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保育内容Ⅲ (子どもの健康) | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

保育内容Ⅲ (子どもの健康)担当: 秋月 茜(あきづき あかね)

開講コース

保育学科 1年次 後期

目的と内容および到達目標

領域「健康」のねらい及び内容について背景にある専門領域と関連させて理解を深めるために、乳幼児期の発達に即して、主体的・対話的で深い学びが実現するよう具体的な指導場面を想定して保育を構想する方法を身に付ける。また、保育者として育みたい資質・能力について理解し、子どもたちの心身の成長を促すことができる多様な運動遊びを習得し実践する。

到達目標は以下のとおりである。
・領域「健康」のねらい及び内容について背景にある専門領域との関連を踏まえて理解を深める。
・乳幼児期の発達に応じた保育を構想し具体的な指導方法を身に付けることができる。
・乳幼児期の年齢に応じた運動遊びを習得し実践することができる。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
  ③保健  ④教育  ⑧成長・雇用

授業計画

[後期]
1.保育指針等に基づく領域「健康」のねらい、内容、全体構造の理解
2.乳幼児期の発達に応じて育む動き等を視野に入れた保育構想についての重要性
3.乳幼児理解に基づく心情、認識、思考等を視野に入れた保育構成と指導上の留意点の理解
4.保育指針等に基づく評価についての考え方
5.乳幼児期の経験を通して身に付ける内容を踏まえた小学校教科等とのつながりの理解
6.現代的課題や保育実践の動向を把握し、小学校教科等のつながりへの理解
7.保育実践へ向けての乳幼児の心身の発達の理解と経験していく内容の習得
8.乳幼児理解に基づく情報機器及び教材の作成
9.乳幼児理解に基づく具体的な保育構想と指導法
10.乳幼児期の発達に応じた指導案の構造と作成Ⅰ:指導案作成
11.乳幼児期の発達に応じた指導案の構造と作成Ⅱ:模擬保育
12.模擬保育の振り返りと保育の改善Ⅰ:指導案作成
13.模擬保育の振り返りと保育の改善Ⅱ:模擬保育
14.乳幼児期の経験とその内容における評価について
15.情報機器及び教材の活用に基づく保育実践の動向と保育構想の向上へのつながり方

単位数

1単位、授業回数:15回

講義の進め方

主に活動場所は体育館又は屋外とするが、必要に応じて教室を使用する場合もある。
グループ活動を中心に取り組み、模擬保育や実習を意識しながら取り組む。
シャトルノートの提出は基本的に毎週求めるので、提出期限は必ず守ること。

試験と成績評価

定期試験による評価(50%)
毎時間の活動内容のまとめ(シャトルノート)(30%)
模擬保育の指導案作成と実践の様子(20%)

担当教員から受講生諸君へ

・体育館では必ず適切な上靴を利用すること(入館前に履き替え、下駄箱へ外靴を入れる)。
・授業時には、運動しやすい服装(ジャージなど)に更衣しておくこと。
・授業実施場所を入退する際(トイレ、水分補給など)は、必ず担当教員の許可を得ること。

使用教材

保育所保育指針(平成29年3月告示厚生労働省)・幼稚園教育要領(平成29年3月告示文部科学省)・幼保連携型認定こども園教育・保育要領(平成29年3月告示 内閣府、文部科学省、厚生労働省)
「子どもの元気を取り戻す保育内容「健康」」池田裕恵 編著(杏林書院)、「演習保育内容健康」河邉貴子 編著(建帛社)、「保育と幼児期の運動あそび」岩崎洋子 編著(萌文書林)