Topトップへ

音楽表現研究II | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

音楽表現研究II担当: 新川 聡子(にいかわ さとこ)

開講コース

保育学科 1年次 後期

目的と内容および到達目標

リトミックの応用的な内容の理解と技能を身に付けることを目的としている。
指導に必要とされるリズムについて、理論的にまた実践的に学び基礎的能力を養う。また、ダルクローズのリトミック理論について学ぶと同時に幼児に対しての指導方法を具体的に学び、指導に必要な技能を身に付ける。
 4・5歳児を対象とした指導法について実践的に学ぶ。指導に必要なリズムをステップやクラップを通して学び、体得する。ピアノ演奏法について実技を通して学ぶ。

到達目標は以下のとおりである。
 ・ダルクローズのリトミック理論について理解できる。
 ・4・5歳児指導法、ピアノ演奏、リズムを体験して指導できる。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
  ④教育、⑯平和

授業計画

[後期]
1.4歳児の基本的な指導法:前期または1学期の活動
2.4歳児の基本的な指導法:前期+後期または2学期の活動
3.楽しいリトミックの経験:リズムカノンと3拍子によるリトミックの実践Ⅰ
4.4歳児を対象とした基本的なリズムの演奏法
5.4歳児の基本的な指導法:後期または3学期の活動
6.5歳児の基本的な指導法:前期または1学期の活動
7.楽しいリトミックの経験:リズムパターンと4拍子によるリトミックの実践Ⅱ
8.5歳児を対象とした基本的なリズムの演奏法
9.5歳児の基本的な指導法:前期+後期または2学期の活動
10.5歳児の基本的な指導法:後期または3学期の活動
11.楽しいリトミックの経験:複合拍子によるリトミックの応用Ⅰ
12.4・5歳児の指導法の総括
13.楽しいリトミックの経験:ostinatoによるリトミックの応用Ⅱ
14.5歳児を対象とした応用的なリズムの演奏法
15.リトミックの理論とダルクローズについて

単位数

1単位、授業回数:15回

講義の進め方

4,5歳児指導法のテキストを用いて、実践的に学ぶ。指導に必要なリズムをステップやクラップを通して学び、体得する。ピアノ演奏法を伴い学ぶ。

試験と成績評価

定期試験(技能試験)(70%)、毎回の授業の参加態度(30%)で行う。

担当教員から受講生諸君へ

学びを深めるために授業においても常に復習を重ねるが、到達できていない課題については、特に特に自己研鑽によって克服する努力が必要。感性に関わる内容が多いので、日常的な復習が望ましい。身体を動かす授業であるため、動きやすい服装で、底の薄いシューズを用意すること。

使用教材

教科書 :幼稚園・保育園のためのリトミック4(リトミック研究センター編)
幼稚園・保育園のためのリトミック5(リトミック研究センター編)
参考書 :使用しない