「日本酒学」公開講座を実施しました。(11月11日)
令和4年11月11日に、農学ビジネス学科の講座「日本酒学」の一般公開を行いました。
いまや北海道ナンバーワンの杜氏といっても過言ではない、上川大雪酒造取締役副社長である川端慎治総杜氏を本学客員教授としてお迎えし、「地方創生蔵 上川大雪酒造の酒造り ~飲まさる酒とは~」と題して講義をしていただきました。
通常授業の学生たちに加えて、50名弱の一般参加の皆さんにご参加頂き、本学で一番大きい101教室は、コロナ対策のため1席空けで満席に近い状態となりました。
高校時代はラグビーに熱中したことなどの自己紹介から始まり、北海道の酒蔵の状況、上川大雪酒造の酒造りの特徴とマーケティング戦略など、時にユーモアも交えながらの講義は、その経験・実績からくる重みがあり、たいへんに聴きごたえのあるものでした。
上川大雪酒造の酒造りのコンセプトは、少量仕込み・少量生産による、基本に忠実な丁寧かつ高品質な酒造りにあります。その原材料として、酒造好適米の産地のみならず生産者にもこだわる、本当の「地酒」造り。手の感覚で蒸米の温度を感じ、一方で最先端のデータも大切にする、まさに匠のお話で、80分はあっという間に過ぎました。
学生アンケートでは、「北海道の酒造りがこんなにも凄いものだとは知らなかったので、とても驚きました」、「地域振興と共に進まれている酒作りのお話にとても感銘しました」、「私も川端さんみたいな体験がしたい」などの回答があり、心が動いた授業であったことが伺えました。
たいへんお忙しいなか、講義を快くお引き受けて頂いた川端総杜氏に、改めて感謝いたします。
次回の公開講座は、次のとおり、お酒と料理のマリアージュの講義です。多数のご参加をお待ちしております。
なおこれにあわせて、同日14:30から、社会人入学相談会を開催します。本学は、環境農学コースと保育学科において、多くの社会人学生を受け入れております。社会人入学の制度などについて、詳しくお伝えします。参加希望の方は、参加申し込みフォームで、お申込みください。
記
■令和4年11月25日(金) 開講 「日本酒学」公開講座
●時間;13時00分~14時20分
●演題:「食彩豊かな日本の食卓~料理と酒のハーモニー」
●講師:全日本司厨士協会北海道地方本部副会長
札幌パークホテル総料理長 舟橋 裕司 客員教授
場所
拓殖大学北海道短期大学 1階101教室
(参加者多数の場合は、別会場での視聴となりますので、あらかじめご承知おきください。)
参加申し込み方法等
受講料は無料です。下記の申込フォームより必要事項を入力してください。
(別紙の申込用紙に記入いただききファックスでも申し込みできます。)
●日本酒学公開講座にあわせて、社会人入学相談会を開催します(公開講座終了後に開催します)。
「社会人選抜制度」の詳細を知っていただき、進路選択の参考にしていただく機会として特別開催いたしますので、ぜひご参加ください
※詳細はこちらの記事ページをご覧ください。
新型コロナウイルス感染予防対策について
本学では新型コロナウイルス感染症の予防のため、以下の対応をいたします。
皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
・マスクの着用をお願いします。
・熱(本学の基準37.5度以上)のある場合や、体調が良くない場合は、参加をご遠慮ください。
・校舎出入り口や教室の前等に消毒液を設置していますのでご利用ください。
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