情報技術の基礎Ⅰ担当: 川眞田 政夫・米野 祐司
開講コース
地域振興ビジネス 1年次 前期
目的と内容および到達目標
本科目では、例題を通じ、基礎的なコンピュータの知識と利用技術を習得する。大学での情報活用能力の教育は、専門教育と教養教育の統合教育として、本質的な学びを目指す学士力の構成要素として機能している。信頼性に基づく情報の「選別・識別」、情報の瓢窃などの「倫理」への配慮、情報の整理・分析法、情報の表現・蓄積・発信に関する「手法・心得」などの能力が不可欠となる。
到達目標は以下のとおりである。
・数値データを活用し、知りたいことについて分析し、判断することができる。
・表作成における正確な操作、適切な機能活用の基礎的な技能を習得する。
・プレゼンテーションに係る双方向コミュニケーションの基礎的な技能を習得する。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
④教育 ⑨イノベーション
授業計画
[前期]
1.コンピュータ環境・コンピュータ環境の利用・情報収集とコンピュータ・Googleを用いた検索技術
2.オンラインストレージとファイルホスティング・情報倫理とセキュリティ・OSとアプリケーションソフト
3.コンピュータにおける文字入力と変換
4.データ分析とその表現・Microsoft Excelの基本操作
5.表の作成と印刷
6.Excel関数の利用①(SUM関数・AVERAGE関数)
7.Excel関数の利用②(MAX関数・MIN関数)
8.Excel関数の利用③(IF関数・VLOOKUP関数)
9.グラフの作成と編集①(グラフの要素と編集)
10.グラフの作成と編集②(ドーナツグラフと円グラフ)
11.グラフの作成と編集③(2軸上の棒グラフと折れ線グラフの複合グラフ)
12.データの並べ替えと抽出
13.ピボットテーブルとクロス集計
14.総合練習問題①(合否判定と成績結果)
15.総合練習問題②(顧客データ処理)
単位数
1単位、授業回数:15回
講義の進め方
Microsoft EXCELの基礎的な知識について実習を中心に講義する。
また、一部の授業を遠隔で開講する場合がある。
試験と成績評価
成績評価は、課題・実習(100%)により評価する。
課題は授業中に指示する。
担当教員から受講生諸君へ
科目の目標に到達するために、毎時間、課題提出すること。
使用教材
教科書 : 『大学生の知の情報スキル-Windows10・Office2016対応-』,共立出版