環農コース、ゼミで果樹園見学(10月7日)
掲載日:2015年10月09日
岡崎、八谷。東田1年ゼミ合同で音江の林果樹園に果樹農業の見学に行きました。この日はテレビ局の取材が入り、忙しい中でしたが、林さんみずからの説明をいただきました。
滝川から旭川にかけて石狩川の左岸には、むかしリンゴが盛んにつくられていました。昭和50年ころからの構造改善事業で、基盤整備、土地改良がすすみ、平場は水田に、傾斜地は畑地に変わりました。結果として、現在残っている果樹園は適地適作で、消費者に高品質の果樹を提供できているそうです。
林果樹園の現在の主力はサクランボです。雨よけにはかなり大きな投資が必要とのこと。試食させて頂いたプルーンもほとんどが雨よけ栽培、割れを防ぐとともに、長く木に置いておくことにより高糖度を実現できます。店に並ぶことの少ない美味しいプル-ンを試食し、帰りに直売で購入する学生もいました。果樹は植えてから数年収穫できないため、植えるときは消費者の好みの変化を予測する必要があるなど、果樹農業の難しさも話にのぼりました。リンゴとプルーンなどの剪定方法の違いなども説明いただきました。 ぐづついた天気の続く中、この日だけは快晴、学生達は明るい日差しの中で果樹農業の収穫の秋を感じとることができたはずです。
経営概況説明
リンゴ園見学
めずらしい果物も栽培
美味しそうなのを選ぶ
苦そうだが、本当は苦くない
雨よけ栽培の利点を聴く
新稙リンゴの剪定実演
プル-ンの木下で