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第4回深川市民公開講座が開催されました。(11月26日) | 拓殖大学北海道短期大学

第4回深川市民公開講座が開催されました。(11月26日)

<第4回深川市民公開講座で本学の岡﨑正昭教授が講演を行いました>

11月26日(土)10:00から深川市中央公民館での公開講座には、机椅子が足りない程の61名の多くの市民の方が参加されました。演題は「食の安全は、今?!」副題として~農薬まみれ虫も嫌う遺伝子組換え作物を子供や孫に食べさせる勇気はありますか?~ということもあり、いつもの講座よりも女性の参加者が多く、岡﨑先生の真剣な話に皆さん引き込まれて、あっという間の1時間半でした。

 最初に岡﨑先生からは日本のおける遺伝子組換え作物に関する報道の少なさや、食糧の安全保障を崩壊させる農協改革について、なかなかTVなどでは報道されないことの神髄を豊富な資料で解説されました。遺伝子組換え作物が世界に蔓延し、我々の口に届いている事実を確認しました。
 次ぎにマスコミが報道しない日本の食糧危機として、遺伝子組換え作物から製造されるたくさんの加工原料、それは名前としてはなじみのあるものから、難しい名前までこんなに沢山ある。炭水化物ではデンプンや甘味料、糖アルコールなど、脂質では食用油、脂肪酸など、タンパク質では大豆、小豆、家畜の餌としての遺伝子組換えナタネなどについて、多くの食品添加物として、現在販売されている食品に入っている事実について説明されました。
 そして、日本の食生活をもう一度見直して、原料を買ってきて家庭で作ることの大切さ、豆類の栄養価値の高いことで講演を締められました。

講演終了後の質問には、これから家に帰って何を食べたら良いのか?など、現在の売られている加工品や食に対する認識が変わった市民も多くいらっしゃったようです。
参加された市民の皆様大変ありがとうございました。

次回は来年2月18日(土)に本学平尾政幸准教授による「英語の語源に学ぶ」が行われます。

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岡﨑先生の挨拶で始まりました。多くの市民の方で会場は一杯です
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日本ではなかなか報道されない食については・・・!
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手話通訳の方も活躍されています
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食品添加物の中には色々なものが入っている

<第5回 深川市民公開講座>

○日時:平成29年2月18日(土曜日)10:00~11:30
○会場:深川市中央公民館
○演題:「英語の語源に学ぶ」
○講師:拓殖大学北海道短期大学 農学ビジネス学科 准教授 平尾 政幸
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  ●深川市ホームページ→ 深川市民公開講座のお知らせ
  ●深川市民公開講座→ PDFファイルポスター(PDF589KB)