Topトップへ

ダルクローズリトミック理論 | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

ダルクローズリトミック理論担当: 土門 裕之(どもん ひろゆき)

開講コース

保育学科 1年次 前期

目的と内容および到達目標

本演習は、ダルクローズ・リトミック・エレメンタリー資格取得のための基礎的理解を深めることを目的とし
ている専門科目である。身体全体を用いて音楽のみならず様々な能力を導き出すダルクローズ音楽教育法についての理論的学びを深め、他関連科目(基礎科目入門)と密接にリンクしながら個々の音楽的能力を高めていく。同時に、3領域についての学びを体験的に学び、自己成長できる基礎的能力を養う。同時に、幼児教育分野で活かすことのできるダルクローズのアイデアについて考察する。

到達目標は以下のとおりである。
・ダルクローズ・リトミックの教育的効果について理解できる。
・即興演奏、ソルフェージュ、リズム運動、これらの連関について体験し、その効果を理解できる。

授業計画

[前期]
1.ダルクローズ・リトミックとは?
2.リトミック(リズム運動)、ソルフェージュ、即興演奏について
3.音楽的表現のための身体能力を育む①身体の使い方・動かし方
4.音楽的表現のための身体能力を育む②細かな表情の表現方法
5.4小節フレーズの身体表現①(バイナリービートを中心に)
6.4小節フレーズの身体表現②(ターナリービートを中心に)
7.オスティナートリズムの理解とフォロー ①(クラップを中心に)
8.オスティナートリズムの理解とフォロー ②(全身運動を中心に)
9.リズムカノン①(ステップ&クラップ)
10.リズムカノン(②ステップ&クラップ&指揮)
11.メトリックトランスフォーメーションの理解とポリリズムの理解①(クラップを中心に)
12. メトリックトランスフォーメーションの理解とポリリズムの理解②(全身運動を中心に)
13.オノマトペと即興身体表現
14.模擬試験形態による総合的到達レベルの確認と自己評価(振り返り)
15. 口述によるリトミック理論の理解度確認、今後の個別的課題の確認

単位数

1単位、授業回数:15回

講義の進め方

テキストを用いた理論的学びと、実技による身体的学びをミックスした展開となる。従って、動きや聴感覚トレーニング、記譜など、学習素材を様々な領域から学ぶことになる。

試験と成績評価

定期試験は実施しない。成績評価は実技到達度(60%)及び提出物(40%)で行う。

担当教員から受講生諸君へ

学びを深めるために授業においても常に復習を重ねるが、到達できていない課題については、特に自己研鑚によって克服する努力が必要。感性に関わる内容が多いので、日常的な復習が望ましい。常に動きを伴うので、動きやすい服装で受講すること。授業時間外でも質問に応じるので、向上心を持って臨んでほしい。

使用教材

教科書 :エミール・ジャック=ダルクローズ著『ダルクローズ論文集 リズムと音楽と教育』全音楽譜出版社
     エリザベス・バンドゥレスパー著『ダルクローズのリトミック』石丸由理訳 ドレミ楽譜出版社
  コンコーネ50番(中声用)全音楽譜出版社
     コールユーブンゲン(学生用)音楽の友社
参考書 :教科書以外の楽譜等については授業で配布する。