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[アウトドア同好会]春の野草観察会が行われました。(6月9日) | 拓殖大学北海道短期大学

[アウトドア同好会]春の野草観察会が行われました。(6月9日)

アウトドア同好会『春の野草観察会』

 アウトドア同好会の春の野草観察会が6月9日(日)に行われました。早起きが苦手な学生たちですが、やや肌寒い早朝5時、農場事務所前に集合して、幌加内町蕗の台を目指しました。参加者は学生8名、社会人学生OB、そしてサポート隊の農場・事務部スタッフです。途中のトイレ休憩も含め、2時間余りで現場に到着。
 春の野草観察会ですが、メインの目的は現場の名前通り「蕗取り」です。まずは、古屋特任教授から、良い蕗の見分け方、鎌の使い方(鎌を使ったことのない学生がほとんどです)、そして春の山の空気や小鳥のさえずりを全身で感じるように指導いただきました。

活動を始めるころには気温も上がってきました。時には、川を越え、いい蕗を探します。熊よけの鈴も必需品の現場です。


蕗やイタドリの合間からは、珍しい野草が姿を現します。以下、出会った可憐な花たちです。

<シャク>

<ノビネチドリ>

<オドリコソウ>

<タチツボスミレ>

<エゾタニウツギ>

<オオバナノエンレイソウ>


 今年は、雪解けの早さや5月の高温の影響か、蕗の生育が進み、虫に食われた蕗が多く、鎌で刈ると水がドバっと噴き出すような蕗があまりない条件で、選別に手間取りましたが、2時間ほどで肥料袋いっぱいの収穫です♬

 1年生の農業基礎実験で学習したフキノトウと蕗の関係、キーワードは「雌雄異株」、「地下茎」、「栄養繁殖と種子繁殖」についても、現物で復習しました。

 蕗の他にも、ウドの先端も天ぷらで楽しめます。

 最高の天気のなか、大満足の学生達でした。