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情報技術の運用 | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

情報技術の運用担当: 庄内 慶一(しょうない けいいち)

開講コース

地域振興ビジネス 2年次 前・後期

目的と内容および到達目標

近年、情報環境が進化する中で、コミュニケーション能力、情報の収集と管理能力、レポートの作成能力、そして情報発信能力は、職業生活に必須となっています。また、企業などの組織においては、扱う情報の性質や量の変化に応じて、情報システムの環境整備が推進されます。組織の一員には、その環境整備を推進できる能力も重要です。
本講義の前期は、パソコンなどの情報機器を用いて、誰もが情報にアクセスできるための仕組みと機能を学習します。後期は、会議やプレゼンテーションなどの参加者の間で、やりとりされるすべての情報を共有する情報保障の提供方法を学習します。前後期を通じて、パソコンを用いることで、より効果的なプレゼンテーションや利用方法を習得することを目的とします。

到達目標は以下の通りです。
①基礎的なコミュニケーション能力、情報の収集と管理能力、レポート作成方法、情報発信能力を身につけている
②情報を共有する情報システムの仕組みと機能の基礎的な知識を備えている
③情報機器を道具として有効に利活用する基礎的な方法を理解している
④表現内容を構造化する手法および情報機器を利用した表現方法の基礎を習得している
⑤参加者の間で情報を共有するためのプレゼンテーションと情報保障の提供方法について説明できる

授業計画

[前期]
1. 仕事と学習のコンピュータ環境、遠隔教育システム、アクセシビリティ
2. アクセシビリティ機能へのアクセス
3. ナレーター
4. ハイコントラスト
5. スクリーンキーボード
6. 音声認識
7. マウス設定
8. マウスキー、固定キー、フィルターキー
9. サウンドに代わるテキストまたは画像
10. タッチ機能とタブレット
11. DAISY
12. 言語情報の入力と出力
13. 非言語情報の入力と出力
14. コミュニケーション手段と電子支援技術
15. アクセシビリティと情報保障

[後期]
1. 障害の概要、情報保障とアクセス確保の必要性
2. 視覚障害のある人の場合のバリア
3. 聴覚障害のある人の場合のバリア
4. 肢体不自由の人の場合のバリア
5. 点字による情報保障の提供方法
6. 拡大表示による情報保障の提供方法
7. 音訳による情報保障の提供方法
8. 電子ファイル、プレゼンテーション、移動に関する情報保障の提供方法
9. 手話による情報保障の提供方法
10. 要約筆記と字幕、補聴システムによる情報保障の提供方法
11. 会場内のアクセス、設備、会議、プレゼンテーションにおける情報保障の提供方法
12. 資料作成、プレゼンテーション資料作成のガイドライン、発表時のアクセシビリティガイドライン
13. 障害の定義、関連する法律、規格
14. 情報共有の資料作成とソフトウェア
15. 模擬演習と評価

単位数

2単位、授業回数:30回

講義の進め方

情報保障に関わる情報技術の基礎的な事柄について演習を通して学びます。また、eラーニングを活用し、予習と復習により理解を深めていきます。

試験と成績評価

科目の到達目標に関する基礎的な知識については、期末試験によって評価します。また、技能に関する事柄については、授業中に指示するレポート課題とあわせて評価します。

担当教員から受講生諸君へ

科目の到達目標に到達するために、毎時間、必ずノートをとり、授業内容とテキストの内容を良く理解する事が大切です。また、適宜、授業中に指示するレポート課題に取り組みます。

使用教材

教科書:『会議・プレゼンテーションのバリアフリー』,社団法人電子情報通信学会
参考書:『大学生のための基礎情報処理』,小関祐二,共立出版 その他、随時、授業内で紹介します