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ハウス展帳実施、キャンパス見学会を開催しました!(環境農学コース編) | 拓殖大学北海道短期大学

ハウス展帳実施、キャンパス見学会を開催しました!(環境農学コース編)

 去る21日には春分の日を迎え、夜と昼の時間の長さが逆転し、日差しが長くなり、北空知にもいよいよ春到来を思わせる陽気がやってきました。この陽気は1週間続くとの予報もあり、まだまだ田畑に残る積雪が一気に融けて欲しいと農業関係者の皆様は期待していることと思います。

 さて、去る24日(土)には保育学科共々農学ビジネス学科環境農学コースも8名の高校二年生の参加を持って
キャンパス見学会を開催いたしました。

 環境農学コースでは一部育苗も始めておりますが、まだまだこれからの所ですが、私たち教職員としても高校生に環境農学コースの学修の内容、卒業後の進路などを出来るだけ知って欲しい。また、どのような校舎でどんな設備があり、どんなことを学んでいけるのかなど高校生にとっては今進路を決める最も大事な時期であり、少しでも伝えたいとの思いで開催しております。その点で本校を訪ねてくれた8名の諸君は大変志のある、意欲のある高校生であることが伺えました。

 以下に環境農学コースの模擬授業(実験・実習)の風景を交え、写真でダイジェストいたします。

 入試広報委員長を務める山田英吉教授の40名を数える参加者への挨拶

入試広報委員長の山田英吉教授から歓迎の挨拶

環境農学コース模擬授業

 花卉専門の生方教授が作物を育てるために最も大事な要素の一つである土壌の肥効を調べるために、3月17日(土)に展帳したハウスの土壌のEC(電気伝導度)測定の実習を行いました。
 分析実験室でその意義をプリントを元に説明され、その後、全員で農機具庫に行き、水田長靴に履き替え、ハウスに行き、土壌の採取方法を教えていただき、9区分された区画の土壌を分析室までバットに入れて持ち帰ります。

ハウスに入るため長靴に履き替えます
ハウスの入ったトタンカメラが曇ってしまった!
その原因はハウスが余りにも高温になり、地面から湯気が立っています
表土をはぎ、さらに彫り込み、きれいな斜めの断面から移植ごて一つ分を採取します
割り当ての区画に散らばり、指南通り採取します
持ち帰った土壌を細土し、土壌10gにつき正確に50mlを精密な器具を使ってポリ瓶に入れます
土壌と水をなじませている間に、ECについて齋藤教授による自作の大型テスターで分かりやすく解説
各自、二桁精度のEC値測定器で測定を体験します
測定終了後、ハウス内の各測定点の結果から、生方教授がハウス内土壌の肥効の解説を行いました
最後に各参加者には、岡田先生から本学岡崎ゼミ特製のパウンドケーキのお土産の紹介がありました

 

ハウス展帳、第二弾

 本日は朝から快晴で無風と展帳には絶好のコンディションです。8:00には二年生が20名近く駆けつけ、最初は本学で最も大きなハウスから始めます。昨年度新規更新したばかりの稲ハウスです。続いて、中型ハウスを二棟、合計三棟を二時間も経たずに終えるなど、後継者が多い今年の二年生の意気込みが伝わってきます。

以下に、二年生の奮闘ぶりと教職員との共同作業を写真でダイジェストします。

集まった学生、教職員に農場の石田さんから挨拶があり、今日の段取りの説明がありました
50mハウスの展帳につき、汚れが付かないように大事に抱えて連なります
横に並んだら、徐々に片側からビニルを持ち上げていきます
さすが若い者は身軽です!
うまく、ビニルが両側に垂れているか確認!
ビニルシートをパッカーで押さえ、さらに、紐で押さえます。万全!
概ね完成!新品なだけに透明感溢れるハウスです!
中型ハウスにも取りかかります
二年生の動きは揃って、しっかりしています!
ハウス周辺の雪は融雪剤をまいてもかなり厚い!
拓大農場はかなりの厚さの雪ですが、今の陽気で消えて無くなれー!