態は、前期では学年一斉と1年ゼミナール別の形で進める。
後期は学年一斉と進路別(就職・拓大編入・他大学編入)クラスで進める。
学生の報告と発表に基づく討論を中心に展開する。
また、一部の授業回を遠隔で開講する場合がある。
試験と成績評価
学生個々の資質を高める取組みを積極的に推進できたか、自分の興味・関心、能力・適性にあった進路計画を立てることができたか、「読む力」、「書く力」、「聴く力」、「話す力」を向上させたか、等々、学生各自が自己のライフプランの形成について行う報告・発表、レポート、取組み等を総合的に評価する。
担当教員から受講生諸君へ
今後の学業・職業生活を通して社会貢献できるよう自己の資質・能力を研くと共に、正しく自己の意見を伝達する能力や他者の話を正確に聴く能力を養うことが目指されている。この授業を通して、地域社会の維持・発展のために貢献できるための基礎的力量を身に付けてほしい。
使用教材
教科書 :『大学生 学びのツール 改訂版(新入生ガイドブック)』拓殖大学政経学部編
参考書 :必要に応じ適宜指示する。