深川市困窮大学生生活応援事業が始まりました。
掲載日:2021年06月28日
6月27日(日)30℃を超える炎天下の中、深川市困窮大学生生活応援事業に本学学生・教職員22名が参加し、旧深川農業高校跡地のグラウンドでゴミ収拾作業に従事いたしました。
この取り組みは本学学生よりコロナ感染症が確認されたことを踏まえ、感染拡大対策として実施した15日間の休校期間にアルバイト制限で大きな影響を受けた学生達の救済措置として、深川市行政が公益事業の人員枠の一部を本学学生に割り当て、労働機会を提供していただいたものです。
今回の作業現場は冬の期間、近隣市街地の雪捨て場として使用されている場所であり、雪に混じったコンクリート片や空き缶などのごみを4班に分かれ拾い集めました。作業合間の休憩中には、市役所職員の方々から学生達に向けて、深川市の特長を伝授していただくなど貴重なフィールドワークが体験できました。
仕事を終え大学に戻った学生の体験アンケートには、今回の応援事業で得た対価を、「まずは食費に充て、コロナが収束したら友達と遊び、一緒にごはんを食べに行きたいと思います。」と学生達の素直な胸の内が語られていました。
この事業は今後も8月上旬頃まで、土曜日、日曜日に市内各所で予定されています。こうした取り組みを通して、ひとりでも多くの学生が、本学と地域との繋がりの深さを知り、有り余る若いエネルギーを「公」に還元できるような活動をこれからも深川市と協力し合い、考えていきたいと思います。