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新2年生の皆さん ─ 令和5年度 新学期メッセージ ─ | 拓殖大学北海道短期大学

新2年生の皆さん ─ 令和5年度 新学期メッセージ ─

新2年生の皆さんへ

令和5年4月3日
拓殖大学北海道短期大学
学長 田中 英彦

 令和5年度の新学期(地域振興ビジネスコースは4月12日開始)が始まりました。新2年生の皆さん、進級おめでとうございます。

 私は、篠塚徹前学長から襷を引き継ぎ、本学の学長を拝命しました。その責任の重さを痛感しております。学生の皆さんが安心して勉学に勤しみ、また40回目となる拓大ミュージカルやクラブ活動、学内外の地域プロジェクトなどに積極的に取り組み、人間として大いに成長してもらえるよう、教育環境を整え、教職員とともに皆さんを全力で支えていく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

 4月10日には、新入生を迎えます。皆さんが昨年経験したように、大学生活への大きな期待とともに、新しい生活への不安も抱えていると思います。先輩として、どうか新入生一人ひとりを笑顔と明るい挨拶で温かく迎えてください。大学の伝統は、学生の皆さんが創っていくものです。短期大学では、在学中には1年先輩と1年後輩との付き合いしかありません。したがって、皆さんが先輩から教わった伝統は、新入生に伝えなければ途切れてしまうことになります。本学の良き伝統をぜひ後輩に伝えて欲しいと願います。

 皆さんの卒業後の進路は、実家の農業を継ぐ人、企業や保育所・幼稚園に就職する人、4年制大学に編入する人など、それぞれです。2年生の1年間でやるべきことは多いと思います。皆さんは、今卒業して「何になるか」を考えていると思います。でも、皆さんには、ぜひ「どんな人間になるか」を真剣に考えて欲しいと思います。参考として、改めて本学の建学の精神、「拓殖大学の伝統である開拓者精神を継承し、実践的な知識や技術と豊かな人間性を兼ね備えた、広く社会の発展に貢献できる有為な人材を育成することを目的とする。」を贈ります。

 この一年が、皆さんにとって貴重な一年であることは間違いありません。勉強も遊びも、全力で取り組んでください。