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教育実習<実習> | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

教育実習<実習>担当: 山田(克) ・横関・秋月

開講コース

保育学科 1・2年次 前・後期

目的と内容および到達目標

本実習は、幼稚園教諭免許状取得のための必修科目である。実習を通して、幼稚園の役割や機能し、幼稚園教諭の業務内容や職業倫理について学ぶ。子どもや利用者の実態を理解するとともに、保育や支援に当たる幼稚園教諭や保育教諭の活動を観察し、保育や養護について実践的に学ぶことを目的とする。

到達目標は以下のとおりである。
・関連する科目や実習を踏まえ、幼稚園や幼保連携型こども園の役割や機能について理解している。
・幼稚園や幼保連携型こども園の実態や子ども理解を基盤に、子育て支援、 特別な教育的ニーズ、保護者・家庭支援の重要性等を理解している。
・保育指導の計画や方法・観察・記録及び自己評価等について実践し、必要な知識や技能を身に付けている。
・幼稚園教諭の業務内容や職業倫理について理解している。
・実習を振り返り、自己目標や課題を明らかにしている。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
  ①貧困 ③保健 ④教育 ⑤ジェンダー

授業計画

[1年次]
【実習期間】5日間
【実習時期】9月上旬
【実習先】幼稚園、幼保連携型こども園
【主な実習内容】
・幼児教育の意義や目的を理解する。
・子どもの生活や幼稚園教諭・保育教諭の役割を観察し、子どもの興味関心、環境へのかかわり方、遊びの実態などを学ぶ。
・幼稚園や幼保連携型こども園の概要を把握し、その機能や役割を理解する。
・実習日誌の記入の仕方や記録の仕方を身に付ける。
・実習後は、実習をふり返り、新たな課題を見つけ2年次の実習に活かす。

[2年次]
【実習期間】15日間
【実習期間】8月下旬~9月上旬
【実習先】幼稚園、幼保連携型こども園
【主な実習内容】
・幼稚園や幼保連携型こども園の特徴や幼稚園教諭・保育教諭の業務について理解する。
・指導案や課題の作成を通して、子ども理解、保育の内容や方法に対する理解、指導計画の意味、教材研究などを理解し実践する。
・子どもの動きや遊びの様子、保育者の役割を観察し、適切に記録するとともに実践に活かす。
・自らの実践を省察し、自己目標をより明確にする。

単位数

4単位

講義の進め方

原則として保護者住所(自宅)から通勤が可能な実習先を選択し、1年次5日間、2年次15日間の実習を行う。

試験と成績評価

「教育実習日誌」の記述内容(20%)、実習先による「教育実習評価」(30%)、実習に必要な課題や提出物(15%)を、教育実習事前事後指導評価(35%)と組み合わせて評価する。

担当教員から受講生諸君へ

実習指導で学習した内容を生かし、積極的に様々な活動に取り組むことが重要である。社会人としての自覚をもち挨拶・言葉使い・身だしなみ等の基本的マナーに留意し、また実習期間中の健康管理に十分気を付けてほしい。

使用教材

実習に係る書類や日誌等は、適宜配付する。