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文章表現法 | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

文章表現法担当: 生方 雅男(うぶかた まさお)

開講コース

環境農学 1年次 前期

目的と内容および到達目標

大学の授業は高校までと大きく違い、学習内容に関する関係資料を調査し、関連する事項を整理するとともに、実際に測定したデータに基づいてレポート作成することになる。
この授業では、大学生としてどのように授業を受け、レポートの作成に活かすとともに、大学における学び方を学ぶことになる。各学生は、自己実現を図るため、学習に取り組む意欲や態度を自ら養成しながら、ビジネススキル(文章力、話す力、論理構築力など社会に出てからの仕事遂行能力)を高めることが肝要である。

到達目標は以下のとおりである。
・ 授業、文献、インターネットから有用な情報を見つけ、記録・整理し、情報内容を理解するなどして、レポートを作成するスキルを高める。
・ 定められた形式に従ってレポートや論文を作成する。
・ 適切な用語を使い、人に伝えることができる文章を作成する。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
  ④教育

授業計画

[前期]
1.ガイダンス
2.文章の書き方(メール)
3.文章の書き方(実習日誌)
4.文章の書き方(履歴書)
5.農業用語の習得(インターネット、書籍)
6.文章の要約(統計資料)
7.文章の要約(自然科学論文)
8.文章の要約(新聞記事)
9.文章の要約(ヒアリング)
10.科学レポートの作り方(全体構成)
11.科学レポートの作り方(はじめにと試験方法)
12.科学レポートの作り方(図表の作り方と記述)
13.科学レポートの作り方(考察とまとめ)
14.発表の仕方(プレゼンテーションの構成)
15.発表の仕方(プレゼンテーションのための文章作成)

単位数

2単位、授業回数:15回

講義の進め方

パワーポイントを活用しての説明、演習問題の実施などを基本として講義を進めます。

試験と成績評価

毎回の授業における受講態度(30%)・小テスト(70%)により評価する。定められた形式に従ってレポートを作成できたか、また、適切な用語を用いて、人に伝わる文章を組み立てられたか、評価する。

担当教員から受講生諸君へ

文章表現は、日々の訓練で身につくことから、授業で得たことを活かし、日ごろから意識して日本語を読む・書く・聞くよう心がける。この科目は極めて重要な科目であることから、全15回、無遅刻無欠席で臨むことが肝要である。

使用教材

参考書 :随時紹介