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第59回 農業セミナーを開催しました。(12月3日) | 拓殖大学北海道短期大学

第59回 農業セミナーを開催しました。(12月3日)

拓殖大学北海道短期大学「第59回農業セミナー」

 本学では12月3日、「スマート農業の現状と未来の農業」をテーマに第59回農業セミナーを開催しました。当日は、生産者や農業関係機関、学生など約180名が参加し、スマート農業に関する技術動向や今後の取り組みについて理解を深めました。

山黒良寛学長より、開会のご挨拶
多くの方にご来場いただきました
基調講演

 冒頭の基調講演では、株式会社クボタ特別技術顧問の飯田聡氏が「スマート農業の最新技術と海外情勢」をテーマに、国内外で進む技術活用の状況や、農業分野におけるデータ活用の可能性などに言及しました。

飯田 聡 特別技術顧問による基調講演①
飯田 聡 特別技術顧問による基調講演②
講演とパネルディスカッション 

 続いて、北海道大学大学院農学研究院長の野口伸氏が「次世代のスマート農業」について講演し、今後の技術導入の方向性や研究の視点が示されました。さらに、北海道立総合研究機構十勝農業試験場研究主幹の原圭祐氏からは「北海道におけるスマート農業の現状と課題」として、道内での取り組みや実証事例を踏まえた内容が取り上げられました。最後に、有限会社西谷内農場代表取締役の西谷内智治氏が「水田農業における将来展望」について、自身の営農経験を基盤とした実践的な取り組みを紹介しました。
 
講演後には、小林秀高学科長の進行によりパネルディスカッションが行われ、会場からの意見や質問も交えつつ、スマート農業を地域の営農現場へどのように結び付けていくかについて議論が深められました。昼食には、本学で収穫された農産物を使用した特製カレーが提供され、参加者同士の交流の場としても好評を博しました。食事を囲みながら意見交換が行われ、セミナー全体の雰囲気を和やかなものとしました。
 本セミナーを通じて、スマート農業の現状と今後の可能性について多面的に考える機会となりました。今後も本学では、地域社会と連携しながら、農業教育および人材育成に取り組んでまいります。

野口 伸 教授による講演
原 佳祐 研究主幹による講演
西谷内 智治 代表取締役による講演
パネルディスカッションの様子
テーマは「スマート農業で拓く未来の農業」
参加者からは多くの質問が寄せられました
登壇者の皆さまが一つ一つ丁寧に回答
学生たちは熱心にメモを取っていました
昼食は、本学農作物を使用した特製カレー
黒米ごはんのスペシャルカレーを提供しました


公式Instagram: takushoku.hc.ac.jp

公式X(旧Twitter): @Takushoku_hc