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日本事情Ⅰ(留学生科目) | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

日本事情Ⅰ(留学生科目)担当: 佐藤  賢(さとう けん)

開講コース

地域振興ビジネス 1年次 前期

目的と内容および到達目標

本授業は留学生が、日本の習慣と日本の文化に慣れ日本の社会を理解するための授業である。
日本事情Ⅰでは日本の習慣と歴史、留学生のための法律知識、政治機構、経済システム、環境などを、やさしい日本語使用して説明し、これらを通じ母国の生活・文化と比較して日本事情を理解する。
同時に日本語の読解力、語彙力、類義語、対義語などの習得も目指す。

到達目標は以下のとおりである。
・日本人の挨拶の仕方が理解できる。
・日本の歴史の流れを理解する。
・日本の習慣・文化を理解する。
・日本の特有の物の考え方や行動を理解する。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
  ④教育

授業計画

[前期]
1.日本での挨拶の基本(表情、食事、おじきの仕方)
2.身だしなみ
3.カジュアルデーについて
4.日本の歴史(1)
5.日本の歴史(2)
6.日本の政治史
7.第一次世界大戦後の日本
8.第二次世界大戦後の日本
9.高度経済成長
10.日本社会で働くということ
11.少子高齢化
12.日本の社会保障
13.日本の特徴
14.日本の教育制度
15.日本の教育、教育と社会問題

単位数

1単位、授業回数:15回

講義の進め方

配布プリントに沿って、授業を進める。授業の前半は3分間スピーチをしてもらい日本語を話す事に慣れてもらい、質問が容易にできるように発言の機会を増やす。また、学生からの質問についてはいつでも対応するので、不明なところは何でも質問すること。各週の講義ともその目的・要点を明確にし、さらに、新聞・テレビなどのニュースの時事問題についても説明する。

試験と成績評価

単元毎のレポート(50%)、最終の課題レポート(30%)授業に取り組む姿勢・意欲(20%)を総合的に評価する。

担当教員から受講生諸君へ

必ず全授業に出席すること。授業のノートを用意し、板書、説明箇所および重要部分は記述する。
5回の授業を欠席すると試験が受けられません。

使用教材

教科書 :使用しない(適宜プリントを配布)
参考書 :毎日新聞社『ニュース検定』、桂島宣弘著『留学生のための日本事情入門』(文理閣)
     日本事情・文化を教える(国際交流基金)、話すことを教える(国際交流基金)