~学生の皆さんへ~ 平成31年度 新学期メッセージ
~学生の皆さんへ~
平成31年度 新学期メッセージ
拓殖大学北海道短期大学
学長 篠 塚 徹
新学期に当たって
平成31年度の新学期が始まりました。雪の季節が終わり、深川の地にもいよいよ本格的な春がめぐってきました。5月からは新元号令和の下での学生生活になりますが、広いキャンパス内のおいしい空気を胸一杯に吸って、新学期をスタートさせましょう。
本学は創立53年目を迎えましたが、今や深川市に腰を据えた”北空知に無くてはならない短期大学”としてその存在感を高めています。創立以来、農業系・経済系・保育系という3本の柱を基本に学科・コースを編成し、時代の要請に応えながら学科やカリキュラムを修正しつつ、ひたすら社会に必要な人材を育成してきました。皆さんの先輩方は、多方面において存分に活躍しておられます。
本学の小規模な収容定員は、皆さんが学ぶ環境を快適にしていると思います。2年生は、これまでの学生生活でこの点を実感しているのではないでしょうか。学生同士や学生と教職員との人間的な距離が近く、自然と親近感が生まれ、お互いの信頼関係が築かれていきます。おのずとキャンパス内の風通しが良くなり、明るい雰囲気に包まれます。学生も先生もみんな、明るく笑顔で挨拶を交わしていますが、新入生の皆さんもすぐこの様子に慣れて元気に挨拶を交わすことになるでしょう。
学生の本分は学業にありますが、クラブ活動などの課外活動も盛んに行われています。適度なクラブ活動は、勉学に良い影響を与えると言ってよいでしょう。昨年も嬉しいニュースがありました。全国私立短期大学体育大会において、女子バスケットボール部が優勝して大会2連覇を果たし、バトミントン部は男子団体とダブルスの部で優勝しました。他の体育系クラブや文科系クラブも活発に活動し、アウトドア同好会も活動を復活させたようです。ビブリオバトルの諸活動も、貴重です。本学最大の対外公演である拓大ミュージカルには、学科横断的に多くの学生が参加しています。授業の終了後に地道に練習し、準備を重ね、その過程で汗を流し、創意工夫することは、学生生活の重要な要素です。
今日まで本学を暖かく見守り受入れてくださっている地域の方々のご支援とご協力は、本学が発展してきた大きな理由です。皆さんは地域の方々と交流することによって、学生生活を一層豊かにできると思います。また、学業に励むとともに、サークル活動やボランティア活動を通じて多くの出会いを経験し、二度と来ない青春の一時期を謳歌してください。
早速履修登録をしなければなりませんが、皆さんが困らないように懇切丁寧なオリエンテーションをしますので、納得のいく科目選択をしてください。長い人生において本学で学ぶ2年間は長くはありませんが、忘れえぬ2年間の学びになることを願っています。
皆さんが、心身ともに健康で溌剌と新学期を開始することを心から願っています。