Topトップへ

「第52回農業セミナー」を開催しました(12月5日) | 拓殖大学北海道短期大学

「第52回農業セミナー」を開催しました(12月5日)

拓殖大学北海道短期大学 第52回農業セミナー

平成30年12月5日(水)に平成最後の第52回農業セミナーが開催されました。今回は日本農業経営大学校との共催で開催し、遠く熊本、宮城から講師の方に来ていただきました。一般の方と学生を逢わせて220人以上の参加者となりました。
 
テーマは、「明日の農業を切り開く‼」~活躍する若人たち~としまして、現在、活躍されている若手農業者の皆様の実戦経験に基づく経営理念を学ぶ機会となりました。
 
基調講演として北海道銀行営業推進部アグリビジネス推進室産業戦略部長の土屋俊亮氏から「北海道の農業を担う若い皆さんに期待する」と題してご講演をいただきました。学生諸君への応援と北海道農業の現状とこれからの農業のあり方を示されました。
 
次に、滝川市の香西静江氏から「農業者として生きる」と題して、6次化に取り組む経営について講演いただきました。Uターン就農時の苦しさや迷いを地域とともに克服されたお話は講演は学生の心を打ちました。
 
ここで昼食休憩です。昼食には本学産の黒米を使ったちらし寿司や加工室で作ったパン、ジャムなどが提供され、参加された一般市民の方はもちろん学生達も満足した様子でした。
 
午後は、熊本県大津町から来ていただいた株式会社なかせ農園の中瀬健二氏からは「新戦略でさつまいもに付加価値を」と題して、6次産業化に取り組むと共に‘紅はるか’のブランド化を図る取組、海外への輸出や今後の夢のご講演でした。宮城県仙台市にあるトータスファーム相原農園の相原美穂氏は「受け継ぎたいものがここにある~都市農業と土地利用型の融合~」と題して、少量多品目の野菜栽培と水稲栽培の取組や、ササニシキを使って地元の酒蔵と連携した清酒販売の取組についてのご講演をいただきました。なお、中瀬健二様と相原美穂様は日本農業経営大学校のOBです。そして最後の講演は東神楽町北川能園の北川智悠氏から「農業者でありつづけること」と題して、フルーツトマト「かぐら姫」の生産・販売の取組等や農業者として生きていく中での考えておくことなど実践されていることのご講演をいただきました。北川智悠氏は本学のOBです。
 岡﨑正昭農学ビジネス学科長が司会される中、講師の方を囲んでパネルディスカッションが行われました。会場からは学生達の積極的な質問も出て時間はあっという間に過ぎました。
 最後に日本農業経営大学校の堀口健治校長から閉会の挨拶をいただき、セミナーは無事終了しました。
 参加された市民の皆様、本当にありがとうございました。

 本学は、創設以来農家後継者をはじめとする農業の担い手を養成することを基本使命としてきております。今後とも、未来を切り開く農業の担い手の育成に努めて参りますので、ご支援等よろしくお願いいたします。

篠塚徹学長の開会のご挨拶
篠塚徹学長の開会のご挨拶
土屋氏よる基調講演
土屋氏よる基調講演
香西さんのご講演
香西さんのご講演
昼食休憩(一般参加者)
昼食休憩(一般参加者)
昼食(学生)
昼食(学生)
午後の最初は中瀬氏による講演
午後の最初は中瀬氏による講演
宮城県の相原氏のご講演
宮城県の相原氏のご講演
本学OBの北川氏のご講演
本学OBの北川氏のご講演
岡﨑学科長司会によるパネルディスカッション
岡﨑学科長司会によるパネルディスカッション
堀口日本農業経営大学校校長による閉会のご挨拶
堀口日本農業経営大学校校長による閉会のご挨拶