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保育内容研究Ⅵ(こどもの造形表現) | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

保育内容研究Ⅵ(こどもの造形表現)担当: 大和 正枝(やまと まさえ)

開講コース

保育学科 2年次 後期

目的と内容および到達目標

・領域「表現」のねらい及び内容を理解するとともに、乳幼児の発達や学びの過程を理解し、領域「表現」
 に関わる具体的な指導場面を想定した保育を構想する方法を身に付ける。
・保育内容の各領域を総合的に捉え、表現活動を中心に乳幼児の実態に応じた保育内容の展開や指導方法を学ぶ。
身体の動きや五感、音やリズム、ものの色や形や質感など、様々な表現のツールを用いて表現活動の特徴や面白さを確認し、応用や発展を考え、実践を重ね、総合的な表現活動を構想、計画、指導、実践する力を身に付ける。 
到達目標は以下のとおりである。
・領域「表現」のねらい及び内容、乳幼児が経験し身に付けていく内容と指導上の留意点並びに全体構造を理解する
・養護及び教育に関わる保育の内容が、それぞれに関連性を持つことを理解し、評価の考え方、小学校の教科等とのつながりを理解する。
・乳幼児の心情、認識、思考及び動き等を視野に入れた保育の構想の重要性を理解する。
・領域「表現」の特性及び乳幼児の体験との関連を考慮した情報機器及び教材の活用方法を理解し、保育構想に活用することができる。
・指導案の構想を理解し、具体的な保育を想定した指導案を作成するとともに、模擬保育とその振り返りを通して、保育を改善する視点を身に付ける。
・領域「表現」の特性に応じた保育実践の動向を知り、保育構想の向上に取り組むことができる。

授業計画

[後期]
○季節の製作(主に折り紙で季節のものを折る) →壁面構成、父母参観日の製作等へ発展する。
○適宜、おもちゃの紹介(実際に遊んでみる)実際に作る。〇絵画に関しての授業(絵の具)〇指導案立案
1.領域「表現」のねらい・内容を踏まえて、造形表現活動指導の展開を考える。
演習:季節(初夏)の製作と指導法
2.乳幼児の造形表現活動の実践例 演習:季節(夏)の製作と指導法
3.教材の提示、展示の実践例  演習:壁飾りや壁面構成への応用       
4.身近な素材を用いた表現活動の展開を考える 演習:手作りおもちゃ①転がる
5.自然、身近な素材を用いた表現活動の展開を考える 演習:手作りおもちゃ②風をとらえる                  
6.自然、自然物(押し花等)を用いた表現活動 演習:季節(秋)の製作と指導法
7.教材活用実践例の研究:おもちゃの意義や年齢別特徴、素材による比較等
8.幼少接続、美術教育についての講義・・・幼児教育において「絵を描くことの意義」等、話し合う
9.保育を想定した指導案 演習:季節(冬)の製作と指導法
10.指導案と保育の展開の実際:絵の具による描画・着色(木の葉を描く、雪を描く)。模擬保育
11.環境を踏まえた教材研究、学びの応用  演習:製作物の応用                  
12.年中行事と造形表現を考える  演習:新春の製作物
13. 保育の構想  演習:季節・行事(春)の指導と展開と指導案        
14.身近な素材を用いた造形表現活動の実践例 演習:紙コップ。ストローを使った手作りおもちゃ製作
15.保育の場における表現活動を考える  演習:既製品のおもちゃを使った遊び、カードゲーム等。模擬保育

単位数

1単位、授業回数:15回

講義の進め方

講義と製作(特に折り紙を使って)で進めて行く(個人で作ったり、グループでの製作)。

試験と成績評価

レポート50%と課題製作50%

担当教員から受講生諸君へ

製作で手先を使うことが多く、苦手な学生さんは嫌いな授業になるかもしれないが、就職したときにすぐに活用できるようにしたい。製作の時間が多いが、「表現」の内容を理解できるよう進める。「基本を知って、応用する力」を特に身に付けて欲しい。作ることやおもちゃで遊ぶことの楽しさを実感して欲しい。

使用教材

教科書 :適宜、プリントを用意する。   保育所保育指針(平成29年3月告示 平成30年施行)
参考書 :毎月出版の保育雑誌(プリプリ、保育とカリキュラムなど)芳賀哲「作って・歌って・話して・あそぶ おはなし小道具」(一声社) ひかりのくに 「造形あそび  0~5歳児」 
     ひかりのくに「絵画・制作・造形あそび カンペキBOOK」 黎明書房「乳幼児の絵画指導」
用 具 :工作の用具等を個々で用意する。