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《新聞局NEWS》環境農学コース「農業研修」報告 | 拓殖大学北海道短期大学

《新聞局NEWS》環境農学コース「農業研修」報告

 農学ビジネス学科環境農学コースで毎年夏に実施されている「農業研修」について、参加した新聞局員学生3名が報告記事を執筆しました。ぜひご覧ください!

研修報告① 環境農学コース2年 朝倉拓己

 7月28日から8月11日までの15日間、むかわ町の農家さんに受け入れていただき農業研修を実施しました。

 実習内容として、馬鈴薯の収穫や直売所へ出荷する野菜の収穫・調整をメインに、ドローンによる防除や除草などの栽培管理作業を行いました。

 慣れない環境の中、15日間泊まり込みの研修を行うことは簡単ではありませんでした。しかし、実家とは異なる経営に触れることで新たな気づきも数多くあった貴重な体験となりました。

 次年度農業研修を行う後輩の皆さんへ伝えたいことは、楽しい研修を送るためには、農家さんと明るく積極的にコミュニケーションを取ることが重要であるということです。加えて、実家が農家を営んでいる人はどのような経営なのか詳しく把握しておくことで、農家さんとの会話の時に困ることがなくなると思います。

地域の直売所
馬鈴薯の収穫

研修報告② 環境農学コース2年 岡野倫子

 私は農業研修で、北竜町にあるファームトゥモロさんに入りました。

 トマトの有機栽培をされている農家さんで主に航空機で首都圏に出荷されるトマトの栽培をされています。大玉トマトの収穫作業はハウスの中でとても暑く大変でしたが、自分が収穫したトマトが消費者のもとに届く事を考えると感慨深いものがありました。

 私は将来農家の役に立つ研究をしたいと思っており、この研修でさらに農家さんへの尊敬の気持ちが高まりました。毎日暑い中ハウスで作業され、その作物を私たちが食べている事はとても尊い事であると改めて考えさせられました。

トマトの収穫作業をしているところ

研修報告③ 環境農学コース2年 羽根有哉

 7月23日、26日から8月8日までの計15日間、雨竜郡の秩父別町にある合同会社やおきで、麦刈り、トマトの葉かき、畦の草刈りなどの経験をしました。私の実家は当麻町で水稲農家をしており、法人の経営に興味があったので今回、法人経営をしている合同会社やおきでお世話になることになりました。

 コンバインの運転はできませんでしたが、実際に麦刈りをする作業を見学することができ、とても勉強になりました。草刈りは、ウイングモアと刈払機の2種類の機械を使って作業しました。2つとも初めて使う機械で最初はとても不安でしたが、少しずつ慣れてきてうまく扱うことができるようになりました。夏の草刈りはとてもきつい作業でした。今回の研修では、実家ではできないようなことを体験することができ、将来に活かせる良い経験になりました。

麦の収穫作業